トヨタファイナンスの仮審査

「トヨタファイナンスの仮審査って、厳しいのかな…?」とお悩みの方。
一般的に、いわゆるディーラーローンでお金を借りる場合はそこまで審査が厳しくないケースがほとんどです。

とは言え、トヨタには車購入時に選べるカーローンが4つもあるので、普通のマイカーローンと同じ感覚でお金を借りても良いのか分からなくなる方も多いと思います。

そこでこの記事では、トヨタファイナンスで借りられる車周りのローンの種類や審査の厳しさについて、簡単にまとめていきます。
お金を借りるというと身構えてしまうかもしれませんが、仮審査に通るためのポイントは多くありません。

まずはこの記事で、トヨタファイナンスではどんなカーローンが用意されているのかの概要を掴んでいきましょう!

トヨタファイナンスの仮審査の仕組みとは?種類・金利を解説

トヨタファイナンスに限らず、基本的に車購入時にお金を借りるためのローンは、借りる人の信用情報を見て審査が行われます。
一般的な仕組みは、以下の通りです。

1.仮審査
2.仮審査に受かれば本審査
3.本審査に受かればお金を借りられる

仮審査と本審査の違いについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので合わせて参考にしてください。

トヨタファイナンスもディーラーローンに該当するクレジットですが、金利設定は販売店ごとに異なります。
また、トヨタファイナンスではローンが4種類用意されているのが1つの特徴です。

それぞれの詳しい違いは、以下をご覧ください。

一般的なマイカーローン(トヨタクレジット)

トヨタファイナンス1つ目のローンが、一般的なマイカーローン(ディーラーローン)に該当する「トヨタクレジット」です。

  • ボーナス払い
  • 最短3回~最長72回の分割払い

上記など、顧客の希望に合わせた支払いプランが選べます。
車購入と同時にローンの審査を申し込めるのでスピーディーに手続きを進められる一方で、金利が高いのが欠点です。(最大7.8%)

仮審査の基準は甘いケースが多いので、一般的な信用情報が備わっていれば落とされる可能性は少ないと考えられます。

出典:トヨタクレジット

残額据置き払い

トヨタファイナンス2つ目のローンが、残額据置き払いです。
このローンの最大の特徴は、支払い回数が2回という点になります。

【残額据置き払いの内訳】

1回目の支払い 購入時(頭金+手数料)
2回目の支払い 3年後に車を販売店に返却(売却)して残額を支払う

購入時に頭金と手数料さえ支払えば3年間は月々の支払いがないので、期間限定で車を必要としている方にはおすすめのプランです。
ただし、この次に紹介する残価設定型クレジットと同様に、トータルでみると支払い総額が多くなってしまうケースが多いので注意が必要です。

仮審査の基準は、トヨタクレジットと同様で厳しくありません。

出典:残額据置き払い

残価設定型クレジット

トヨタファイナンス3つ目のローンが、残価設定型クレジットです。
これは通称「残クレ」と呼ばれている新たな形のローンで、残額据置き払いと同様に3年~5年後に販売店に車を返却(売却)する事が前提になっています。

【残クレと残額据置き払いの違い】

残クレ 頭金無しで購入できる、支払いが複数回になる
残額据置き払い 支払い回数が頭金を含む2回になっている

最後は販売店に車を返却する前提のローンなので月々の支払いは抑えられます。
しかし、長い目でみると損をしやすいローン内容になっているので注意が必要です。

「残クレ」については、こちらの記事でも詳しく紹介しているので参考にしてください。

仮審査の基準は、こちらも同じく厳しくありません。
金利については4%前後で借り入れができるケースが多いため、トヨタクレジットよりも低いようです。(低金利キャンペーン期間中・対象車は、1.9~2.9%前後)

出典:残価設定型クレジット

e-way

トヨタファイナンス4つ目のローンが、e-wayです。
e-wayは、月々の支払額をWEBから簡単に変更できるタイプのローンになっています。

そのため、一部または全額の繰り上げ返済の申請がしやすく、資金に余裕が出た時に早めに返済を終えられるのが大きなメリットです。
また、支払回数も最大で84回まで延長できるので、月々の負担が重くなってきた時には分割払いの額を減らす事もできます。

ただし、支払いプランを変更する際には、契約時に決められた手数料を金額に応じて支払わなければならないので注意が必要です。
仮審査の基準については、こちらも今までのローンと同様に厳しくありません。

トヨタファイナンスの仮審査は厳しい?甘い?

