ネットの車の買取相場は正確?詳細に調べる具体的な方法

車買取の相場

車を売る時は、出来る限り高い金額で売りたいと誰もが思う事でしょう。
実際、各中古車買取業者のホームページで、「自分の車がどれくらいの金額で売れるのか」を確認する方は多いと思います。

しかし、そのネットの車の買取相場は正確なのでしょうか。
この記事では、車の買取相場がどのように決まるのかを解説していきます。

買取相場を詳細に、具体的に調べる方法もあわせてご紹介をするので、ぜひ確認してみて下さい。

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車の買取相場はどう決まる?

そもそも、車の買取相場はどう決まるのでしょうか。
まずは、買取相場が決まる7つの基準についてご紹介をします。

売りたい車がどのような状態なのかを確認しながら見てみましょう。

モデル・年式

車の買取相場は、モデルや年式によって大きく左右されます。
簡単に言えば、モデルや年式が新しい車ほど買取相場が上がるのです。

このため、型落ちと言われる旧モデルは、現行モデルと比べて査定額が低くなる傾向にあります。
とは言え、旧モデルに全く価値が付かないと言う訳ではありません。

「人気が高く、市場に出回っている数が少ない車」であれば、旧モデルでも買取相場が高いのです。
ただし、モデルチェンジが行われる時期は「現行モデルが旧モデルに変わるタイミング」なので、現行モデルだとしても買取相場が低くなる可能性があります。

また、現行モデルがメーカーで大幅な値引き施策が実行されると、旧モデルの買取相場はグンと下がります。
これは、中古車で旧モデルを買っても、新車で現行モデルを買っても価格が大して変わらなくなるからです。

この事を考えると、車は早めに売った方が高く売れると言えるでしょう。

走行距離

車の買取相場は、走行距離によっても大きく左右されます。
同年式・同車種でも、走行距離が違うだけで買取相場に100万円以上の差が出ると言われているのです。

平均的な車の年間走行距離は、普通自動車で約10,000キロ、軽自動車で約8,000キロと言われています。
年式と走行距離から計算された年間走行距離が査定基準を大きく下回っていると、買取相場が高くなりやすいのです。

逆に、査定基準よりも上回っている場合は、買取相場が下がる傾向にあります。
簡単に言えば、「走行距離が少ない車ほど買取相場が高くなり、走行距離が多い車ほど買取相場が低くなる」のです。

特に、ボディーサイズが大きい車種(キャラバンやハイエースなど)ほど、走行距離が買取相場に影響すると言われています。

ボディーカラー・傷や汚れ

ボディーカラーには以下のようなランクがあり、このランクによってある程度の買取相場が決まります。

【ボディーカラーのランク】

ランクS ホワイトパール・ブラック
ランクA ブラック > ホワイト
(単色系)
ランクB ブルー > シルバー・グレー
(ガンメタリック系)
ランクC 赤 >黄・ピンク
(パステル系)

ご存知の通り、白・黒・パールの3色は、非常に人気が高いカラーです。
特に、近年は黒色のボディーカラーが中古車市場でとてもニーズがあり、買取相場が高くなっています。

同じ年式・走行距離の同車種でも、ランクBとSでは買取相場が10万円ほど変わる事があるのです。
一方、ガンメタ系やパステル系は、需要の有無によって買取相場が大きく変動します。

ピンクは女性向け、シルバーは社用車として需要があります。
そのため、その車の在庫が少ない業者であれば、高額査定を受ける事が出来るでしょう。

ただし、どれだけ人気が高いボディーカラーでも、傷や汚れがあっては買取相場は低くなります。
ボディーの凹みや傷、ランプやアンテナの破損なども買取相場が変動する大きな原因なのです。

安く直せそうな傷や凹みは先に直し、車をキレイに手入れする事で買取相場を上げる事が出来ます。

事故の有無

事故や修復の有無も、車の買取相場を決める1つの要因です。
特に、車のフロント側に修復歴があった場合、買取相場はガクンと低くなります。

これは、フロント側にはラジエーター、クーラーコンデンサー、エンジンなどの重要なパーツが設置されているため。
業者で修理をしてもフロントの足回りに影響が出る可能性が高く、買取相場が低くなるのです。

トランク側(ハッチ側)の修復歴であれば、車の性能に影響する事が少ないため、買取相場はそこまで落ちる事はないでしょう。
ただし、どれだけ修理をしていても、車両全体の6分の1に修復歴があった場合は、買取拒否をする業者もいます。

