長い間使い続けてきた、もしくは何らかの理由でずっと使わなかった古い車を新車の購入などをきっかけに買取に出そうと考える人は多くいます。 しかし、古い車の場合、やはりその古さ故に高く買い取ってもらう事が通常よりも難しいのです […]
車売却の基本手順や流れ!必要書類や高く売るポイントは?
車を売ろうと思っても、いざとなると何から始めて良いか、どこに売ったら良いのか分からないという人は少なくないでしょう。
せっかく売るのだから、より高く買取ってもらいたいとも思いますよね。
そこで今回は、車売却の基本手順や流れ・必要書類について分かりやすく解説していきます。
愛車を高く売るポイントについてもご紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。
目次
車売却の手順・流れ
車を売却する際の、基本的な手順や流れを順番に解説していきます。
初めて車を売るという人も、この流れに沿って進めてみて下さい。
買取価格の相場を調べる
車を売ろうと思った時、まず最初に考えるのは売却先ではないかと思います。
しかし、その前に重要なのが、愛車の買取価格の相場を調べる事。
なぜなら、車の買取相場は売却先によって大きな差が出る事が多いからです。
同じ車でも、A社の査定額は80万円でB社は100万円だったというケースは珍しくありません。
ですから、買取店やディーラーの言い値で売却してしまうのは損をする可能性があります。
事前に愛車の買取相場の目安を調べておく事で、査定額が適当な金額なのかを見極められる他、交渉に有利なのです。
大まかな相場を簡単に調べるには、個人情報なしの匿名で利用できるシミュレーションサイト等があります。
買取価格の相場を調べる方法や必要性については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
個人情報なしの匿名で車を売るには?買取価格の相場を調べる方法
売却先を決める
愛車の査定相場を把握できたら、売却先を決めましょう。
まず、車を売る方法は大まかに以下の3つ。
- ディーラー下取り
- 買取
- 個人売買
ディーラー下取りは車を売る方法として最もポピュラーでしょう。
新車の購入予定がある人や、行きつけのディーラーがある場合に利用する人が多いかと思います。
しかし、単に車を売るという意味ではディーラー下取りよりも買取がおすすめ。
そもそも買取と下取りの違いは、何を目的としているかという点です。
ディーラーは、新車を売る事を目的としています。
中古車の下取りは、新車の購入を促すためのサービスなのです。
一方、中古車販売店や買取業者は、買い取った車を再販する事を目的としています。
車の買取自体が本業であり、言わば商品の仕入れなのです。
ですから、査定額は一般的に下取りよりも買取の方が高くなる傾向にあります。
また、業者やディーラーを介さずに、個人で車を売る事も出来ます。
家族や友人・知人に譲ったり、オークションサイトやフリマアプリを利用する方法等もあります。
オートオークションについては個人での利用は出来ませんが、オークション代行業者に依頼する事で参加が可能です。
このように、車の売却先や方法は沢山あります。
ネットで大手の販売店や買取業者の口コミなどをチェックして、査定を依頼してみましょう。
古い車は廃車買取業者がおすすめ
長年大切に乗ってきて、古くなってしまった車の売却をお考えの人もいるでしょう。
走行距離や年式が多い車は、売れないのではないかと諦めてしまうかもしれません。
しかし、どんなに古い車でも買取ってくれる業者は存在します。
確かに、ディーラーや中古車販売店で買取不可や0円査定となってしまう車もあるでしょう。
そんな古い車の売却におすすめなのが、廃車買取業者です。
そもそも、廃車にするような古い車の買取を専門としているため、ボロボロの車でも値段をつけて買い取ってくれる可能性が高いと言えます。
廃車買取業者は、国内では買い手が見つからないような古い車を、日本車人気の高い海外へ輸出している場合が多いのです。
