スクラムの買取価格の相場を掲載しています。年式、グレード、走行距離などのカテゴリー別の事例や、査定・買取価格を上げる方法なども掲載していますので、参考にしてください。
マツダの買取相場!4つの特徴や人気車種8モデルのまとめ
車を売るのであれば、事前に調べておきたい買取相場。
特にメーカー(ブランド)毎の特徴は知っておくと、下記のようなシーンで非常に役立ちます。
- 値下げ交渉
- 買取店選び
- 新車選び
そこで本記事では、最近中古車市場でも買取相場額が高値になってきているマツダ車についてまとめてみました。
これから、マツダの車を「売ろう」もしくは「買おう」と思っている方は、ぜひご一読ください。
お得な買い替えがスムーズにできるようになるはずですよ!
目次
マツダの買取相場と4つの特徴
マツダの中古車市場における買取相場額は、近年上昇傾向にあります。
なぜなら、2010年以降のマツダ車は「スカイアクティブ技術」や「魂動(こどう)デザイン」が取り入れられており、下記が格段にアップした影響で、非常に人気が高くなっているからです。
- 低燃費
- 安全性
- 走行性の良さ
- 見た目のカッコよさ
さらに、マツダは現在支持してくれている2%のマツダファンに向けて車作りをしているため、固定のファン層を獲得しており、中古車市場でも値崩れしにくくなっています。
それでは次に、マツダ車の具体的な4つの特徴について詳しく解説していきます。
2010年以降のマツダ車は買取相場額が高め
先程お伝えした通り、2010年以降に発売されたマツダ車は、技術やデザインの革新によって人気が高まっている影響で買取相場額が全体的に高めになっています。
ただし、車の質を維持するためにマイナーチェンジやフルモデルチェンジがよく行われているので、型落ちして値段が落ちる前に車を売却できる準備をしておくのがおすすめです。
具体的な売却前の準備としては、自分が乗っているマツダ車の新モデルが開発されているかなどの情報収集が挙げられます。
公式サイトや車雑誌で、日頃からマツダ車の動向をチェックしておくと、お得な売却時期を狙って車を売る事ができるはずですよ!
ディーゼル車の開発に力を入れている
日本でディーゼルエンジンを搭載している車を売っているメーカーは、マツダだけです。
ディーゼル車は主に下記3つのメリットがあり、長時間走行が多い方には非常に魅力的な車になっています。
2.ガソリンの安さ
3.加速性能の高さ
そして、こういったマツダだけにしかない魅力が希少性を増し、中古車市場ではマツダ車の買取相場額を大きく押し上げられているのです。
旅行や通勤などで長距離の運転が多い方は、そういった点も含めてマツダ車への買い替えを検討してみるのもおすすめだと言えるでしょう。
手頃な価格と走行性能の高さから車好きに好かれる
マツダ車の大きな魅力は、高い走行性能があるにも関わらず、手頃な値段で新車を購入できる点です。
具体的には「デミオ」や「アクセラ」などが、安く購入しても高く売却できるコスパの良いモデルとして親しまれており、買取相場額も高めになっています。
特に車好きな方は車の買い替えを頻繁に行うため、こういった買い替え費用を節約できるメーカーはおすすめでしょう。
そのため、車を趣味にしていきたいと考えている場合には、マツダ車に狙いを定めて乗り換えていくのも1つの手です。
デザイン性が高く女性や北米からの人気も高い
一見、男臭いネーミングだなと感じる「魂動(こどう)デザイン」。
しかし、実際にはスタイリッシュなデザインが多く、カッコ良さを求める女性からも支持を集めています。
また、そのデザイン性は北米などの海外からも評価を受けており、様々な賞でマツダの「魂動(こどう)デザイン」が認められているのです。
⇒マツダ車のデザインに関係する受賞歴
(https://www.mazda.co.jp/beadriver/awards/)
そのため、世界的に評価の高いマツダ車は、日本での買取相場額が低くなったとしても海外からの需要があるため、買取相場額が下がりにくくなっています。
ただし、輸出ルートのない買取店に売却してしまうと、買取額も低くなってしまう可能性があるので注意をしておきましょう。
それでは次に、マツダ車の中でも買取相場額が特に高い人気車種を紹介していきます。
マツダの人気車種の買取相場8選
全体的に買取相場額が高めな傾向にあるマツダ車の中でも特に人気があるのは、以下の8モデルです。
・アクセラスポーツ
・アテンザワゴン
・ロードスター
・CX-5
・CX-3
・プレマシー
・MPV
「車選び.comの一括査定」で調べたデータを元に、モデル毎の平均買取相場額や売却期間等を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
あらかじめ人気車種の平均的なデータを抑えておけば、マツダ車を売却する際に目安の値段やセールスポイントが分かり、価格交渉がしやすくなりますよ。