この場合、廃車業者に売る、他の中古車買取業者を探す事になります。
査定を受ける場合は、事故や修復の有無をしっかりと査定士に伝えましょう。

内装・オプション

車の買取相場は、内装やオプションでもある程度決まります。
シートやフロアマットなどの内装の汚れ、純正品のナビゲーションなどは、査定士がとても注目しているポイントです。

特に、飲料などのシミ汚れ、タバコの臭いやペットの毛など、購入希望者は内覧時に注目しています。
どれだけ純正品の革シートでも、汚れが酷いとシートの交換が必要となるため、買取相場が低くなるのです。

また、取扱説明書、スペアキー、新車時保証書、整備手帳などの有無も、車の買取相場を大きく左右します。
特に、新車時保証(無償で修理が行える期間の証明書)がある場合は、買取相場が大きく上がります。

その他、純正品のナビゲーションも買取相場を上げる重要な項目の1つなので、他の物と取り換える場合は保管しておきましょう。

エンジン周り・社外パーツ

エンジンのオーバーホールや載せ替えを行っている場合は、買取相場が多きく変動する場合があります。
このようなエンジンは、手入れしていない物と比べキレイなので、買取相場が高くなる可能性があるのです。

ただし、エンジンルームに記載されている車体番号に移植(職権打刻)や改ざんが発覚した場合は、買取を拒否される場合があります。
車の査定を受ける場合は、エンジン及びエンジン周りで交換した部品がないかなどを査定士にしっかりと説明して下さい。

また、エアロやマフラー、ナビゲーションなどの社外パーツも、買取相場を決める要素と言えます。
社外パーツによる車の改造は、査定時に不利だと思われがちです。

ただ、流行りで人気の高いパーツや製品は、買取相場を高くする事もあります。
しかし、車検に対応していないパーツでの改造は、買取相場を下げる原因となります。

車の査定を受ける時は、車検に引っかからないパーツだけを残して受けるようにしましょう。

タイヤ・ホイール

中古車として車が販売される時、ホイールは純正品を装着します。
また、タイヤはすり減り具合に応じて新しい物と交換され、販売店に並びます。

車の買取相場は、このタイヤとホイールの評価でもある程度決まっています。
と言うのも、タイヤやホイールに難がある場合、状態の良い物に変える手間や費用が掛かるからなのです。

スリップサインが出ている、スタッドレスタイヤのみの場合は、買取相場が低くなるので注意しましょう。
また、装着しているホイールが社外パーツの場合、純正品のホイールがないとこれも買取相場が低くなる原因となります。

タイヤとホイール、車両の見た目にこだわって車高を改造している場合も買取相場が変動する原因となるので、認識しておきましょう。
ただし、中古車買取業者によっては、改造車をメインで取り扱っている会社もあります。

車高を5cm以上改造している場合は、そのような買取業者に見積もりを受けた方が良いでしょう。

車の買取相場が変動する3つの理由

車の買取相場が変動する3つの理由

車の買取相場は、上記の7つの項目に大きく左右されて決まります。
しかし、それ以外にも車の買取相場そのものが変動するケースがあります。

しっかりチェックしておかないと、ほんの少しの差で買取相場が10万円も変わる場合があるのです。
お得に車を売るためにも、どの様な理由で車の買取相場が変動するのかを下記で見てみましょう。

時期

車の買取相場が変動する理由の1つ目は、時期によるものです。
結論から言うと、1~3月、9~10月の期間は車の買取相場が高くなります。

なぜなら、この時期は新車・中古車を問わず、車を購入する人が多い時期だからです。
特に、3月は就職、転勤などの時期でもあるため、他の月の比ではないほど車を購入する人が多いと言われています。

中古車買取業者からすれば、その時期までには在庫を確保しておきたいと言う気持ちが強くあるため、買取相場が自然と高くなります。
このため、「先月ではなく、今月売ればもっと高額だったのに!」となりかねないのです。

