車の購入予算と目安年収！無理なく買えるおすすめの車を紹介

「自分の年収レベルだと、いくらの車なら無理なく買えるんだろう…」と悩んでいる方。
生活のバランスを考えて、車だけにお金を使いすぎないように適正価格を知っておきたいと考えるのは当然だと言えます。

とは言え、具体的にはどのように身の丈にあった車を選べばいいのか分からないですよね。
そこでこの記事では、年収を目安に無理なく購入出来る車の一般的な金額や車種を紹介していきます。

また、記事の後半では「年収レベルより上の車が欲しい」という方に向けて、金銭的な負担を抑えて憧れの車を手に入れるコツも紹介しているので、合わせて参考にしてください。

車の購入予算は年収の半分以下が目安

さっそく結論からお伝えしますが、年収を目安に車を購入する場合には、車の価格が年収の半分以下に収まるようにするのが良いと言われています。
その理由は簡単で、下記のように、統計的に購入後の生活費の圧迫を避けるために用いられている説になっているようです。

• 年収の半分以下の値段であれば、頭金や購入代金を用意出来る人が多い
• 維持費や税金を考えると、年収の半分以下の方が無理なく購入出来る

ただし、「車の購入代金＝年収の半分以下」というのはあくまでも一般的な指針になります。
ご家庭の経済状況が以下に該当する場合には、必ずしも当てはまるわけではないので注意をしてください。

年収別！おすすめの車一覧表

では次に、一覧表を使って年収別におすすめの車を紹介していきます。

年収	目安予算	おすすめの車
200万円台	100万円前後	スズキ・アルト ダイハツ・ミライース ホンダ・N-WGN
300万円台	150万円前後	スズキ・ハスラー ホンダ・N-BOX
400万円台	200万円前後	トヨタ・アクア 日産・ノート
500万円台	250万円前後	日産・エクストレイル トヨタ・ヴォクシー
600万円台	300万円前後	トヨタ・プリウス スバル・インプレッサ トヨタ・エクスファイア
700万円台	350万円前後	ジープ・レネゲード マツダ・CX5
800万円台	400万円前後	アルファロメオ・ジュリエッタ ホンダ・アコードハイブリッド
900万円台	450万円前後	メルセデス・ベンツ Cクラス アウディ・Q3
1,000万円以上	500万円前後	BMW・X1 キャデラック・ATS

グレードやオプション品を充実させたい場合には、ワンランク下の車を購入するのも1つの手です。
ぜひ、参考にしてください。

年収を目安にする上で忘れてはいけない車の維持費

年収を目安に車を購入する上で忘れてはいけないのが、維持費になります。
なぜなら、車は所有しているだけでもザッと以下のような費用を日々支払う必要があるからです。

【車の維持費】

【車種別の維持費相場】

軽自動車	コンパクトカー	ミニバン
40万円前後／年	45万円前後／年	50万円前後／年

つまり、購入代金にばかり目を向けて車を選んでしまうと、その後の生活が圧迫されてしまう可能性があります。
特に、輸入車は国産車よりも維持費がかさみやすいので注意をしてください。

年収目安を超えた車を購入するための5つのコツ

「年収目安を超えた車が欲しい」といった場合には、以下の5つのコツを参考に購入代金等を節約するのがおすすめです。

• 新古車や中古車を選ぶ
• 頭金を用意して低金利ローンを利用する
• カーリースや残クレを利用する
• 値引き交渉に挑む
• 古い車を高く売る

なぜなら、正規のルートでそのままディーラーから新車を購入してしまうと、後々に生活が厳しくなってしまう可能性があるからです。
とは言え、この5つのコツを実践する場合にはいくつかの注意点を心得ておく必要があります。

詳しい内容はこの次に一つひとつ紹介していきますので、ぜひ読み進めてみてください。

新古車や中古車を選ぶ

年収目安を超えて車が欲しい場合に1番手っ取り早いのが、「新古車や中古車を選ぶ」といった方法です。
例えば、新車ではなく年式3年・走行距離3万キロといった条件の中古車を選ぶだけでも、購入費用を数十万円前後は節約出来るケースがあります。