※買取相場額などは、2019年6月に調べた内容を参照しています。
デミオ
デミオは、マツダを代表するコンパクトカーと言われており、非常に人気の高い車です。
一般的なコンパクトカーに比べて高級感が強く、幅広い年代に愛されています。
現在まで3回フルモデルチェンジが行われていますが、モデルチェンジが行われると買取価格が落ちます。
2019年後半~2020年あたりに4度目のフルモデルチェンジがあるのではないかと噂されているので、売却を考えている方は早めに動くのがおすすめです。
以下は、マツダ・デミオの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 139.3万円~ |
---|---|
平均買取相場 | 60.2万円 |
平均売却期間 | 7年4ヶ月 |
平均走行距離 | 5.7万キロ |
高額査定が期待できるグレード | XD |
【買取価格の一例】
年式4年・走行距離4.4万キロ | 94.2万円 |
年式9年・走行距離5.3万キロ | 24.1万円 |
アクセラスポーツ
アクセラスポーツは、マツダのスカイアクティブ技術や魂動(こどう)デザインが積極的に取り入れられた人気モデルです。
しかし、2019年5月24日にアクセラシリーズはフルモデルチェンジを行い、車名がアクセラ→MAZDA3(マツダ3)に変わりました。
その影響で今後は旧モデル(車名)のアクセラシリーズは生産終了となり、中古車市場での買取相場額が大きく変動する可能性も考えられます。
以下は、マツダ・アクセラスポーツの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 182.5万円~ |
---|---|
平均買取相場 | 94.9万円 |
平均売却期間 | 8年2ヶ月 |
平均走行距離 | 6.4万キロ |
高額査定が期待できるグレード | 15C(4WD) |
【買取価格の一例】
年式3年・走行距離2.5万キロ | 117.1万円 |
年式8年・走行距離8.5万キロ | 45.5万円 |
アテンザワゴン
マツダ・アテンザワゴンは、中古車市場でも安定した需要がある人気車種です。
特に高い走行性能と広い車内はファミリー層からの支持が厚く、状態が良ければ中古車でも十分に高額査定を期待できます。
ただし、こちらもフルモデルチェンジが行われ、2020年3月に車名をアテンザ→MAZDA6(マツダ6)に変えた状態で販売される予定です。
その影響で今後は旧モデル(車名)のアテンザシリーズは生産終了となり、中古車市場での買取相場額が大きく変動する可能性も考えられます。
以下は、マツダ・アテンザワゴンの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 282.9万円~ |
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平均買取相場 | 169.7万円 |
平均売却期間 | 4年9ヶ月 |
平均走行距離 | 5.2万キロ |
高額査定が期待できるグレード | XD、20S |
【買取価格の一例】
年式2年・走行距離2.4万キロ | 215万円 |
年式6年・走行距離5.9万キロ | 134.3万円 |
ロードスター
マツダ・ロードスターは、世界中でも大ヒットしたオープンカーです。
初代は1989年に発売されており、現在までロードスターの生産が続いている歴史を考えても、ロングセラー商品である事に間違いはありません。
現在は4代目ND系ロードスターが販売されていますが、2022年頃には5代目となるNE系ロードスター発売されるのではないかと噂されています。
しかし、ロードスターは初代NAモデルであっても、状態が良ければ高値が付く車なので、売却時にフルモデルジェンジの影響は受けにくいと考えられるでしょう。
以下は、マツダ・ロードスターの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 255.4万円~ |
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平均買取相場 | -※ |
平均売却期間 | 11年11ヶ月 |
平均走行距離 | 6.4万キロ |
高額査定が期待できるグレード | RF 2.0 RS、1.5 NR-A |
※参考サイトの実績不足のため算出できませんでした。
【買取価格の一例】
年式3年・走行距離1.7万キロ | 185.6万円 |
年式17年・走行距離8.9万キロ | 128万円 |
CX-5
マツダ・CX-5は、クロスオーバーSUVの中で圧倒的な人気を誇る車です。
2010年以前の経営不振だったマツダの業績を回復させた車とも言われており、中古車市場でも高値をキープしています。
マイナーチェンジを何度かしてはいるものの、フルモデルチェンジは2017年の一度きり。