また、この時期はディーラーや中古車販売店は、決算や半期決算の時期でもあります。
他の月と比べて車が安いため、車の買い替えの時期としてもオススメなのです。

車の買い替えで売却を検討している方は、ぜひこのタイミングを狙ってみて下さい。

地域

車の買取相場はどこも同じだと考えている方は、とても多い事でしょう。
しかし、実際は地域によって買取相場は変動しています。

実は、東京などの都市の方が買取相場が高くなる傾向にあります。
これは中古車買取業者の数が多く競売意欲が高まるため、高価買取が行われるからです。

逆に、人口の少ない市町村では買取業者も少ないため、都市と比べると買取相場が低くなり傾向にあります。
軽トラや軽自動車が多い地方では、セダンやスポーツカーなどの需要が無いため、高額な査定を受けられないのです。

これが、車の買取相場が変動する理由の2つ目と言えます。
人口・中古車買取業者の多い地域で査定を受けた方が、満足のいく売却が出来るでしょう。

ただし、地域密着型の買取業者であれば、買取相場を極限に引き上げてくれる場合もあります。
車を売る時は、地域ごとの買取相場を調べてみると良いでしょう。

業者

買取相場が変動する最後の理由は、業者の違いです。
どの中古車買取業者も大体同じ査定額だと思われがちですが、そうではありません。

業者を変えるだけで、買取相場が20万円も変わる場合があるのです。
これは、買取業者によって、中古車の販売ルートや得意とする車種が異なるため。

販売ルートには、「自店舗で売る」「東京のオークション会場で売る」「地方のオークション会場で売る」などの方法があります。
大手中古車買取業者はこの販売ルートを沢山持っているため、買い取った車をすぐに中古車として売る事が出来ます。

このため、車の買取相場が高くなりやすい傾向があるのです。
また、得意とする車種は業者ごとによって異なります。

例えば、SUVの買取に強い業者にセダンを売っても、満足のいく査定金額を得る事は中々できません。
セダンを売る時は、セダンの買取に強い買取業者を選ぶ事が大切のです。

正確な車買取相場を知る方法は?

正確な車買取相場を知る方法

上記では、車の買取相場を決める様々な項目などを解説してきました。
しかし、当てはまる部分があったとしても、正確な買取相場はまだ分からないままです。

ここからは、一般的に知られている買取相場の調べ方などをご紹介します。
その他、詳細な買取相場を計算する方法などもご紹介するので、ぜひチェックしてみて下さい。

匿名査定サイトを利用する

車の買取相場を調べるには、査定サイト利用する方法があります。
しかし、一般的な査定サイトは個人情報を入力する必要があり、業者からのしつこい勧誘電話がトラブルとなっていました。

そんなトラブルを回避する方法が、匿名査定サイトの利用です。
運営会社によって入力する項目は異なりますが、個人情報をほとんど入れずにある程度の買取相場を知る事が出来ます(一部のサイトではメールアドレス・郵便番号の必須入力あり)。

また、サイトによっては数か月先の買取相場予想を確認が可能です。
過去の買取実績データを元にシュミレーションした査定相場なので、実際の査定相場とは金額が大きく異なる場合があります。

実際、利用する匿名査定サイトによっては、同車種・同条件でも査定額が10万円以上変わります。
最終的な金額は査定を受けないと分かりませんが、「ある程度の買取相場を知りたいだけ」と言う事であれば、匿名査定サイトの利用で十分でしょう。

ディーラーや買取業者で査定する

正確な買取相場を知るには、ディーラーや買取業者で査定を受ける事が良いでしょう。
3~5社の中古車買取業者から査定を受ければ、満足のいく金額で車を売却する事が出来ます。

大手中古車買取業者の他、中小規模の買取業者でも査定を受ける事が高額査定のポイントです。
中小規模の買取業者は、買い取った中古車を自店舗でそのまま販売する事が多くあります。

大手買取業者の様に在庫の少ない支店に送る手間がないので、買取相場を引き上げる事が出来るのです。
ただし、ディーラーや買取業者で査定を受けるには、手間や時間がとても掛かります。

また、査定の度に修復歴などを査定士に説明する必要もあります。
休日の度にディーラーや買取業者巡りをする必要があるので、忙しい方にとっては不向きと言えます。

「近くに買取業者が少ない」「休日が査定で潰れるのがイヤ」と言う方は、後述する一括査定サイトなどを利用してみると良いでしょう。

中古車販売価格でより正確に算出する

正確な買取相場は、実際に販売されいる中古車販売価格から算出することが出来ます。
「買取業者からの連絡は面倒だからイヤ!でも買取相場は具体的に知りたい!」

こう思う方は、中古車販売価格から買取相場を算出してみましょう。
中古車販売価格から車の買取相場を正確に算出するには、以下の2つのポイントが重要です。

1.中古車買取業者の利益率は、仕入れ値の約15~20%
2.買取業者が出せる買取価格は、オークション相場価格の90%までが限界

車の売却を考えている方は、この金額を元に値段交渉をしてみましょう。

売りたい車とほぼ同条件の中古車を探す

まずは、インターネットの中古車販売サイトで、自分が売りたい車と同条件の中古車を探します。
中古車販売サイトは、カーセンサーやgooネットなどを活用すると良いでしょう。

