車の買い替えで得するタイミングを逃さない！乗り潰した方が良い？

今乗っている車から新しい車に買い替える際に、今の車の処分と新しい車の購入などで大きな出費が発生します。
車を購入する予定の方は、出来るだけ出費を抑えた上で車を買い替えたいはずです。

ここでは、少しでも車をお得に買い替える方法についてご紹介します。

車の買い替えでお得な時期

実は、車を買い替えるのにお得な時期やタイミングがあります。
これから説明する時期・タイミングを参考に計画を立てると、車の買い替えの目処が付きやすくなるでしょう。

車検直前のタイミング

車検を迎える直前は、車をお得に買い替えるのに良いタイミングです。
新車の場合、車検のタイミングは、3年、5年、7年目と続きます。

そのため、特に5年目、7年目を目安にして、新たに車を買い替える人も多くいるのです。
車検は、大きな部品交換が発生しなくても10万円近くの出費が発生します。

車を長く乗り続ければ続けるほど部品の消耗も激しくなるため、7年目の車検にはさらに整備費用がかさむ可能性が十分あります。
それでも車を乗り続けたい方は、整備しながら乗り続けます。

しかし、車検の度に整備が煩わしくなってくるようなら、5年目、7年目のタイミングで買い替えると良いでしょう。
車検のために使う費用を新たに買い替える車の購入資金に充てられるので、その点では十分お得に車を買い替える事が出来ます。

新車登録年数が税額増額の13年目になる前

車は新車登録から13年を超えると、自動車税と重量税が増額されます。
車種排気量によって税額は異なりますが、自動車税は13年経過後には約15％アップ。

重量税は車検で支払う際に、前回の車検よりも約40%増額します。
自動車税も重量税も1度に数万円支払うのに、そこからさらに増額されるのは非常に痛い出費です。

節税対策のためにも、新車登録から13年経過する前に買い替える方がお得で賢い選択とも言えるでしょう。

決算前がお得に車を売却出来る

車の決算月は3月・9月です。
この時期は、決算前の駆け込みで車をお得に購入する事が出来て、大幅な値引き交渉もしやすい時期。

そのため、新たに車を購入するのは、3月・9月が望ましいでしょう。
しかし、車をお得に購入出来るという事は、この時期に車を売るには不向きな時期とも言えます。

中古車販売店は、決算月のために前もって在庫を用意する必要があります。
そのため、1～2月、7月～9月頃がおすすめです。

この時期であれば、査定額の値上げ交渉もしやすいのも買い替えに適している理由と言えます。

　車買い替えは月によって損する？一番お得なタイミング・時期

新車モデル発売直前

燃費性能や整備を改善し、車は新型モデルとして販売されます。
今乗ってる車をお得に売りたい場合、この新車モデルが販売される直前に売却するのが良いと言われています。

これは、新車モデルが販売されると、旧型モデルの価値が落ちてしまい売却価格も下がってしまう傾向があるからです。
買い替える車を購入する場合だと、新車モデルを購入するのがお得でしょう。

旧型モデルよりも燃費が良いので、ガソリン代が節約できます。
さらに、新車モデルを誰よりも早く乗っている満足感も味わえるのがお得である理由です。

走行距離5万km未満・5年未満は高く売れる

車を売却する場合、走行距離が5万km未満、もしくは新車登録から5年未満の車が高く売れる傾向があります。
中古車販売店は、高く販売出来る車を高く買い取ってくれます。

車の年数も走行距離も短ければ短いほど、買取価格が高くなるのです。
逆に、走行距離が10万km以上、新車登録年ら10年以上の車は、中古車として販売しても売れ残る可能性が高いため買取価格も低くなります。

買い替えのために車を高く売りたい方は、早めに売却をした方がお得なのです。
しかし、走行距離3万km未満や新車登録3年未満で売却するのは少し早過ぎますし、ローンの支払いが終わっていない場合もあります。

走行距離5万km未満や新車登録5年未満の車であれば、買取価格がマイナス査定になりにくく、ちょうど良い買い替え時期と言えるでしょう。

車は買い替えと乗りつぶすのはどちらがお得？

車を買い替えながら乗り続ける方もいますが、1台の車を修理や整備を繰り返しながら長く乗り続けて乗りつぶす方もいます。
実際の所、これはどちらがお得なのか比較していきますので、参考にしてください。

車の新車登録年数・走行距離で考える

今の車を「買い替えるのか」「乗りつぶすのか」で悩んでいる方は、今の車の新車登録年数と走行距離をチェックしましょう。
先ほど、登録年数と走行距離で、車が高く売れるかどうかが決まる事を説明しました。