ただし、2022年に2度目のフルモデルチェンジが行われるのではないかと噂されているので、売却時期には注意しておくのがおすすめです。
以下は、マツダ・CX-5の現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 311.5万円~ |
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平均買取相場 | 155.7万円 |
平均売却期間 | 4年5ヶ月 |
平均走行距離 | 4.7万キロ |
高額査定が期待できるグレード | CX-5XDプロアクティブ |
【買取価格の一例】
年式2年・走行距離1.6万キロ | 286.5万円 |
年式6年・走行距離5.4万キロ | 135.7万円 |
CX-3
マツダ・CX-3は、コンパクトなクロスオーバーSUV。
初めてクロスオーバーSUVを購入する方にも人気のモデルで需要が高く、どのグレードでも買取相場額が高いのがポイントです。
現在までフルモデルチェンジは行われていないので、2020年にはフルモデルチェンジするのではないかと予想されています。
フルモデルチェンジ後は、中古車市場でも価格変動が起こる可能性が高いでしょう。
売却を考えている方は、CX-3の新着情報をこまめにチェックしておくのがおすすめです。
以下は、マツダ・CX-3の現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 212.7万円~ |
---|---|
平均買取相場 | 157.5万円 |
平均売却期間 | 2年11ヶ月 |
平均走行距離 | 1.9万キロ |
高額査定が期待できるグレード | XD |
【買取価格の一例】
年式2年・走行距離1.9万キロ | 192.3万円 |
年式4年・走行距離3.6万キロ | 157.7万円 |
プレマシー
マツダ・プレマシーは、運転のしやすさが魅力のコンパクトなミニバンです。
中古車市場での需要も高く、買取相場額も高値をキープし続けています。
ただし、マツダはミニバンではなくSUVに力を入れていく方針になったため、現在は生産終了になりました。
年式や走行距離によって価格が大きく変動するので、現在乗り換えを考えている方は早めに動くのがおすすめでしょう。
以下は、マツダ・プレマシーの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 185万円~ |
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平均買取相場 | 34.8万円 |
平均売却期間 | 9年4ヶ月 |
平均走行距離 | 6.5万キロ |
高額査定が期待できるグレード | 20S |
【買取価格の一例】
年式5年・走行距離4.7万キロ | 107.2万円 |
年式10年・走行距離5.0万キロ | 22.9万円 |
MPV
マツダ・MPVは、走行性の高さから多くのファンがいるミニバンです。
高級感のあるデザインも人気で中古車市場でも、高値をキープしています。
ただし、こちらもマツダがミニバンではなくSUVに力を入れていく方針になったため、現在は生産終了になりました。
走行距離10万キロ・年式10年を超えていない場合には、状態次第で高く売れるケースもあるので、買取店の査定額をよく比較して売却するのがおすすめです。
以下は、マツダ・MPVの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 277.7万円~ |
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平均買取相場 | 24.8万円 |
平均売却期間 | 11年5ヶ月 |
平均走行距離 | 8.3万キロ |
高額査定が期待できるグレード | 23SLパッケージ |
【買取価格の一例】
年式8年・走行距離7.7万キロ | 63.1万円 |
年式10年・走行距離7.4万キロ | 45.3万円 |
マツダの買取相場のまとめ
それでは最後に、マツダの買取相場について簡単におさらいしていきます。
マツダの買取相場の特徴
・ディーゼル車に力を入れている
・スカイアクティブ技術で走行性能が高い
・魂動(こどう)デザインは世界的評価が高く、女性人気もある
・マツダの人気車種は、2020~2022年頃にフルモデルチェンジを噂されているモデルが多い。売却を考えている方は早めに動くのがおすすめ。
・・ミニバンは生産終了になっているモデルが多く、今はクロスオーバーSUVが狙い目!
マツダは独自の技術やデザインから固定のファンも多く、安く購入して高く売りやすい買い替えにおすすめのメーカーです。
ぜひこの記事を参考に、グレード選びや売却時期の検討をしてお得な乗り換えを実現させてください!