・車種・年式
・走行距離
・ボディーカラー(あれば)

上記の条件に当てはまる中古車を探したら、販売価格を税抜き表示に直します。
利用するサイトによっては税抜き表示になっている場合もあるので、事前に確認しましょう。

例えば、150万円で販売されている中古車の場合、税抜きの価格は約139万円になります。

・150万円÷1.08=1,388,888円
※分かりやすいように、端数は繰り上げ/切り捨てを行います。

この金額は中古車販売業者の売値となるので、メモに控えておきましょう。

中古車買取業者の仕入れ値を算出する

先述したように、中古車買取業者の利益は約15~20%です。
先ほど税抜きにした車両価格には、少なくとも15%の利益が上乗せされている事になります。

税抜きの中古車販売価格から15%の利益を抜けば、仕入れ値(東京のオートオークションの最大落札価格)を算出する事が出来ます。

・139万円×0.85(85%)=1,181,500円

ここで算出された金額は、業者・オークション間で買い取ってもらえる最高金額と言う事になります。
これ以上の金額で買い取ってもらう事はほぼ不可能なので、注意しましょう。

買取業者の買取価格を算出する

これも先述したように、中古車買取業者はオークション相場の90%までしか金額を提示しません。
これは、消費税や車の移動費用などが掛かるためです。

先述した118万円はオークションの買取相場なので、そこから税や手間賃等の10%引いた金額を算出します。

・118万円×0.90(90%)=1,062,000円

この約106万円が、中古車買取業者が出せる金額の上限となるのです。
税込みだと114.5万円なので、車の状態がよければこれに限りなく近い金額で車を売る事が出来ます。

査定を受ける時、この計算式である程度の買取相場が分かれば、金額交渉の時にとても役に立つ事でしょう。
ただし、ここからは内装オプション、傷、汚れなど細かい査定をしなければなりません。

キレイに手入れしているからと言って、この金額になる訳ではない事を認識しておきましょう。

一括査定サイトを利用する

車の買取相場を正確に調べるには、一括査定サイトを利用する方法もあります。
複数の中古車買取業者の査定額を競わせれば、買取相場を引き上げる事が出来ます。

ただし、一括査定サイトは「業者からの電話が凄くしつこい」などのトラブルが相次いでいるのも事実です。
しつこい電話の他、正確な買取相場を知るには、各業者ごとに査定を受ける必要があります。

休日の度に査定に付き合う事になるので、一括査定サイトは慎重に選んだ方が良いでしょう。
一括査定サイトには、オークション形式を利用したサイトもあります。

査定は1回だけで、しつこい業者からの電話もありません。

  • 「ただ買取相場を知りたいだけ」
  • 「手間を掛けずに車を売りたい」

上記のような方であれば、オークション形式の一括査定を利用してみると良いでしょう。

車買取相場のまとめ

車買取相場のまとめ

車の買取相場は、車種や年式、走行距離など7つの項目である程度決まってます。
内装が汚れている、修復歴があるなどの場合は、買取相場が下がる事を予め認識しておきましょう。

車の買取相場を正確に知るには、今回ご紹介をした計算式で買取相場の上限を知る事が大切です。
その後、一括査定やディーラーで詳しく査定を受ければ、満足のいく金額かどうかを見極める事が出来ます。

ただ、「ただ買取相場を知りたいだけ」「買取相場が高かったら売りたい」と言う方は、ディーラーや買取業者の査定を受ける事が面倒だと感じる事でしょう。
そんな時は、オークション相場一括査定サイトがオススメです。

1回査定を受けるだけで、複数の業者からの買取相場が分かります。
今はまだ売る気がなくとも簡単に買取相場を知る事が出来るので、ぜひ検討してみて下さい。

車の買取相場を見極めて、お得に車の売却が出来るようにしてみましょう。

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