車の買い替えする月

車の買い替えは、多くの費用が掛かってくるため、出来るだけ賢く安く購入したいと考える方が多いのではないでしょうか。
実は、車の買い替えは1年の内、お得に購入出来る時期があります。

今回は車の買い替えがお得なのは何月なのか、なぜその時期がおすすめなのかについてご説明します。

車を買い替える際におすすめの月

1年の内、車を買い替えるのにお得な時期をいくつかご紹介します。
もし近い内に買い替えを検討されている方は、これから紹介する月に向けて買い替え費用を用意したり、買い替えまでの計画を立てたりしておきましょう。

事前に買い替え時期をイメージしておくと、それに向けての事前準備もしっかり出来ます。

新車に買い替える場合

車を買い替える時、新車に買い替えるか中古車に買い替えるかでまず悩む所ですね。
特に新車に買い替えると、中古車よりも費用がかさんでしまう事が多いと思います。

「それでも新車に乗りたい!」という方は、買い替えの際に損をしないように計画を綿密に立て、買い替え時期を明確に設定しましょう。
では、新車に買い替える場合におすすめの月をご紹介します。

決算月の3月・9月に車の買い替えがおすすめ

まずは、決算月にあたる3月と中間決算月の9月の買い替えをおすすめします。
特に、決算月の3月は1年の中で最も車を安く買える時期と言えます。

これは、メーカーが会社の業績アップのための最後の追い上げを図り、車を大幅に値下げしているからです。
この時期は値引き交渉もしやすいので、新車を安くお得に購入したい方は3月に購入を検討しましょう。

ただ、車の登録月が4月に持ち越されてしまうと、あまり値引きが期待出来なくなります。
そのため、早めに購入計画を立てるようにしてください。

中間決算月の9月も、3月の時と同様の理由で新車が安く買いやすくなっています。
しかし、決算月の3月ほどの値下げは期待出来ないでしょう。

「それでも良いから秋頃に新車に買い替えたい!」という方は、6月頃から購入計画を立てて9月に値引き交渉をするというパターンでお得に買い替えると良いと思います。

年末の12月に車を買い替えるのがお得

3月・9月の次に新車を買い替えるのにお得な月は、12月の年末時期。
これは、メーカーが1年間の年間登録台数を伸ばすために、新車を大幅に値下げして売り出しているからです。

また、12月の年末は多くの方が会社からボーナスをもらう時期。
ボーナスをもらう事、年末年始という時期もあって、消費者も財布のひもが緩みやすい時期と言われています。

その時期に消費者に購入してもらうために、メーカーは新車を安く売り出しているのです。
新車に買い替えたい方は、ボーナスを使って12月頃の買い替えを検討してみると良いでしょう。

夏と冬のボーナス月に思い切って車を買い替える

先ほども紹介したように、年末の12月はボーナスがもらえる時期でもあるため、新車が安く売られている事が多いのです。
夏のボーナス月の6月・7月頃も同様に、車が値引きされて売られている事があります。

これは、夏のボーナスを使って車の購入を検討されている方や、夏休みに家族で旅行・アウトドアに行きたい方をターゲットにしているからでしょう。
反対に、ゴールデンウィークと重なる5月は、連休での旅行などで出費が増える時期。

そのため、しばらくは出費を控えたいと考えられている方が多いのです。
連休中に車を見に行って購入を検討したい方もいるかもしれません。

しかし、実際に購入するのはボーナス月まで我慢した方が良さそうですね。

お得に車を買い替えるならモデルチェンジの前月

他にも、新車を買い替えるのにお得な時期があります。
その時期は、車がモデルチェンジされる前月です。

これは毎年この時期に安くなるというわけではないため、メーカーの公式サイトやニュースなどをチェックして買い替え時期を計画しましょう。
車のモデルチェンジした新型の発売日は、発売される1〜2ヶ月前に公表される事が多いのです。

新型の発売が発表されると、メーカーは旧型モデルの在庫を減らそうと大幅に値下げして売り出し始めます。
その時期に旧型モデルの新車を購入すれば、お得に買い替えが出来るのです。

ただ、モデルチェンジの発表を聞きつけた多くの消費者が販売店に足を運ぶ事が見込めます。
そのため、購入の競争率は非常に高くなる恐れがあります。

月末に割引交渉して車をお得に買い替え

新車を買い替えるのにお得な時期は他にもあります。
それは割引・値引き交渉がしやすい月末です。

月末に値引き交渉しやすい理由は、営業マンのノルマ達成のため。
月末になっても営業マンがノルマが達成出来ない場合、上司や本社からその事を咎められます。

そのため、営業マンは何が何でもノルマを達成するために、月末に大幅に値引きして契約を取ってきます。
新車をお得に安く買い替えたい方は、月末に販売店にいって値引き交渉するのも1つの手でしょう。

ノルマ未達成の営業マンを見分けるコツもあります。
月末近くに販売店に入店した時に積極的に新車のアピールをしてくる営業マンは、ノルマ未達成の可能性が高いのです。

上記のような営業マンに値引き交渉をすると、契約してもらうためにと大幅に値引きして売ってくれるかもしれません。
値引き交渉は苦手という方も、月末にノルマ未達成の営業マンであれば交渉がしやすいのではないでしょうか。

