休みが不規則で仕事が忙しいような方は、車の査定にどのくらい時間が掛かるのかを事前に把握出来ると助かりますよね。
また、車買取専門店のホームページに「査定は10分で終わる」と書いてあるのを見て、本当にそんなに早く査定が終わるのか半信半疑の方も多いはずです。
そこでこの記事では、車の査定に掛かるおおよその時間や査定時間を短縮するポイントなどについて、まとめてみました。
貴重な休日の時間を少しでも無駄にしたくない場合は、ぜひこの記事を読んで査定日の流れを掴んでおいてください。
車の査定に掛かるおおよその合計時間と流れ
車の査定日当日に掛かるおおよその合計時間は、約1~2時間をみておくと安心でしょう。
これは、単純な愛車の査定時間だけではなく、査定額の交渉や売買契約などの事務手続きを含めた時間です。
【査定日当日の所要時間や流れ】
2.査定額の掲示&交渉(約30分~1時間)
3.売買契約(約20分)
4.車両の引き渡し(約5分)
また、査定前に買取業者を探すのに掛かる時間は、ある方法を利用すれば約3~5分で済ませられます。
忙しい方でも、仕事の空き時間などで手軽に車の売却先を探せるでしょう。
詳細については、この後に順を追って解説していきます。
査定をお願いする買取店を探す:約3~5分
査定をお願いする買取店を探す場合は、「一括査定サイト」の利用をおすすめします。
なぜなら、近場の車買取専門店に一店舗ずつ自分で連絡をしていると、その度に愛車の情報などを伝える必要があり、余計な時間を消費してしまうからです。
一括査定サイトの場合は、始めに愛車や個人の情報を入力するだけで、自動的に複数の買取業者と連絡がつくため効率的でしょう。
しかも、入力した情報を見た複数の車買取業者から送られてくる査定額を一気に比較出来るため、さらに時間を節約出来ます。
記事の後半では、一括査定の中でも「車の査定に時間を取られたくない人におすすめのサービス」を実施しているサイトをご紹介しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
愛車の査定:約15~30分
査定日当日に愛車の査定に掛かる時間は、「約15~30分」です。
基本的には、中古車オークションの相場を基準に決められたルール内で熟練の査定士によって査定が行われるため、査定自体は通常15分前後で終わります。
ただし、高級車・輸入車・改造車等の場合は、一般的な車より複雑であったり社外品パーツの確認に時間を要したりする関係で、査定時間が30分前後掛かる可能性があるでしょう。
項目別の査定に掛かる時間の内訳は、以下のとおりです。
・内装(約5~10分)
・エンジンルーム(約5分)
・足回り(約5分)
・フレームやその他のチェック(約5分)
続けて、項目別にどんな所をチェックしているのか簡単にご説明しているので、気になる方はこのまま読み進めてみてください。
興味のない方は、「査定額の掲示&交渉:約30分~1時間」まで読み飛ばしても大丈夫です。
外装は約5~10分
車の外装は約5~10分かけて、傷・凹み・色あせなどの状態がチェックされます。
目視の段階で損傷が見つからなければ、5分程度で査定が終わるでしょう。
しかし、もし1つでも傷・凹み・色あせが見つかった場合は、外装のチェックに時間を要する可能性が高いと考えられます。
なぜなら、損傷1つあたりに対し「損傷の種類」「損傷の大きさ」「損傷の度合い」といった3つの確認項目があるからです。
そのため、外装の査定に時間が掛かっている場合は、減額されるポイントがあるかもしれないと心得ておきましょう。
内装は約5~10分
車の内装は約5~10分かけて、シートやフロアマット・オーディオやカーナビなどの機器類・プラスチック製品の傷・車内の臭いなどがチェックされます。
特に、タバコやペットの臭いは中古車を購入する顧客に敬遠される事が多いため、マイナス査定に繋がるケースが多いようです。
