車の買い替え手続き

車を買い替える時には、意外とするべき手続きが沢山あります。
車の買い替えを決めてから焦って手続きをするよりも、早めに自分がやる手続きを知っておけばスムーズに進める事が出来ます。

当ページでは、車の買い替えですべき手続きについてご紹介しておきます。
スケジュールを組んで1つずつ着実に終わらせていきましょう。

車の買い替えでやるべき手続きと流れ

車の買い替えを決めたら、購入予定の車に対する手続きと今の車の処分に関する手続きをしなければなりません。
それぞれの手続き方法と流れについて簡単にご紹介します。

まず車の買い替えを決めてから、新しい車を購入するまでの流れについて簡単にご紹介します。

1.購入予定の車の決める
2.今の車を売るか廃車にするかを検討する
3.今の車を買取査定に出す
4.購入する車の契約手続きをする
5.廃車の場合は廃車手続きを行う
6.納車日前までに自動車保険の手続きを行う
7.納車

新しい車に乗り換えるまで、上記のような流れで進めていきます。
ここで手続きが必要になるのは、「4.購入する車の契約手続きをする」、「5.廃車の場合は廃車手続きを行う」、「6.納車日前までに自動車保険の手続きを行う」の3箇所です。

それぞれどのような手続きが必要で、準備する書類は何なのか簡単に説明していきます。
普段聞かないような名前の手続きや書類もあるので、当ページを参考にしてください。

車を購入する時に必要な手続きや書類

買い替えの際にはまず、新しく購入した車の登録手続きを行わなければなりません。
その際に、自分で準備する書類と業者が準備する書類があるのでご紹介します。

また、購入する車が普通自動車か軽自動車かで、必要書類が違うので注意してください。

普通自動車の場合

  • 自分で準備
  • ・実印
    ・名義人の印鑑証明書
  • 販売店が準備
  • ・委任状:業者に登録手続き代行を依頼する際に必要
    ・保管場所証明申請書(車庫証明申請書):車の保管場所の証明、販売店代行(費用15,000円~20,000円)か、自分で申請(費用2,710円、管轄の警察署で申請)かで選べる
    ・保管場所使用承諾証明書:月極駐車場等に駐車する場合に必要
    ・保管場所使用証明書:所有地を駐車場にする場合に必要
    ・保管場所の所在地・配置図:住む家~駐車場までの地図、駐車スペースの確認

軽自動車の場合

  • 自分で準備
  • ・住民票:発行後3カ月以内
    ・認印:三文判(実印不要)
  • 販売店が準備
  • 委任状:登録手続き代行依頼の際に必要

車庫証明は、自分で取る事も出来ます。
お住まいの地域を管轄する警察署の窓口、又はホームページでダウンロードも出来ますので、必要事項を記入して提出します。

軽自動車の場合は、車庫証明ではなく「自動車保管場所届出書」という書類です。
ただし、車庫証明や届出は、地域によっては必要のない所もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

車庫証明についての詳しい情報は、こちらの記事に記載しています。

今の車を売る時に必要な手続きや書類

買い替えで現在の車を売る時に必要な手続きをご紹介します。
販売店などで下取りする方法が主ですが、近年ではオークション代行やインターネットでの個人売却、買取査定に出して中古車買取店へ売るなどの方法があります。

この中でおすすめする方法は、買取査定に出して中古車買取店へ売る方法です。
オークションやネットでの個人売買ではトラブルが生じやすいと言えます。

しかし、買取店への売却は、車に詳しくない方でも利用しやすい方法です。
買取店に売却する場合の手続きと、流れについて紹介します。

1.複数の買取業者に査定依頼を出す
2.査定額を比較して業者を決める(買取額を競わせる)
3.契約手続きの書類準備
4.車の引き渡し
5.売却金額の入金確認

上記で注意が必要なのは、複数の買取業者に査定依頼すると、執拗に営業電話が来る恐れがある点です。
営業電話は遠慮したい方は、ユーカーパックのように営業電話のない一括査定サイトを利用すると良いでしょう。