また、新車に近い車を希望する場合には、新古車と呼ばれるナンバー登録されているだけの未使用車を選ぶだけでもかなりお得に購入出来る事があるのです。
いつも新車を購入している人にとって中古車はハードルが高いかもしれません。

ただ、いくつかのポイントを押さえれば、品質の良い中古車を手に入れられます。
ぜひ、以下の記事を参考に、新古車や中古車の購入も検討してみてください。

　コスパ最強の中古車15選！選ぶポイントや注意点も解説
　中古車購入の4つの流れ！初めての方にも分かりやすく解説

頭金を用意して低金利ローンを利用する

「年収目安を超えた車が欲しいけど、維持費を出来るだけ抑えたい」という場合には、ある程度の頭金を貯めてから低金利ローンを組むのがおすすめです。
自動車ローンを組む時の頭金の相場は、総額の約20～30％だと言われています。

余裕を持って40～50％は用意しておくと、以下のようなメリットが発生します。

• 月々の自動車ローンの支払いが楽になる
• 低金利ローンの審査に通りやすくなる

また、ローンは借入先によって金利やメリット・デメリットが大きく変わるものです。
ローン払いを考えている方は、以下の記事を参考にどこからお金を借りるのかをよく検討してみてください。

　ディーラーローンの仮審査！本審査との違いや通るコツは？
　自社ローンとは？中古車購入時はデメリットや仕組みに注意！

カーリースや残クレを利用する

「短期間でもいいから年収目安を超えた車が欲しい」という場合には、カーリースや残クレを利用するのも1つの手です。
どちらも大まかな仕組みは同じで、下記のような支払い方法になります。

• 数年後に販売店に車を返却（売却）するのが前提条件
• まとまったお金がなくても月々の支払い額を抑えて車を購入出来る

【残クレとカーリースの違い】

名称	特徴
残価設定クレジット（残クレ）	月々の支払い額が変動（車検、メンテナンス、税金は別途支払い）
カーリース	月々の支払い額が一定（車検、メンテナンス、税金も月々の支払いに含まれる）

ただし、購入した車に長期間乗り続けたい方や車を好きにカスタムしたい方には、デメリットが大きい支払い方法です。
以下の記事を参考に、本当に残クレやカーリースを利用して車を購入するのが自分に適しているのか検討してみてください。

　残クレの仕組みとは？メリット・デメリットで損得タイプを解説

値引き交渉に挑む

「年収目安を超えた車が欲しいけど、中古車は嫌だ」という場合には、ディーラーで新車の値引き交渉に挑みましょう。
そもそも新車は値引き交渉されるのを前提に価格が設定されているケースが多いので、そのまま購入するのは非常にもったいないです。

「値引きなんて上手く出来るものなのかな…」と不安な方でも、以下の2つのポイントさえ抑えていけば数万円～数十万円前後は定価よりも安く購入出来る可能性があります。

• 事前の情報収集
• ディーラー側の本音を汲み取る

詳しい方法は以下の記事で紹介しているので、合わせて参考にしてください。

　新車値引きは交渉前の情報収集が鍵！相場や時期を徹底解説
　ディーラー営業マンの値引き時の3つの本音を徹底解説

古い車を高く売る

「年収目安を超えた車が欲しい」と考えている場合には、今乗っている古い車を高く売る方向にも目を向けてみるのがおすすめです。
以下の2つを工夫するだけでも、いつもより車を高く売れる可能性が高まります。

• 複数業者の見積もりを比較して、車を高く買い取ってくれる業者を探す
• 車が高く売れる時期やタイミングを狙う

特に複数業者の比較は、ネットからでも簡単に出来るのでぜひ試してみてください。

【おすすめの一括査定サイト】

名称	特徴
ユーカーパック	営業電話や交渉少なめで簡単に車を売却出来る
カーセンサー	営業電話は多いが積極的に交渉が出来るので、高額査定を目指しやすい

車購入と年収目安のまとめ

それでは最後に、車購入と年収目安についておさらいしていきます。

年収ベースで考える車の購入予算の目安

購入予算以外に気にしておきたい維持費

年収目安以上の車を購入するコツ

ぜひこの記事を参考に、無理のない車選びをしてみてくださいね！