トヨタファイナンスの仮審査は厳しいのか

ここまでトヨタファイナンスの4つのローンを紹介しましたが、どれも仮審査の基準は甘くなっています。

なぜなら、トヨタファイナンスでお金を借りた際の車の所有権は、お金を完済するまで販売店側にあります。
そして、返済が滞った場合も購入者から車を取り上げる事ができるからです。

つまり、お金を貸して滞納などの問題が起きたケースでも、車を担保にして残り費用を回収できるという保険がトヨタファイナンス側にはあり、審査が甘くなっています。

では次に、トヨタファイナンス(ディーラーローン)に比べて審査基準が厳しいとされている、銀行のマイカーローンについて説明していきます。

銀行のマイカーローンとの違いやメリット・デメリット

トヨタファイナンス(ディーラーローン)と銀行のマイカーローンの違いは、以下の通りです。

トヨタファイナンス(ディーラー) マイカーローン(銀行)
審査基準 甘め 厳しめ
目安金利 高い(6.0~7.8%前後) 安い(2.0%~4.0%前後)
審査時間 30分~1時間前後 1~3営業日前後
契約日 土日祝でもOK 平日のみ
車の所有権 トヨタ(ディーラー) 車の購入者
返済期間の限度 短い(最長6~7年) 長い(最長10年)

銀行のマイカーローンは車の所有権が購入者にあるため、お金を借り入れる際の仮審査の基準が厳しいというデメリットがあります。
その一方で、金利についてはトヨタファイナンスに比べると、安い種類が多くなっているのが大きなメリットです。

そのため、トータルコストを抑えたい場合には、トヨタファイナンスだけではなく銀行のマイカーローンの仮審査も申し込んでおくのがおすすめになります。

トヨタファイナンスの仮審査に通るための4つの条件

トヨタファイナンスの仮審査に通るための4つの条件

基本的にトヨタファイナンスの仮審査に通るのはそこまで難しくありません。
しかし、以下の4つの条件を満たしている方は、より審査に通りやすくなります。

1.安定した収入がある
2.返済実績がある
3.他社でお金を借りていない
4.頭金が多く借入額が少ない

それぞれの詳しい内容はこの次に紹介していくので、あなたがこの条件に該当しているか否かをチェックしてみてください。

安定した収入がある

トヨタファイナンスの仮審査でも安定した収入があるか否かは、必ずチェックされます。
具体的には、下記などが仮審査時に見られるケースが多いようです。

  • 年収が200万円~250万円以上あるか
  • 正規雇用されているか(アルバイト・パート・専業主婦ではないか)
  • 1つの会社に長く勤めているか

また、上記に該当している場合でも10代~20代前半の方は、就業期間が短い事が原因で審査に落ちる場合があります。
ただし、連帯保証人を立てれば問題なく審査に通るケースも多いので、過剰に心配する必要はありません。

返済実績がある

トヨタファイナンスの仮審査でも、これまで(5年~10年間)の返済実績をチェックされます。
具体的には、下記などが仮審査時に見られるケースが多いようです。

・他ローンやクレジット等で2~3カ月以上の延滞をした事はないか(携帯電話や水道料金等の延滞も審査されます)
・自己破産など、お金を返せなくて債務整理した事はないか
・強制で契約が解除されるような事案を起こしていないか
・一定期間の延滞をして、保証会社がお金を立て替えた事はないか