自走出来ない程の状態の車でも、解体してまだ使用出来る部品やパーツなどを売却。
残ったフレーム部分も鉄のリサイクルによって利益を得ています。
つまり、廃車買取業者にとっては例えボロボロの車でも価値がある為、価格を付けて買い取ってくれるのです。
また、通常廃車後に返金されるのが自動車税や重量税などの残存期間分の税金。
これらの還付金もしっかりと支払ってくれる業者が多いのも、廃車買取の嬉しいポイントです。
古くて売れるか不安という人は、先に買取店などで査定を行い、納得できなければ廃車買取業者で見積りを取ってみましょう。
査定をしてもらう
売却先を決めたら、次は査定をしてもらいましょう。
写真のみで査定額が決定する業者もありますが、それでは車の引き取り後に不具合が見つかった等の理由で減額される可能性があります。
ですから、査定は必ず実際にプロの査定士の目で見て確認してもらって下さい。
査定には、店舗に自分で車を持ち込みする方法と、業者に自宅や所定の場所まで来てもらう出張査定とがあります。
営業などが煩わしく、自分のペースで査定をして欲しい人は持ち込み査定、時間が無い・早く売却を済ませたいという人は出張査定を選ぶと良いでしょう。
契約を交わす
査定額に納得出来たら、契約を交わします。
後程詳しくご紹介しますが、様々なトラブルを防ぐために、契約前には以下の点をしっかりと確認しましょう。
・契約内容
・再査定は無いか
・キャンセルの条件やキャンセル料・違約金
この他にも、車の引き渡しや入金のタイミングなど、気になる事は契約前にしっかりと確認しておきましょう。
一つでも納得できないうちは契約をせずに、断る事も必要です。
業者が誠実な対応をしてくれるのかという点も、業者選びのポイントと言えます。
必要書類を揃える
売却の契約を結んだら、必要書類を揃えましょう。
業者によって多少異なりますが、契約の際に説明があるかと思います。
後ほど詳しく解説しますが、車の売却に必要な書類は発行場所が様々です。
契約が済んだらなるべく早めに揃え始めましょう。
また、引っ越しや結婚など、状況によっても追加書類が必要となる事がありますので業者に確認しておく必要があります。
必要書類は、揃い次第郵送をするか車の引き渡しの際に一緒に提出するのか、業者によって異なります。
車を引き渡す
業者と日取りを合わせ、売却する車を引き渡します。
ゴミや忘れ物などが無いか、しっかりと確認しましょう。
この時に、必要書類を一緒に提出する場合が多いようです。
車の引き渡し後、業者の所定の日に売却代金が振込まれるのが一般的と言えます。
しかし、車の引き渡しと同時に即日現金で受け取れる場合もありますので、確認してみましょう。
入金確認をする
車を無事に引き渡したからと言って、そこで安心し切ってしまうのは良くありません。
売却代金の支払いが振込の場合は、必ず入金確認をしましょう。
業者の手違い等で振り込みが遅れるケースもあるでしょう。
また、車を引き渡したのに代金がいつまで経っても振り込まれないという悪徳業者も中には存在します。
そのような金銭トラブルが起きた際には迅速に対応しなければなりませんから、必ず入金確認を行いましょう。
車売却に必要な期間
車を売却する流れについては把握して頂けたかと思います。
では、車を売るのに必要な期間はどのくらいなのでしょうか。
車の売却先を探し査定を行い、契約・車の引き取り・入金確認までのトータルの期間は、約10日~2週間ほどでしょう。
査定を依頼する業者が多かったり、必要書類等に不備がある場合は長引きます。
また、査定を行った日に即日現金で代金を支払ってくれる業者もいますので、その場合には数日~1週間程度で売却が完了するでしょう。
ただし、車の売却では様々なトラブルもありますから、焦らず慎重に行う事をおすすめします。
査定にはどれ位の時間が掛かるのか
車の売却時には、査定士に車を実際に見てもらう「査定」が行われます。
車の査定額には特に決まりはありませんが、査定でチェックする項目に関しては、基本的に決まっています。
査定士は、車の以下のような部分をチェックしており、それぞれに時間が掛かります。
チェック項目 | 所要時間 |