必要書類

車を売る際に必要な書類は、以下の通りです。
売る車が普通自動車か軽自動車かで、必要な書類が異なるので注意しましょう。

普通自動車の場合

・自動車検査証
・印鑑登録証明書
・自賠責保険証明書
・自動車税納税証明書
・実印
・リサイクル券

軽自動車の場合

・自賠責保険証明書
・軽自動車税納税証明書
・印鑑(認印でも可)
・リサイクル券

車を売る際、査定がプラスになるようにしたい場合は、以下の書類等を準備していると査定額がアップする可能性もあります。

・整備記録簿
・純正品のオプション
・スペアキー
・取扱説明書など
・車の外装、内装の掃除

今の車を廃車する時の手続き

今の車を売るのではなく、廃車にしたい方も必要な手続きがあります。
廃車を販売店やディーラーにお願いすると、廃車手数料が掛かってきます。

業者によっては、新しい車を購入してくれたら廃車手数料を0円にすると紹介する所もあるでしょう。
しかし、実はもっとお得に廃車手続きが出来る方法があります。

それは廃車買取業者にお願いする方法です。
廃車買取業者に廃車をお願いすると、廃車費用が掛からないだけでなく、廃車そのものを買取金額を付けて引き取ってくれます。

買取価格が付けば、新しい車を購入する際の資金に充てる事が出来ます。
そのため、廃車を検討している方は、廃車専門の買取業者に依頼する事をおすすめします。

自分で廃車を行う際の流れや手続き、必要書類については別ページに詳しく紹介しています。
車の買い替えで、今の車を廃車する予定の方は参照してください。

車を買い替え時は任意保険の手続きも必要

車を買い替え時は任意保険の手続きも必要

車を買い替えたら、さらに自動車保険(任意保険)の手続きもしなければなりません。
任意保険は、以前乗っていた車に掛かっていた保険ですので、新しい車に保険を掛ける必要があります。

基本的には、車の保険会社に必要な手続き等を聞いてその通りにすれば良いのですが、ある程度の流れや手続きについてをお話しします。
車の買い替えを検討されている方は、ある程度頭に入れておきましょう。

納車前までに車両入替手続きを済ます

車を買い替えたら、納車日前までに車両入替手続きを済ませる必要があります。
車両入替手続きとは、自動車保険の保険証券に記載されている契約車両を、新たな車に変更する手続きの事です。

つまり、保険の対象となる車を変更する事。
車を買い替えたのにこの手続きを怠ると、事故などで損傷した場合に補償の対象外になって保険が効かない恐れがあります。

もしもの時のためにも、車を買い替えたら必ず加入している保険会社に車両入替手続きを行うようにしてください。
車両入替手続きの流れは、以下のようになります。

1.業者から新しい車の車検証を入手(写しでも可)
2.保険会社に車を新しくした事を伝える
3.新しい車の納車日を決める
4.車両入替に必要な書類などを提出する
5.車を入れ替えた事で保険料が上がる場合は、保険料の差額を清算する

契約している保険会社によっては、インターネットで行える場合もあります。
契約者のマイページにアクセスし、納車日前までに車両入替手続きをしましょう。

詳細は下記のページにて紹介しています。

車の買い替えでの手続きで保険料を安くする方法

せっかくなので、車を買い替えた時に保険料の見直しもしておくようにしましょう。
新しい車の車種や型式によっては、車の保険料が上がってしまう可能性が非常に高いのです。

車の保険料は高額な事が多いのに、そこからさらに保険料が上がるのはかなり痛い出費になりますよね。
車の保険料を少しでも安くしたい方は、今加入している保険内容を今の生活に見合ったプランに見直しましょう。

また、車の買い替えを機に保険会社を切り替えてしまうのも手です。
保険会社を切り替えて保険の見直しを検討する場合は、車の買取と同様に保険の一括見積もりサイトを利用するのがおすすめ。

