車をピカピカ

「車ってどうやったら、ずっとピカピカの状態を保てるんだろう…」とお悩みの方。
実は洗車後にコーティング剤を使えば、車に汚れや水垢が付着するのを防いで、綺麗な状態を維持する事が可能です。

とは言え、具体的にどのような手順でコーティング剤を使えば良いのか分かりませんよね。
そこでこの記事では、コーティング剤の使用を考えている初心者の方に向けて「塗布する際の流れや注意点」「コーティング剤の選び方」を紹介していきます。

自分でコーティングをするというと難しく感じるかもしれませんが、簡単なポイントさえ押さえておけば問題はありません。
まずはこの記事で、車をピカピカにするコツをつかんでいきましょう!

車をピカピカにするにはまず洗車!手順は?

車を自分でピカピカにする場合には、以下の流れでコーティング剤を塗布する必要があります。

1.洗車
2.コーティング剤の塗布

洗車には手洗い洗車と洗車機がありますが、車に傷が付くのを避けるのであれば手洗い洗車がおすすめです。
手洗い洗車の手順は簡単に説明すると、以下の通りになります。

【手洗い洗車の手順】

1.タイヤやホイールの汚れを先に水で洗い流す
2.上から下の順番でボディやウインドウを洗う
3.カーシャンプーの泡が残らないように念入りに水で流す
4.乾く前に急いで水を拭き取る

ただし、実際には1工程毎に細かなポイントがあります。
詳しい手洗い洗車の方法は以下の記事で紹介しているので、合わせて参考にしてください。

光るくらいピカピカな車を目指すならコーティング

光るくらいピカピカな車を目指すならコーティング

手洗い洗車で表面の汚れを落としたら、ピカピカな状態を維持するためにもコーティング剤の塗布が必要です。
コーティング剤によって方法は異なりますが、ここでは一般的な塗布の流れを紹介します。

1.塗布

洗車と同じように上から下の順番で、1工程毎にコーティング剤を塗布しましょう。
ムラができないように20cm間隔で縦横均等にコーティング剤を塗り込むのがポイントです。スポンジの滑りが悪くなったら、コーティング剤を追加してください。

※気温が高い日は乾くのも早いので、より狭い間隔で塗布していくのがおすすめです。

2.2度の拭き上げ

コーティング剤を塗布できたら、拭き上げを行います。
マイクロファイバーなどの柔らかいタオルで最初に全体を軽く拭き(荒拭き)、その後に仕上げでもう1度丁寧に拭き上げてください。(仕上げ拭き)

3.乾燥させる

最後はコーティング剤を完全乾燥させていきます。最低でも24時間、完全硬化までの7日~10日は車に水が触れないように注意が必要です。

コーティングする際の注意点

どんな種類のコーティング剤でも車をピカピカにするためには、以下の注意点を守る必要があります。

注意点 ポイント
雨や炎天下での塗布は避ける ガレージなど屋根がある場所での塗布がおすすめ
液剤は必要量以上は付けない ムラの原因になるので注意
乾燥時間は最低でも24時間は取る 水で濡れてしまった場合には急いで拭く

また、経年車の場合には、手洗い洗車後に下地処理として以下の3つの工程をプラスすると、コーティング剤の密着性や耐久性が高まるのでおすすめです。

【経年車向けの下地処理】

  • 1.油膜除去剤の塗布
  • 手洗い洗車では取れない油汚れ(ワックス、排気ガス、花粉、黄砂)を除去する作業です。

  • 2.水垢を取る作業
  • 手洗い洗車ではとれない水垢を、ウォータースポットまたはイオンデポジット除去剤で取り除きます。

  • 3.仕上げに脱脂剤を使う
  • コーティング剤を塗る前に、車の表面をフラットにしてくれる脱脂剤で仕上げ拭きをします。

車のピカピカを保つためには継続的な洗車が必須

車のピカピカを保つためには継続的な洗車が必須

継続的に車のピカピカに保つためには、定期的な洗車やコーティング剤の塗布が必要になります。
なぜなら、コーティングの上に汚れが付着して固まってしまうと、簡単な洗車では汚れが落ちなくなってしまうからです。

洗車やコーティングの適切な頻度は、以下を参考にしてください。

屋外駐車(屋根やカバーなし) 屋内駐車
洗車 濃色車:週1回
淡色車:月2回
濃色車:月2回
淡色車:月1回
コーティング 濃色車:月1回
淡色車:2カ月に1回
濃色車:3カ月に1回
淡色車:半年に1回