また、シートやフロアマットの破れや汚れも目立つ場合には、クリーニングや張替えの必要があるかを見るために、査定に時間を要する可能性があります。
もし、少しでも高く買い取ってほしい場合には、車を売却する事を決めた日から車内での喫煙やペットの同乗は控えておくと良いでしょう。
減額を避けるためには、査定前にファブリーズなどの消臭剤を使ったりフロアマットを洗濯したりするのもおすすめです。
エンジンルームは約5分
車のエンジンルームの査定は約5分かけて、オイル漏れ・エンジンの異音・修理歴や改造歴の有無などをチェックされるケースが多いようです。
また、エンジンルーム内の車台番号(車体番号)も、車検証の内容と相違がないかを確認されます。
もし、車台番号(車体番号)の移植や改ざんが見つかった場合は、売却出来なくなる可能性もあるので注意をしましょう。
また、エンジンオイルも交換時期を大幅に過ぎていると、マイナス査定に繋がる場合があります。
足回りは約3~5分
車の足回りは約3~5分かけて、タイヤやホイール・ブレーキやマフラー・足回りの損傷やサビがチェックされます。
タイヤは溝の量が減っている場合は、減額されるケースもあります。
しかし、製造された年が新しく状態が良ければ、増額になる可能性も高いでしょう。
また、高速道路などでエンジンブレーキを使わずにブレーキを踏んでいる方の場合は、ブレーキパッドのすり減りが多く、減額されるケースが多いようです。
浅い傷や僅かなサビについては、マイナス査定には繋がらない可能性が高いと言えます。
そのため、神経質になって査定前に足回りを整備する必要はないでしょう。
フレームやその他のチェックは約5分
車のフレームやその他のチェックは、約5分の時間を掛けて行われます。
フレームは、車の骨格に影響する部分を修正や修理をした経歴があると、修復歴車と判断されて査定額が大幅に下がりやすいのです。
基本的には、チェックする箇所が決まっているため査定は短時間で終わります。
また、他にも以下のような点が、査定額に影響するチェック項目です。
- 走行距離
- 年式
- 車検証の残り期間
- 取扱説明書の有無
- 整備記録簿の有無
- 純正品パーツの有無
- スペアキーの有無
査定額の掲示&交渉:約30分~1時間
査定額の掲示や交渉に掛かる時間は、「約30分~1時間」を見ておくと良いでしょう。
流れとしては、愛車の査定が終わった後に担当者が本部や店舗に連絡をした上で、中古市場の相場と照らし合わせた査定額を10分程度で決定してくれます。
基本的には安めの金額から掲示してくるので、出来るだけ高額査定を引き出したい場合は、交渉に時間が掛かる可能性があると心得ておきましょう。
もし少しでもプラス査定を狙いたい場合には、担当者に以下のように伝えてみてください。
「A社だと、3万円も高い査定額を掲示してくれたんですが…」
「もう少し上乗せがあれば、今決めてもいいです!」
売買契約:約20分
売買契約に掛かる時間は、「約20分」をみておくと良いでしょう。
基本的には、買取業者が用意してくれた書類の説明を受けてサインをするだけなので、こちらで何かを用意する必要はありません。
ただし、一度売買契約をしてしまうと、その後にキャンセルするのは難しくなります。
そのため、出来るだけ以下の項目は、自分の目でしっかりチェックしておいた方が良いでしょう。
・買取価格に上乗せされる諸費用の有無について(未経過分の自動車税など)
・売買契約後にキャンセルする場合におけるルールや違約金
・名義変更の際に掛かる代行費用
・瑕疵担保期間※について
※瑕疵担保期間(かしたんぽきかん)とは:契約後に車に問題が見つかった場合に、売り主が責任を負う期間
車両の引き渡し:約5分
契約が終われば、車両の引き渡しは「約5分」で終わります。
その場ですぐに車を引き渡す場合もあれば、査定後の数日~1週間程度で引き渡すケースもあるようです。