---|---|
外装 | 5~20分 |
内装 | 5~10分 |
足回り | 3~5分 |
エンジンルーム | 5~10分 |
フレーム | 3~5分 |
その他の項目 | 約5分 |
査定に掛かる時間については、こちらの記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。
車売却の必要書類一覧
車の売却には、様々な書類が必要です。
業者や車種によっても多少異なりますが、基本的には以下の書類を用意して下さい。
必要書類 | 保管・交付場所 |
---|---|
車検証 | ダッシュボード等 |
実印(軽自動車は認印で良い) | 自宅 |
印鑑証明書(軽自動車は必要ない)2通 | 市区町村役場・証明書発行センター |
自動車税納税証明書 | 自宅 |
リサイクル券 | ダッシュボード等 |
自賠責保険証 | ダッシュボード等 |
印鑑証明書の必要通数は、業者の指示に従って下さい。
また、発行後1ヶ月以内の物を用意しましょう。
住所変更があった場合や、結婚等で姓が変わった場合は、住民票や戸籍謄本が別途必要になります。
手続きを行う上で、委任状や譲渡証明書が必要と言われる事もあります。
業者が用意してくれるのが一般的ですが、こちらからもダウンロード可能です。
委任状ダウンロード:書き方サンプル
譲渡証明書ダウンロード:書き方サンプル
なお、車を購入する際には車庫証明が必要ですが、売却時には必要ありません。
リサイクル券などの書類は、紛失してしまっている可能性もあり再発行には時間が掛かります。
上記を参考に、早めに確認しておきましょう。
必要書類の紛失については、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
車売却時の注意点
車の売却時には、いくつかの注意点もあります。
様々なトラブルに発展してしまうケースもありますから、しっかりと把握して事前に対策をしましょう。
トラブル
車の売却では、様々なトラブルの事例があります。
- 再査定による減額
- 一括査定によるトラブル
- 二重契約
まず、よくあるのが車引取り後の再査定による減額です。
契約を交わし、車を引き渡してから「再度査定をしてみたら、不備が見当たりました」等と言って代金を下げられるというケース。
解約したいと申し出ても、多額のキャンセル料や違約金を請求されるため泣き寝入りしてしまったという人もいるのです。
再査定を防ぐためには、JADRIやJPUCなどに加盟している業者を選ぶと良いでしょう。
これらは、厳しい基準をクリアした優良業者しか加入出来ません。
再査定や高額なキャンセルペナルティーは、そもそも禁止されているのです。
また、後述しますが一括査定サイトについてのトラブルもよく耳にします。
申し込み後のしつこい電話や、居座って帰ってくれない等の事例もありますから、安全なサイト選びが重要なのです。
そして、ご自身でも気を付けて頂きたいのが二重契約。
先に査定に来た業者と契約したが、他の業者の方が良いとそちらも契約してしまうというトラブルです。
後で断れば問題ないと思っていたのに、どちらもキャンセルが出来ないというケースも少なくありません。
二重契約は、所有権の侵害になり横領罪が適用される事があります。
どこに売るのかは、必ず全ての業者の査定が済んでから決めましょう。
悪徳業者
車の売却先の中には、悪徳業者も存在します。
- 車の引渡し後に減額交渉をしてくる
- 居座りや押し買い
- 著しく安い金額で買い取ろうとする
先程お話した、再査定での減額交渉をしてくる業者も、悪徳業者と言えます。
また、断っても帰ってくれない、車を勝手に持って行ってしまうなど、かなり強引な業者も存在します。
「クーリングオフが出来る」と偽り契約させる業者や、「この車の価値は無いが今回は特別に買い取る」等と客に偽り著しく安い金額で買い取っていく業者もいるのです。
車を売却する際は、このような悪徳業者にあたらないように注意が必要と言えます。
ローン残りが無いか
基本的には、ローン返済中の車でも売却する事は出来ます。
