フーガの買取価格の相場を掲載しています。年式、グレード、走行距離などのカテゴリー別の事例や、査定・買取価格を上げる方法なども掲載していますので、参考にしてください。
日産の買取相場!5つの特徴や人気車種8モデルのまとめ
「日産車を売りたいけど、買取相場ってどうなんだろう…」と思っている方。
たしかに売却前に、中古車市場での自動車メーカーとしての日産の価値を知っておくと、下記のような金銭的メリットがあるため、事前に調べておくのはおすすめです。
- 査定額の交渉が有利になる
- 買い替え後に同じ日産車に乗るのかを考える際に参考になる
そこでこの記事では、誰でも簡単に理解できる日産車の買取相場の5つの特徴や人気車種についてまとめてみました。
中古車市場での日産車の特徴を掴んで、お得な買い替えを実現させましょう。
目次
日産の買取相場と5つの特徴
日産は、中古車市場では車のモデルによって買取相場額が大きく変動するメーカーだと言えます。
なぜなら、日産は下記のような2つの傾向があり、メーカーの全体的な価値よりも、個々のモデルの人気が目立つからです。
- 国内メーカーとしての売上は2位~3位で、首位のトヨタには敵わない
- 車のモデルだけで見ると、日産ノ―トが2018年の乗用車の新車販売台数ランキングで1位を獲得している
とは言え、買い替え時や買取店選びの事を考えると、日産のメーカーとしての大まかな特徴をおさえておくと役立つでしょう。
具体的な特徴については、下記で5つのポイントに分けて説明していきます。
デザイン性や技術力で若者からの需要が高い
日産は、高いデザイン性と技術力で若者人気の高いメーカーです。
他メーカーに比べて斬新なデザインが多く、スタンダードなモデルに飽きた車好きに好評を博しています。
ただし、個性的なデザインは好みが分かれやすく、モデルによっては買取相場額が大きく下がっている車もあるようです。
技術力では、世界初の同一車線自動運転技術の開発に成功。高速道路での手放し運転を可能にしています。
そういった意味で、他メーカーに比べて攻めの姿勢を持っている車が多いのが日産だと言えるでしょう。
コンパクトカーに力を入れている
日産は2018年新車販売台数で1位を獲得したノートを始め、キューブ・マーチ・ジュークなど様々なコンパクトカーの開発に力を入れています。
そのため、軽自動車は不安だけど維持費を抑えて街乗りできる車がほしいという方、日産車を検討するケースが多いようです。
車種によって買取相場額は大きく変わりますが、日産のコンパクトカーを売る場合は、コンパクトカーに特化した買取店を選ぶのもおすすめでしょう。
日産のコンパクトカーはモデルによって特徴が全く異なるので、どれにしようか迷う場合は公式サイトのカ-ラインアップのコンパクトカー(WEBカタログTOP)から詳細をチェックしてみてください。
EV(電気自動車)に積極的!ハイブリッド車も好評
日産は国内メーカーの中でも、EV(電気自動車)に力を入れている傾向があります。
中でもリーフは有名で、環境性能や静音性の高さ、維持費のコスト削減などの他の車にはない魅力で2010年から約20万台を販売。
ただし、買取相場に注目してみると、中古車市場では価格が下落気味のため高価買取は狙いにくいと言えるでしょう。
ハイブリッド車は他社メーカーに少し出遅れた感はあるものの、ノートが好評。走りの楽しさや燃費の良さから、多くの顧客に愛されています。
ノートについては人気車種になるので、記事後半の「日産の人気車種の買取相場8選」で詳しく解説していきます。
新型車の発売時期に波がある
日産は、新型車の発売時期に波があるメーカーです。
過去には国内において2年半もの間、新車が販売されなかった時期があります。
そのため、新型モデルが発売される時期が読みにくいのです。
日産車の売却を考えている方は、新型が発売されて売却予定の車が型落ち扱いになると高く売るのが難しくなるため、モデルチェンジ後の買取相場額の下落には注意しておく必要あるでしょう。
対策としては、公式サイト・車専門の情報誌などをチェックして、新型車の発売時期を随時チェックしておくのがおすすめです。
中国市場で日産の中古車の需要が高い
中国市場では、日本車の売上トップを誇る日産。
1990年以降倒産の危機にあった日産の業績回復に大きく貢献したカルロス・ゴーン氏の営業戦略によって、中国における需要を拡大しました。
その影響で、日本では需要がない日産の中古車も市場の大きい中国で売却できるため、買取店側も輸出を見据えた買取相場額を掲示してくれやすくなっています。
ただし、輸出できる販売ルートを持っていない買取店に売却してしまうと、買取額が大幅に下がってしまう可能性も。
高額査定を目指すのであれば、一括査定サイトなどを利用した複数店舗の比較がおすすめでしょう。