他社でお金を借りていない

トヨタファイナンスの仮審査でも、現在他社でお金を借りていないかどうかがチェックされます。
具体的には、下記などが仮審査時に見られています。

・前に購入した車のローンが残っていないか
・住宅ローンや奨学金などの支払いは残っていないか
・携帯の本体費用を分割で支払っていないか
・金融機関にお金を借りていないか(クレジットカードのリボ払いや分割払いを含む)

合計で年収の約5割~8割を超える額を他社から借り入れている場合には、審査に通るのが難しくなるようです。

頭金が多く借入額が少ない

トヨタファイナンスの仮審査でも、ローン申込時の頭金と借り入れ額がチェックされています。
というのも、そもそも仮審査では借入額を中心に審査の厳しさが異なるため、頭金を多く入れて借入額を減らせば審査に通りやすくなるのです。

そのため、「頭金0円で全額を分割払いで車を購入したい」と考えている場合には、トヨタファイナンスのように審査が甘めのローンでも条件が厳しくなります。
ー以上、4つのトヨタファイナンスの仮審査に通るための条件をお伝えしましたが、審査に通らなかった場合でも対策はあるので安心してください。

詳しい方法は、この次に紹介していきます。

トヨタファイナンスの仮審査に落ちた場合の3つの対策

トヨタファイナンスの仮審査に落ちた場合の3つの対策

トヨタファイナンスの仮審査に落ちてしまった場合には、以下の3つの対策を実践する事で審査に通るようになるケースが多いです。

1.自分より収入が安定している人に連帯保証人になってもらう
2.頭金の額を増やして、借入額をへらす
3.他社から借りているお金を審査前に返済する

連帯保証人については、「65歳未満」「年収300万円以上」「正社員or経営者」といった条件を持つ人(配偶者などの親族)を立てるのが一般的になります。
収入が不安定な方の場合には、トヨタ側から連帯保証人について提案されるケースが多いようです。

トヨタファイナンスの仮審査・本審査の流れや必要書類

トヨタファイナンスの仮審査・本審査の流れや必要書類

トヨタファイナンスの仮審査・本審査の流れは、以下の通りです。

1.販売店(トヨタ)に車を見に行く
2.支払い方法を決定する
3.仮審査をする
4.仮審査に受かれば本審査になる
5.本審査に受かれば、その場で売買を結ぶ

店頭でローンの申し込みが出来るので、審査時間は最短で10分~20分前後(即日)で終わります。
必要書類も銀行のマイカーローンに比べて少なく、運転免許証等の本人確認書類があれば問題ないケースがほとんどです。(※詳しい持ち物は、販売店や契約内容によって異なります)

トヨタファイナンスの仮審査のまとめ

トヨタファイナンスの仮審査のまとめ

それでは最後に、トヨタファイナンスの仮審査についておさらいしていきます。

トヨタファイナンスの仮審査とは?

・トヨタファイナンス=ディーラーローン
・ローンは4種類ある

トヨタファイナンスの仮審査の厳しさや金利

・審査は銀行に比べて甘い
・金利は銀行に比べて高いケースが多い
・審査スピードは銀行に比べて早い

トヨタファイナンスの仮審査に通るための条件

1.安定した収入がある
2.返済実績がある
3.他社でお金を借りていない
4.頭金が多く借入額が少ない

トヨタファイナンスの仮審査に落ちた場合の対策

1.自分より収入が安定している人に連帯保証人になってもらう
2.頭金の額を増やして、借入額をへらす
3.他社から借りているお金を審査前に返済する

トヨタファイナンスの仮審査の流れ

1.販売店(トヨタ)に車を見に行く
2.支払い方法を決定する
3.仮審査をする
4.仮審査に受かれば本審査になる
5.本審査に受かれば、その場で売買を結ぶ
※必要書類は運転免許証があればOKなケースが多い

トヨタファイナンスはディーラーローンとほぼ同じですが、支払い方法が多いため混乱しやすいのです。
「トータルコストでお得なのはどれなのか」をポイントに、借入先を検討してみてください。

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