しかし、問題は車検証の所有者欄が誰の名義になっているかという点です。
ローン中の車は「所有権保留」という状態で、名義がローン会社やディーラーになっているケースがあります。
その場合は、ローンを完済し所有権解除をしなければ、他人名義の車を勝手に売る事は出来ないのです。
車の売却前には、ローンが残っていないか・名義は誰になっているのかをしっかりと確認しましょう。
また、ローンを完済していても、名義がローン会社やディーラーのままになっているケースもあります。
その場合は、所有者になっている会社に連絡をし、所有権解除の手続きを行いましょう。
所有権解除の方法や、ローン中の車を売却する方法についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
名義変更や任意保険の手続き
車の売却時には、名義変更(移転登録)や任意保険の手続きについての注意が必要です。
ディーラーや中古車販売店、買取業者に売却する場合は、名義変更は業者が代行してくれます。
しかし、個人売買の場合は、自分で名義変更の手続きをしなくてはならないのです。
名義変更は、管轄の運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)で行う事が出来ます。
また、もうしばらく車に乗らない場合は任意保険の解約をしましょう。
年払いしているなら、残りの期間分の保険料が返金されますから、なるべく早めに解約手続きをする事をおすすめします。
解約時の等級が7等級以上である場合、中断証明書を発行してもらうと10年間は等級を保存できます。
10年以内に再度任意保険に加入する際、前の等級を引き継ぐ事が出来るのです。
車を売却後、別の車に乗り換える場合は車両入替の手続きをしなければ新たな車に保険が適用されません。
手続きの方法については、加入している保険会社に問い合わせてみましょう。
買い替え時の任意保険の手続きについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
車売却時に査定額に影響するもの
車の売却において、重要なのが査定額です。
走行距離や年式は、数が多いほど査定額が下がってしまいます。
特に、日本では車の寿命は10年10万キロという認識が強く、10年落ちや10万キロ以上走行している車は査定額がグッと下がる傾向にあります。
しかし、査定額は走行距離や年式のみで決まる訳ではありません。
他にどのような事が影響するのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
ボディの傷
基本的に、車の査定は減点方式で行われます。
その減点対象の一つが、ボディの傷やヘコミです。
ただし、減額になるかどうかは傷の大きさや状態によります。
小さな傷や日常生活で付いてしまうような傷は、査定額にはほとんど影響しません。
しかし、錆を伴う傷やヘコミを伴う傷、爪が引っかかるほど深い傷については、その大きさによって1万円~4万円程度減額される可能性があるのです。
ならば、査定に出す前に修理をしようとお考えの人もいるかと思いますが、傷はあっても修理しないでそのまま査定に出しましょう。
傷を直したからと言って、修理費以上に査定額が上がる事はほぼ無いからです。
市販のアイテムを使用して安く自分で直したとしても、返って傷が目立ってしまう可能性があります。
ボディの傷の査定額への影響については、こちらの記事で詳しく解説しています。
「傷やヘコミのある車を高く売る方法!減額基準と対策」に飛ばしてください
事故歴・修復歴
車の査定額に影響する要素として忘れてはならないのが、事故歴や修復歴です。
修復歴車は、それだけで売却時の査定額に影響します。
ただし、単に事故を起こした事があるというだけで、修復歴車となる訳ではありません。
修復歴車の定義とは、過去に事故等が原因で車の骨格となるフレーム部分を修復した事がある車の事です。
車の骨格部分を一度破損してしまうと、修復したとしても後に走行に影響が出る可能性が否めません。