引き渡す日は契約した買取業者と相談すれば決められるので、確認してみてください。
ただし、中古車市場の相場は価格変動が激しいと言えます。
見積書有効期限(契約を結んでから車を引き渡すまでの期間)を当日~1週間以内と定めている業者が多いようです。
万が一引き渡しに時間がかかり過ぎてしまうと、減額されてしまう可能性もあるので注意をしましょう。
車の査定後に入金が確認出来るまでの時間
車の査定が終わった後に入金が確認出来るまでの時間は、買取業者にもよります。
ただ、一般的には3日~1週間程度掛かる業者が多いようです。
ただし、即日入金に対応している業者もあるので、急ぎで現金が必要な場合は売買契約を結ぶ前に入金を早めてもらえるか交渉しておくと良いでしょう。
また、もし期日までに入金が確認出来ない時は、振込間違えや振込忘れなどの人為的ミスが起きている可能性があります。
そういった場合には慌てずに、一度契約した買取業者に連絡をして、入金作業が済んでいるかを確認してもらいましょう。
車の査定前に必要書類を用意するのに掛かる時間
車の査定前には、以下の必要書類を自分で用意しなければなりません。
書類名称 | 普通自動車 | 軽自動車 |
---|---|---|
自動車検査証 (車検証) |
○ | ○ |
自動車税納税証明書 | ○ | × |
軽自動車納税証明書 | × | ○ |
実印又は認印 | ○(実印のみ) | ○(認印でOK) |
印鑑登録証明書 | ○ | × |
リサイクル券 | ○ | ○ |
自賠責保険証 | ○ | ○ |
印鑑登録証明書以外は、基本的にダッシュボードや自宅で保管されています。
そのため、準備に要する時間は、1日程度あれば十分だと言えるでしょう。
リサイクル券
リサイクル券がダッシュボートにないという場合は、自動車リサイクルシステムから確認する事が出来ます。
http://www.jars.gr.jp/
手順は下記の通りです。
http://www.jars.gr.jp/apd/recycle_reissue.pdf
ただし、特に以下の2つの書類を紛失してしまった場合には、再発行に時間が掛かるため、早めに動いておく必要があります。
車検証
愛車に付いているナンバーを管轄している運輸支局で再発行出来ます。
基本的には、30分~1時間程度で再交付してもらえます。
しかし、年度終わりの3月は半日~1日ほど手続きに時間が掛かる場合がありますので注意しましょう。
自賠責保険証
加入している保険会社や代理店に連絡をすれば、すぐに再発行の手続きをしてもらえます。
ただし、手元に届くまでには1週間前後掛かる場合があります。
車の査定をしてもらうのにオススメの時間帯は?
車の査定をしてもらうのにオススメの時間帯は、午前中(10時~12時頃)だと言えます。
なぜなら、午後(12時~18時)は買取専門店が混み合うケースが多く、待たされたりじっくりと商談出来なかったりする可能性があるからです。
また、一昔前は「夜(18時~)は損傷が見えにくいから、査定に適している時間帯である」といった説が流れていました。
しかし、現在はどこも徹底したプロの査定士がいるため、そういった恩恵は受けにくいのです。
むしろ、夜の時間帯は車の状態が見えにくい影響でチェックが厳しくなります。
査定する時間が必要以上に掛かってしまう可能性があるので、避けておくのが無難だと言えるでしょう。
車の査定時間を短縮する2つのポイント
ここまでご紹介した通り、査定日は最低でも合計で「1~2時間」は掛かる可能性が高いのです。
そのため、時間がない方は、以下の車の査定時間を短縮する2つのポイントを取り入れた方が良いでしょう。
- 一括査定サイトを利用する
- 出張査定で一度に複数業者の査定をまとめて受ける
どちらも査定時間を短く出来るだけではなく、高額査定にも繋がるメリットの大きい方法です。
それぞれのポイントについては、この後に一つひとつ詳しくご説明していきます。