車をピカピカにするコーティング剤の選び方

車をピカピカにするコーティング剤の選び方

初心者の方がコーティング剤を選ぶ際は、自分のコーティングレベルに合わせた商品を選ぶのをおすすめします。

種類 塗布の難易度 劣化速度 費用
ポリマー系コーティング剤 簡単 早い(1~3カ月) 安い
ガラス系コーティング剤 難しい 遅い(最長半年) 高い

なぜなら、コーティング剤を綺麗に塗る技術が身に付いていないと、どんなに持ちが良い高価なコーティング剤を使っても車がピカピカにはならないからです。
そういった意味で、コーティング塗布の経験が無い初心者の方は、「ポリマー系コーティング剤」を選んだ方が満足度も高くなります。

逆に何度かコーティング塗布の経験があり、施工方法にもある程度心得がある方は、「ガラス系コーティング剤」に挑戦してみるのもおすすめです。

撥水性・親水性・滑水性の比較一覧表

車のコーティング剤の中でも、撥水性・親水性・滑水性のどれを選ぶかで仕上がりが異なります。
迷った場合には、以下の表を参考にしてください。

【成分の比較一覧表】

種類 メリット デメリット
親水性
(しんすいせい)
水垢がつきにくい
安価で簡単
劣化が早い
(約1カ月程度)
撥水性
(はっすいせい)
ピカピカにしやすい
比較的安価
商品によって劣化速度が異なる
(1カ月~半年前後)
滑水性
(かっすいせい)
ミラー部位におすすめ
水はけは1番
長持ち(数年前後)
高価
撥水性に比べると輝き不足
塗布に時間が掛かる

車をピカピカにするコーティング剤3選

車をピカピカにするコーティング剤3選

ここからは、車をピカピカにできるコーティング剤を3つ紹介していきます。

商品名 難易度 施工時間 劣化速度
ゼロウォーター ★☆☆ 約30分~1時間 約1~2カ月
バリアスコート ★★☆ 約1~2時間 最長約6カ月
ピカピカレインプレミアム ★★★ 約5~6時間 約3年

上から下の順でコーティング塗布の難易度が上がっていくので、初心者の方は「ゼロウォーター」or「バリアスコート」を選ぶのがおすすめです。
詳しい施工方法や価格は商品毎に異なるので、この次に一つひとつ紹介していきます。

ゼロウォーター

ゼロウォーターは、ポリマー系のコーティング剤でスプレーをして拭くだけで車がピカピカになる簡単設計になっています。

【価格】

2,071円

出典:Amazon-2019年12月19日時点

【施工方法】

1.50cm四方に1回のペースでスプレをーする
2.液剤をマイクロファイバーなどで優しく塗り伸ばす
3.乾拭きをする

【注意点】

劣化速度が早いので、洗車と一緒に高頻度でコーティングをする必要あり。

【仕上がり】

・親水性で水垢がつきにくい
・紫外線によるダメージからボディを保護

バリアスコート

バリアスコートは、高密度ガラス系ポリマーとオリジナルポリマーレジンがハイブリッドされたポリマー系コーティング剤です。
こちらもスプレーをして拭くだけで車がピカピカになります。

【価格】

3,030円

出典:Amazon-2019年12月19日時点

【施工方法】

1.塗面から約30cm離してスプレをーする
2.専用クロスで刷り込むように塗り伸ばす
3.専用クロスに水を含ませて拭き上げる

【注意点】

下地処理をしないと、コーティングにムラができる可能性がある

【仕上がり】

・撥水性で鏡のようにピカピカに!
・どんな色の車でも程よい艶感を出してくれる

ピカピカレインプレミアム

ピカピカレインプレミアムは、新型のガラスコート保護膜で約3年間もその効果が持続する驚きのコーティング剤です。

【価格】

9,980円

出典:Amazon-2019年12月19日時点

【施工方法】

1.スポンジにピカピカレインを3適つける
2.スポンジでピカピカレインを薄く伸ばす(同一方向に)
3.付属のマイクロファイバーで拭き上げる

【注意点】

・スプレータイプではないので、塗布に5~6時間かかるケースがある
・下地処理をしっかりしないと、ムラになるケースが多い

【仕上がり】

・滑水性のため、水が溜まりにくい
・コーティング後は軽い洗車だけでも、車がピカピカに戻る

黒い車をピカピカにするのは業者任せがおすすめ

黒い車をピカピカにするのは業者任せがおすすめ

車をピカピカにするのに役立つコーティング剤ですが、実は黒などの色が濃いタイプの車は業者にコーティングを依頼した方が綺麗な仕上がりになります。
なぜなら、濃色車は同じ洗車傷でも白っぽく見えてしまう物が多く、素人がコーティングしただけでは目立たないようにできないケースが多いからです。