以下の部分の修復歴があるかどうかで、査定額に影響する修復歴車かどうかが分かります。
・クロスメンバー
・サイドメンバー
・インサイドパネル
・ダッシュパネル
・ピラー
・ルーフ
・センターフロアパネル
・フロアサイドメンバー
・リヤフロア
中古で購入した場合は、以前の事故歴を隠されている可能性もゼロではありません。
ですから、プロの査定士にしっかりと確認してもらった上で査定額を決定してもらいましょう。
車を高く売却するためのコツ
車を売却するなら、より高く買い取って欲しいと思いますよね。
ここからは、車を高く売却するためのコツをいくつかご紹介していきます。
複数の業者を比較する
車を高く売却する最大のコツは、複数の業者に査定を依頼して比較するという事です。
買取額は、業者によって大きく差が出るというお話をさせて頂きました。
始めから1社に決めて売却してしまうのは、損をする可能性が高いのです。
そこで、複数の売却先に査定を依頼して見積り額を比較しましょう。
高く買い取ってくれる業者が分かるというだけでなく、1社のみに査定を依頼した場合よりも査定額が引き上がるというメリットがあります。
中古車販売店や買取業者は、1台でも多くの車を買取りたいと思っています。
他社にも査定依頼をしていて検討中となれば、負けじとそれよりも高い査定額を提示してきます。
そして、競りのように査定額が上がっていくのです。
車を売却する際には、必ず数社に査定の相見積りを依頼しましょう。
車が高く売却できる時期やタイミングを狙う
車の買取額の相場というのは、実は時期によって変動しています。
車が高く売却できる時期やタイミングを狙う事で、より高価買取に期待が出来るでしょう。
まず、ポイントとなるのが決算月です。
3月は決算・9月は半期決算月であり、3月に関しては1年で最も車の販売台数が増える時期。
この時期に向けて買取店が積極的に車を買取ろうとする1~2月・7~8月は、車を高く売却するのに最適な時期なのです。
逆に、決算後は査定額が低くなる傾向にありますから注意しましょう。
その他にも、査定額の降下を防ぐタイミングはいくつかあります。
- モデルチェンジで型落ちする前
- 車検の前
- 自動車税が課される前
売却予定の車にモデルチェンジの予定がある場合は、新型の発売前に売ってしましょう。
新型車が発売になれば型落ちとなり、査定額が引き下がる可能性があります。
事前に情報をチェックしておくと良いでしょう。
また、車検が切れそうな場合は、新たに受ける前に売却する事で手間や時間を省く事が出来ます。
自動車税が課される4月1日の前に売却するのもおすすめです。
車を高く売却できる時期については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
車の売却におすすめの一括査定のメリット・デメリット
先述したように、車を高く売却するには、複数の業者に査定を依頼する事がポイントです。
しかし、いくつもの売却先を自分で探し足を運ぶのは手間も時間も掛かります。
そこで、おすすめしたいのが車一括査定サイトです。
ネットに必要事項を入力するだけで、複数の買取業者や販売店に一括見積を依頼する事が出来ます。
同じ日に査定に来てもらえば、査定が1日で終わるのはもちろん、実際に業者同士を競わせられるというメリットがあります。
その中で、最も高い査定額を提示してくれた業者と契約をすれば、愛車を最高値で売却する事が出来るのです。
ただし、先程も少し触れましたが、便利な一括査定にもデメリットや注意点はあります。
- 申し込みと同時に嵐のような電話が掛かってくる
- 契約するまで居座る
- 無理やり車を持って行ってしまう
営業電話に関しては、どのようなサイトを選ぶかがポイントです。
居座りや押し買いについては、査定の際に女性や高齢者一人での対応は避けましょう。
一括査定は非常に便利で画期的なサービスです。
注意事項に気を付けて、安全に利用すれば問題はないと言えます。
一括査定のトラブルや対策については、こちらの記事を参考にして下さい。
車の売却におすすめの一括査定サイト