一括査定サイトを利用する
冒頭でも軽くご説明した通り、一括査定サイトを利用すると、以下の4つの理由から査定前に買取業者を選ぶ時間をかなり短縮出来るようになります。
・買取業者毎に愛車の情報を伝える必要がなくなる
・自分で複数の買取業者の査定額を比較しなくてもよくなる
・複数の買取業者にこちらから連絡を取らなくてもよくなる
また、複数の買取業者の査定額を事前にチェック出来ます。
そのため、必然的に高額査定を出してくれる業者をピックアップしやすいと言えるでしょう。
特に、提携業者数の多い一括査定サイトで、しつこい営業電話がない所を選ぶと、スムーズに手続きを進めやすいと言えます。
ユーカーパック | 提携業者数2,000社以上!提携元との電話連絡のみ |
カーセンサー | 提携業者数1,000社以上!メール連絡可能 |
出張査定で一度に複数業者の査定をまとめて受ける
一括査定サイトでいくつかの高額査定を掲示してくれた買取業者を選んだ後は、出張査定を利用して一度に複数業者の査定をまとめて受けましょう。
以下4つの理由から時間を大幅に短縮出来ます。
・同じ説明や話を業者毎にする必要がない
・出張査定であれば移動時間を節約出来る(一箇所で査定が終わる)
・1回査定を受ければ1番高い査定額を出してくれる業者を選べる
また、まとめて査定を受けると、業者間の競争意識を刺激しやすい環境が出来ます。
より高い査定額を掲示してもらいやすくなるでしょう。
車の査定に時間を取られたくない人におすすめのサービス
- 「休みが月に1回しかない」
- 「貴重な休日の時間を査定に取られるのはもったいない」
- 「査定が1~2時間も掛かるのは嫌だ」
上記のような理由で、絶対に車の査定に時間を取られたくない人は、先程もご紹介した「ユーカーパック」を利用するのがおすすめでしょう。
なぜなら、ユーカーパックは、忙しい方に魅力的な以下のようなサービスがあり、最も時間を短縮出来る一括査定サイトだと言えるからです。
・愛車を査定するのはユーカーパックの提携元1社のみなので、短時間で終わる
・連絡するのは提携元のみで済むため、やり取りがスムーズ
ただ、ユーカーパック1社のみの査定で時間短縮出来ますが、トラブル防止のために慎重に査定を行います。
査定時間は他の業者よりも長くなる傾向にあります(※複数業者の査定時間と比べたら短くなります)。
車の査定に掛かる時間のまとめ
それでは最後に、車の査定に掛かる時間についておさらいしていきます。
査定前の所要時間や流れ
・必要書類の準備(通常1日程度/再発行が必要な場合は最大1週間)
査定日当日の所要時間や流れ
・査定額の掲示&交渉(約30分~1時間)
・売買契約(約20分)
・車両の引き渡し(約5分)
査定後の所要時間や流れ
・相談すれば即日入金に対応してくれる業者もある
査定時間を短縮するポイント
- 一括査定サイトを利用する
- 出張査定で複数業者の査定をまとめて受ける
上記のポイントを理解しておけば、査定に掛かる余計な時間を消費しなくて済むでしょう。
時間がない方におすすめの査定サービスは、前述した通り「ユーカーパック」がおすすめです。
一括査定を利用して、短時間かつ効率的に愛車を売却しましょう。
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大きな特徴としては、他の一括査定でも言える事ですが、愛車の最高額が簡単に分かるという事です。 最大5,000の買取業者が入札を行うので、通常に査定依頼するよりも高く売れる可能性があります。
また、ユーカーパックが他の一括査定との大きな違う所は、ユーカーパックからの1社だけなので、沢山の業者の電話が迷惑という事。 しつこい営業もないので、他の一括査定で嫌な思いをしたという方でもおすすめが出来ます。
完全無料で利用する事が出来ますので、中古車の売却を検討している方は試しておいて損はありません。