業者であれば、そういった白っぽい傷も軽研磨という作業で特殊な道具を使って消してもらえるので、濃色車でも隅から隅までピカピカにしてもらう事ができます。
そのため、もし濃色車に乗っていて市販のコーティング剤ではピカピカに出来ないような場合には、業者への依頼を検討してみてください。

【業者のコーティング料金の相場】

50,000円~120,000円前後(※車種により変動)

コーティング業者を探す方法

車をピカピカにしてくれるコーティング業者を探す場合には、「グーネットピット」というサイトを利用するのがおすすめです。
トップページの検索窓にコーティングと入力して、お住まいの地域を選択するだけでお近くの業者を簡単に探せます。

また、ユーザーレビューや実際に掛かった費用も見られるので、依頼前にイメージが湧きやすくなるのも嬉しいポイントです。
大まかな業者の選び方は、以下を参考にしてください。

ガソリンスタンド コーティング専門店
・施工時間が短く安価なメニューが多い
・メンテナンスを気軽に依頼しやすい

⇒短期間・高頻度のコーティングを希望の方におすすめ

・施工時間が長く価格が高め
・仕上がりや持続性など満足度が高いコーティングをしてもらいやすい

⇒長期間・低頻度のコーティングを希望の方におすすめ

新車購入時もコーティングで車をピカピカに!

新車購入時もコーティングで車をピカピカ

新車を購入する際に、ぜひオプションとしてディーラーにお願いしてほしいのがコーティングになります。
なぜなら、コーティングは車がピカピカな状態であればあるほどその効果を発揮しやすくなるため、新車のタイミングに塗布すれば綺麗な状態を維持しやすくなるからです。

さらに、新車時は「洗車」や「傷を消す」といった作業が不要なので、一般的なガラスコーティング料金よりも安くコーティングができるのが嬉しいポイントになります。

【新車時のコーティング費用の相場(ディーラー施工)】

50,000円~80,000円前後(※車種により変動)

販売時にコーティングされていない理由

「そもそも、新車って販売時にコーティングをしてないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
実は自動車メーカーは、ある2つの理由で販売時のコーティングは行っていないのです。

1.施工時間やコスト

ガラスコーティングは、施工するのに短くても半日前後の時間が必要になります。
そのため、販売額やコストの兼ね合いから、希望者以外にはコーティングなしで販売されているケースが多いのです。

2.ユーザーの好み

コーティングした事で出るボディのピカピカ具合を好まないユーザーも中にはいます。
そのため、自動車メーカーは希望者だけにコーティング剤を塗布するようにしているのです。

車をピカピカにする方法のまとめ

車をピカピカにする方法のまとめ

それでは最後に、車をピカピカにする方法についておさらいしていきます。

車をピカピカにする手順

1.手洗い洗車
2.コーティング

コーティングの一般的な流れ

1.塗布
2.2度の拭き上げ
3.乾燥
※経年車の場合は、塗布前に下地処理をするのがおすすめ

洗車やコーティングの頻度

屋外駐車の場合:洗車は1~2週間に1回、コーティングは半月~1カ月に1回
屋内駐車の場合:洗車は1~2カ月に1回、コーティングは3カ月~半年に1回
※車の色によっても洗車頻度は異なる

コーティング剤の選び方

施工の難しさ、持続期間、料金の3つを意識して選ぶのがおすすめ!

黒い車(濃色車)は業者コーティングがおすすめの理由

・素人では消せない傷も消してもらえる
・満足の行く仕上がりになりやすい

新車時こそコーティングの理由

・状態が良いので、コーティング効果が持続しやすい
・作業工程が少ないので、通常のコーティング料金より安いケースが多い

「これからコーティングしたいな」と考えてる方は、ぜひこの記事を参考に自分の希望に近いコーティングを選んでくださいね!

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