一括査定サイトのしつこい営業電話を避けたい場合は、ユーカーパックのように提携元一社との電話連絡で済むサイトを利用してみてください。
輸出による販売ルートがあるかなど、店舗ごとの詳細を先に聞きたい場合は、営業電話があるカーセンサーなのような一括査定サイトの利用がおすすめです。
日産の人気車種の買取相場8選
冒頭でもお伝えした通り、日産は車のモデルによって買取相場額が大きく変動するメーカーです。
そのため、人気車種の買取相場を知っておくと、いざ車を売却する時にある程度の目安が分かるので価格交渉がしやすくなります。
具体的には、下記の8つの買取相場について、「車選び.comの一括査定」で調べたデータを元に説明していくので続けてご覧ください。
・ノート
・マーチ
・キューブ
・エクストレイル
・ティーダ
・デイズルークス
・モコ
※買取相場額などは、2019年5月時点に調べた内容を参照しています。
セレナ
日産セレナは新車としての人気も高く、2018年度のミニバン販売台数でも第1位を獲得しています。
そのため、中古車における需要も高く、査定額にも期待できるモデルだと言えるでしょう。
以下は、日産セレナの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 244万円~ |
---|---|
平均買取相場 | 126.9万円 |
平均売却期間 | 9年5ヶ月 |
平均走行距離 | 7万キロ |
高額査定が期待できるグレード | ハイウェイスター |
高額査定が期待できるオプション・装備 | 両側電動スライドドア、サンルーフ |
【買取価格の一例】
年式3年1.2万キロ | 225.5万円 |
年式8年・走行距離9.6万キロ | 54.5万円 |
ノート
日産ノートは、2018年の販売台数1位を獲得した超人気商品です。
ただし、既にフルモデルチェンジが2回行われているため、旧モデルの場合は型落ち扱いになり中古車市場でも買取額が下がりやすいでしょう。
また、2020年には3度目となるフルモデルチェンジが行われると噂されているため、現行モデルの売却を考えている方は早めに動くのがおすすめです。
以下は、日産ノートの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 142.1万円~ |
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平均買取相場 | 85.1万円 |
平均売却期間 | 5年11ヶ月 |
平均走行距離 | 4.3万キロ |
高額査定が期待できるグレード | e-POWERMEDALIST、e-POWERX、e-POWERS |
高額査定が期待できるオプション・装備 | プレミアムナビ搭載車 |
【買取価格の一例】
年式5年・走行距離5.4万キロ | 42.4万円 |
年式7年・走行距離12.5万キロ | 7.3万円 |
マーチ
マーチは日産を代表するコンパクトカーで、世界的にも人気が高いのです。
女性に好まれるデザインが特徴で、これまでに計4回のフルモデルチェンジが行われており、2020年には5度目になるフルモデルチェンジがあるのではないかと言われています。
新車市場では一定の人気があるものの、中古車市場では買取価格の下落スピードが早いのです。
年式・走行距離がかさむと、高額査定を狙いにくくなるので注意が必要でしょう。
以下は、日産マーチの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 115.1万円~ |
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平均買取相場 | 48万円 |
平均売却期間 | 6年8ヶ月 |
平均走行距離 | 4.3万キロ |
高額査定が期待できるグレード | ニスモ、ボレロ、2WD |
【買取価格の一例】
年式5年・走行距離5.5万キロ | 32.8万円 |
年式8年・走行距離4.6万キロ | 22.6万円 |
キューブ
日産キューブは、女性人気の高いワゴン車です。
中古市場では価格の下落スピードも落ち着いており、年式10年を超える前に売却すれば数十万前後で買い取ってもらえる傾向にあります。
これまでに計3回のモデルチェンジが行われていますが、2020年には4度目になるフルモデルチェンジがあるのではないかと言われています。
以下は、日産キューブの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 162万円~ |
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平均買取相場 | -※ |
平均売却期間 | 8年7ヶ月 |
平均走行距離 | 5.9万キロ |