トラブルのリスクが少ない、安心して利用できるおすすめの一括査定サイトについてご紹介します。
一括査定サイト | 特長 |
---|---|
ユーカーパック | 申し込み後のやり取りはユーカーパックとだけ・業者に個人情報が流れない |
カーセンサー | 電話の時間帯指定・電話なしのメール指定・査定依頼する業者の数を減らせる |
ズバット車買取比較 | WEB上で査定額を提示・カスタマーサポートがある |
営業電話に関してのトラブルが気になる人は、ユーカーパックやカーセンサーがおすすめです。
ただし、カーセンサーについてはメール指定にしたのに電話が掛かってきたという口コミも見られます。
申し込みの時間帯には気を付けた方が良さそうです。
ズバット車買取比較は、申し込み後に業者からの電話があります。
煩わしいと感じる人も多いかと思いますが、業者と直接交渉できるというのはメリットでもありますので、交渉が得意な人にはおすすめです。
カスタマーサポートがありますから、何かあった際にも安心でしょう。
上記の3つの一括査定を比較してみました。
買取業者 | 申し込み | 入力時間 | 提携会社数 | 対応エリア | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
ユーカーパック | 年中無休で対応 | 約30秒 | 5,000社以上 | 全国対応 | ・連絡はユーカーパックのみ ・査定が1回で済む ・5,000社以上からの公開入札で高値が付きやすい ・入札があるとキャンセル不可 ・買取業者と直接交渉が出来ない |
カーセンサー | 年中無休で対応 | 約90秒 | 1,000社以上 | 全国対応 | ・連絡はメール指定が可能(電話が来る場合あり) ・提携先に大手の買取専門店が多い ・他の一括査定より高く売れる可能性があり ・営業電話が多くある ・複数業者の査定で時間が取られる |
ズバット車買取比較 | 年中無休で対応 | 約45秒 | 200社以上 | 全国対応 | ・WEB上ですぐに査定額を提示 ・カスタマサポートで初心者でも安心 ・サイト内にて役立つコンテンツ配信 ・申し込み後の電話が多い ・提携数が少ないため査定額が低い場合あり |
それぞれに特徴がありますので、自分の希望に合ったサイトを選ぶ事が、車をより高くスムーズに売却するためのポイントと言えます。
車の売却のまとめ
車の売却方法には、主にディーラー下取り・買取・個人売買の3つがあります。
基本的にはディーラー下取りの査定額は低めですし、個人売買はリスクを伴いますから、おすすめは買取です。
車の売却の基本的な流れを見てみましょう。
・売却先を決める
・査定をしてもらう
・契約を交わす
・必要書類を揃える
・車を引き渡す
・入金確認をする
ボディの傷やヘコミは査定に影響しますが、小さな物や日常生活で出来てしまう程度の傷は問題ありません。
事故歴・修復歴は、必ず事前に申告してください。
査定に掛かる時間は、およそ30分~1時間を目安にしましょう。
これらが全て完了し、売却が成立するまでに必要な期間は、およそ10日~2週間程度です。
必要書類が多く交付場所も異なりますから、早めに集めて不備のないようにしておく事が重要と言えます。
車の売却では、様々なトラブルに発展してしまうケースもあります。
売却先を選ぶ際は、以下の点に気を付けましょう。
- 再査定はないか
- キャンセル料は掛かるか
- 違約金はあるか
車を高く売却するためのコツは、複数の業者の査定額を比較する事です。
一括査定等を利用すれば、手間なく高値で愛車を売る事が出来るでしょう。
ただし、一括査定にはデメリットや注意点もありますから、どのようなサイトを選ぶかは重要です。
また、売却の時期やタイミングを見計らう事も、車を高く売るポイントと言えます。
車買取時の代車貸し出し比較一覧!無料にする方法や注意点も解説
車買取店で代車を借りる事が出来ます。ただし、店舗によって対応が異なるため、事前に確認をする必要も出てくるのです。今回は大手業者の代車貸し出し比較、トラブルにならないための注意点などを掲載していきます。