複数の保険会社に見積もり依頼をして、新しい保険会社を決定しましょう。
買取業者と同様で、一括見積もりサイトを利用すると営業電話が頻繁に掛かってくる可能性があるので注意してください。

>>保険の窓口インズウェブを見てみる。

車の買い替え手続きで掛かる諸費用

車の買い替え手続きで掛かる諸費用

車の買い替えの手続きと流れについて紹介しました。
これらの手続きでは、それぞれ諸費用が掛かってきます。

・車の本体購入代金
・消費税
・自動車税(新しい車の排気量によって異なる)
・自動車取得税(取得価額で異なる)
・自動車重量税(車両重量によって事なる)
・自賠責保険料
・車庫証明費用(代行依頼だと10,000円以上、自分ですると2,170円で済む)
・納車費用(約5,000円~15,000円、ただし、自分で取りに行くと0円)
・リサイクル法関連費用(廃車の場合、約1万円前後必要)

税金関係は決まった金額を支払う必要があるため仕方ありません。
しかし、車庫証明や納車費用は工夫すれば、費用を節約する事が出来ます。

余裕がある方は、自分で手続きをするのもひとつの手段です。

車の買い替え手続きを進める前に確かめる2つの事

車の買い替え手続きを進める前に確かめる2つの事

ここまで車を買い替える際に必要な手続きについて紹介してきました。
早速、手続きを進めていこうとされている方もいるかもしれません。

しかし、その前に確認しなければならない事が2点あります。
この2点を確認してから、車の買い替え手続きを進めていきましょう。

買取査定額をチェック

まず、今の車を買取査定に出す予定の方や既に買取査定を依頼した方は、業者から出された買取査定額をチェックしましょう。
先述しましたが、買取査定に出す時は複数業者に買取査定依頼をしてください。

複数業者に査定依頼をする理由は、少しでも高く買い取ってくれる業者を見つける事が挙げられます。
その他にも、買取査定が妥当な金額かどうかを把握する事が出来るからという点もあります。

業者によっては、もっともらしい説得をしながら安過ぎる買取価格を提示し、そのままお客様に買取を決定させるような所も存在します。
損をしないためにも、買取査定額はチェックするようにしてください。

業者に完全に任せてしまうのではなく、自分でもしっかりと勉強する必要があるという事です。

ローン残債も確認

新しい車の買い替え手続きの前に、今の車のローン残債がないかどうかも確認しましょう。
もし残債がある場合は、当然支払いが必要になります。

買取業者に今の車を買い取ってもらう場合、買取金額からローン残債を返済する事が出来ます。
ただ、査定額よりもローン残債が多い場合には、以下のいずれかの手段でローンを完済しなければなりません。

・ローン残債の不足分をまとめて現金で支払う
・ローンを組み直して完済する
・新しい車にローンに前の車のローンを上乗せする

今の車のローンを払い終えてスッキリした状態で次の車に乗りたい方は、不足分を現金で支払ってしまうのが良いと思います。
ですが、支払いが難しい場合はローンを上手く利用してきちんと支払いをするようにしてください。

車の買い替え時の手続きのまとめ

車の買い替え時の手続きのまとめ

車の買い替えには、多くの手続きが必要になってきます。

それぞれの手続きをする際の手順や、用意する必要書類もあります。
そのため、初めて車を買い替える方は苦労するかもしれません。

手続きが自分で全て出来るか不安な方は、車を購入する販売店や買取業者、保険会社の営業マンなどに相談しながら進めいきましょう。
また、手順などをメモして手続きが1つ終える度にチェックを付けていくなど、可視化する事で落ち着いて手続き出来るので間違いを減らせます。

その他、「買い替えに必要な費用」「手続きを進める前に確かめなければならない事」も合わせて確認しておく事をおすすめします。
時間が掛かる作業が多いのですが、着実に終わらせていきましょう。

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