今乗っている車が5万km未満や新車登録から5年未満であれば、車を高く売る事が出来ます。
そのため、この場合は車を高く売り、そのお金を新しい車の購入費用に充てる事が出来るので、買い替えするのがおすすめです。

しかし、今の車が走行距離10万km以上や新車登録から10年以上経っている場合、車を査定に出しても高い買取価格は期待出来ません。
そんな車をわざわざ売って買い替えるのは、お得な車の買い替えとは言えません。

長く乗っている車を持っている方は、そのまま乗り潰すまで使い続けた方がお得でしょう。

車検代・修理費で考える

今の車の車検代や修理費を見て、買い替えと乗り潰しのどちらがお得なのかを考えてみましょう。
車検は、1度通すと大体10万円程の費用が掛かります。

しかし、部品交換が必要な場合は、さらに費用が上乗せになってきます。
例えば、バッテリーやタイミングベルトのように、部品代や工賃が高い部品を交換すると、プラス5万円以上掛かる事もあるでしょう。

車の修理も、場所によっては30万円以上掛かる事もあります。
車検や修理で高額出費になる場合は、新たに車を買い替えてしまった方がお得です。

査定をして判断する

車を買い替えるか乗りつぶすかは、査定に出してその金額で判断するのも1つの手です。
査定自体は無料でしてもらえるので、自分の車にいくらの価値があるのかを見てもらいましょう。

たとえ走行距離や年数が随分経っているものでも、人気の車種であれば中古車としての価値があります。
そのため、高価買取してもらえる可能性も十分ありお得です。

車の買取価格が気になる方は、複数査定業者と比較する事をおすすめします。
インターネットの匿名シミュレーションサービスを提供しているものもありますが、正確性に欠けます。

そのため、買い替えか乗りつぶしの判断をする事が難しくなるというデメリットがあるのです。
複数の業者に査定依頼する事で査定額を比較出来るので、より高く買取ってくれる業者を探しやすくなります。

ただ、サイトによっては一括査定依頼をすると、多くの業者から営業電話が掛かってくるサービスもあります。
営業電話は直接査定アップの交渉も出来るメリットがありますが、不要な方は営業電話があまり掛かってこないサイトを選びましょう。

電話の嵐が嫌だという方は、電話が1社のみの「ユーカーパック」をおすすめしています。
一括査定で出された金額で、車を買い替えるか乗りつぶすかの判断基準にしましょう。

下取り・買取りどちらがお得？

車の売却方法には、下取りと買取りがあります。
車を売るならより高く売りたい所ですが、買取りの方がお得だと言われています。

下取りよりも査定額の基準が細かい事が査定アップに繋がっています。
また、人気の装備やパーツが付いた車であれば、より高い価格で買い取ってもらえる可能性もあるのです。

ただ、買取りにもデメリットがあります。
それは、相場の変動が激しいため、売る時期によっては査定額が大幅に下がる事がある点です。

車を売る時は時期やタイミングも見計らって行動しましょう。
下取りの方が高くなる場合もあるため、より高く売りたいという方は「下取り・買取」に限らず複数業者と比較する事をおすすめします。

買い替え時に新車と中古車どちらがお得？

今の車から新たに車を買い替える時、新車と中古車を購入するならどちらがお得でしょうか。
新車にも中古車にも、メリット・デメリットがあります。

メリット、デメリットを加味した上で、自分に合った車を選ぶようにしましょう。

新車のメリット

新車のデメリット

中古車のメリット

中古車のデメリット

新車であれば3年・5年の保証が付けられますが、中古車には保証がない場合が多いのです。
ただ、有料で短期間の保証が付けられる保証付き中古車もあります。

中古車購入時には、最低でも6ヶ月の保証を付ける事をおすすめします。
新車よりも中古車の方が故障の可能性は高いため、その点でも保証付き中古車で自分の車に保険を掛けた方が安心出来るでしょう。

お得な車の買い替えのまとめ

車を買い替える際には、時期やタイミングを間違えなければ、よりお得に行う事が出来ます。

車を売却するのにお得な時期・タイミング

• 車検前
• 13年目の増税前
• 新車モデル登場前
• 走行距離5万km未満、新車登録年数5年未満
• 決算前

また、車の状態によって、買い替えと乗りつぶしのどちらがお得なのかも判断しましょう。

新たに車を購入する時も、新車と中古車のどちらにするかは、しっかりと考えておく必要があります。
それぞれのメリット・デメリットを見て、自分の生活スタイルには新車と中古車のどちらが適しているかもしっかりと把握しましょう。

自分の納得する車の買い替えをするには、色々と時間も掛かります。
しかし、お得に買い替えたい方は、しっかりと計画を立てて車の買い替えを行う事をおすすめします。