高額査定が期待できるグレード | ライダーシリーズ、15XVセレクション |
※参考サイトの実績不足のため算出できませんでした。
【買取価格の一例】
年式5年・走行距離5.7万キロ | 108.8万円 |
年式8年・走行距離7.6万キロ | 44.1万円 |
エクストレイル
日産エクストレイルは、若者人気の高いSUV車です。
中古車市場での需要も高く、全体的に買取額が高値になっているため高額査定も期待しやすくなっています。
これまでに計3回のモデルチェンジが行われていますが、2020年には4度目になるフルモデルチェンジがあるのではないか噂されています。
以下は、日産エクストレイルの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 223.1万円~ |
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平均買取相場 | 149.2万円 |
平均売却期間 | 6年9ヶ月 |
平均走行距離 | 7.4万キロ |
高額査定が期待できるグレード | エクストレイル20X4WD |
【買取価格の一例】
年式5年・走行距離6.8万キロ | 23.5万円 |
年式8年・走行距離5.5万キロ | 31.8万円 |
ティーダ
日産ティーダは2012年に生産終了した車ですが、現在も中古車市場での人気があり、高額査定を期待できる車種になっています。
また、海外でも人気があるため、輸出ルートを持っている買取店に売却すると積極的に高額査定を掲示してもらいやすくなるでしょう。
以下は、日産ティーダの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 142万円~ |
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平均買取相場 | 15.2万円 |
平均売却期間 | 10年10ヶ月 |
平均走行距離 | 6.3万キロ |
高額査定が期待できるグレード | アクシスシリーズ、15M |
高額査定が期待できるオプション・装備 | 本革シート・純正カーナビ・サンルーフの3点セット |
【買取価格の一例】
年式7年・走行距離4.7万キロ | 27.1万円 |
年式10年・走行距離9.2万キロ | 12.2万円 |
デイズルークス
日産デイズルークスは、軽自動車の中でも車内空間が広く安全性が高いため、人気の車種になっています。
中古車市場でも安定した需要があり、高価買取を期待できるでしょう。
2019年3月には初のフルモデルチェンジが行われましたが、旧モデルでも状態が良ければ高額査定になりやすいです。
以下は、日産デイズルークスの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 131.7万円~ |
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平均買取相場 | 86.2万円 |
平均売却期間 | 3年3ヶ月 |
平均走行距離 | 1.6万キロ |
高額査定が期待できるグレード | ハイウェイスターシリーズ |
【買取価格の一例】
年式5年・走行距離5.5万キロ | 49.6万円 |
年式3年・走行距離3.7万キロ | 78.1万円 |
モコ
日産モコは2016年に生産終了した車ですが、そのオシャレなデザインから、女性人気の高い軽自動車です。
今までに3回のモデルチェンジを行っていますが、3代目モコは中古車市場での需要が高く、高価買取を期待しやすくなっています。
以下は、日産モコの現段階の平均データなどをまとめた表なので参考にしてみてください。
新車価格(メーカー希望小売価格) | 107万円~ |
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平均買取相場 | 36.1万円 |
平均売却期間 | 8年7ヶ月 |
平均走行距離 | 5万キロ |
高額査定が期待できるグレード | 2011年に発売された3代目モコ |
【買取価格の一例】
年式6年・走行距離5.2万キロ | 46.0万円 |
年式11年・走行距離6.5万キロ | 14.4万円 |
日産の買取相場のまとめ
それでは最後に、日産の買取相場について簡単におさらいしていきます。
日産車の買取相場の特徴
・EV、ハイブリッド車、コンパクトカーに力を入れている
・新車発売時期には波がある
・中国など、海外での需要が高いので輸出販売ルートをもった買取店がおすすめ
人気車種について
・生産終了していても、中古車市場ではティーダやモコなど根強い人気を誇っている車種がある
日産車を売る際には、ぜひこちらの記事に書かれた特徴や傾向などをおさえた上で価格交渉に挑戦してみてくださいね!