中古車に買い替える場合

中古車でも良いから車を買い替えたい方の場合の、お得に買い替えが出来る時期をご紹介します。
新車と中古車では、車を買い替えるのにおすすめの時期はよく似ています。

しかし、中古車を安く買いたい方には少し注意な時期もあります。
それぞれについてお話ししますので参考にしてみてください。

では、安く買い替えが出来る時期や月と、その理由についてご紹介します。

中古車を安く買い替えるなら6~8月や11月~12月

まず中古車をお得に買い替え出来るのは、6~8月や11月~12月頃です。
これは新車の買い替えにおすすめな時期と同じで、夏と冬のボーナス月にあたる時期のため。

ボーナスが入ったから車を買い換えたいけど、新車を買うには少し心もとないと感じる方は、この時期に中古車の買い替えを検討してみると良いでしょう。

2~3月は中古車が高くなる時期なので要注意

中古車が安く買い替えられる時期は、先述した夏と冬のボーナス時期です。
ただ、逆に中古車を安く買うには難しい時期もあり、それが2~3月頃。

なぜこの時期に中古車を買うと高くなりやすいのかと言うと、3月の決算月が関係しています。
新車の場合、3月の決算月に向けて車を大幅に値下げして販売され、購入したい消費者が増えます。

それに伴い、今まで乗っていた車を下取りや買い取りに出す人が増えるため、中古車の流通量が一気に高くなるのです。
また、消費者の中古車の選択肢も増えるため、購入する人も多くなります。

そのため、中古車は多少高くても良い商品を買いたいという消費者が多くなり、販売店に値引き交渉してもなかなか値引きしてもらえないのです。
ですが、安さは二の次で質の良い中古車を購入したい方は、この時期の買い替えをおすすめします。

車を買い替えるタイミングになりやすい月

車を買い替えるタイミングになりやすい月

車をお得に買い替え出来る月・時期についてご紹介しました。
次は消費者が車を買い替えようと考えるタイミングや月・時期についてお話しします。

夏・冬のボーナスをもらって財布の紐が緩くなる6~8月や12月頃の他にも、消費者が車の買い替えを検討する時期があります。
その時期について1つずつ説明していきます。

車検がある月に車の買い替えを検討

車は2年に1度、車検を通さなければいけません。
この時期に車の買い替えを検討される方は多くいます。

車検では、保安基準に満たない部分の整備をする費用の他、自賠責保険や重量税などの法定費用も掛かってきます。
それら全ての車検費用は、安くても4~8万円近く掛かるでしょう。

整備部分が多ければ多いほどその費用はさらに掛かるため、10万円以上になる場合も予想出来ます。
そのため、今乗っている車を整備して車検に出すか、いっそ買い替えるかで悩む人が増えるのです。

この場合、もし他に欲しい車があり、自分の予算と合致する時は思い切って買い替えても良いでしょう。
また、整備費用が極端に高い場合は、買い替えた方がお得な場合もあります。

車検を通すか買い替えるかで悩んでいる方は、車の整備でお世話になっているメーカーやガソリンスタンドのスタッフに相談してみるのも1つの手でしょう。

自動車税のお知らせ前や税金が上がる直前に買い替え検討

他にも、車を買い替えようと考える人が多くなる時期は、自動車税のお知らせが来る前と自動車税が値上げされる時期です。
自動車税は、毎年4月1日時点の車の所有者に課せられる税金で、お知らせは5月頃に各ご自宅に届きます。

先払いした自動車税の期間中に車を買い替えると、未経過分のお金が還付されます。(正確には廃車時ですが、多くの販売店では還付金相当の金額を買取額に上乗せしてくれています)
これは損得があるわけではないのですが、気持ち的にお得感がありますよね。

また、自動車税は新車登録から13年以上経過すると税額が重課されるため、その前に車を買い替えると節税対策になります。
例えば、ガソリンを給油する一般的な自家用車の場合、以下のようになるのです。

軽自動車 10,800円 13年以上で12,900円
排気量1.0L以下 29,500円 13年以上で33,900円
排気量1.5L以下 34,500円 13年以上で39,600円
排気量2.0L以下 39,500円 13年以上で45,400円
排気量2.5L以下 45,000円 13年以上で51,700円
排気量3.0L以下 51,000円 13年以上で58,600円
排気量3.5L以下 58,000円 13年以上で66,700円

排気量が多い車ほど重課の差額は大きくなっています。
新車登録から13年経過する車を乗っているのであれば、税金を多く払うよりも買い替えしてしまう方が良いでしょう。

時期以外に考えられる車の買い替え基準は?

他にも、車を買い替える時に消費者が基準にする買い替えの条件があります。

・車の年式が5年落ち、もしくは走行距離が5万キロのタイミング
・車の年式が10年落ち、もしくは走行距離が10万キロのタイミング

上記のタイミングを越えると、車の買取価格が大幅に落ちます。
そのため、その前に車を買い替えようかと検討される方が多いのです。

また、結婚や出産などで生活スタイル・家族構成の変化を車の買い替え基準にされる方もいます。
例えば、結婚・出産によって小さなお子様を抱えている場合、チャイルドシートが装着出来たり、ベビーカーを乗せられる室内の広い車に買い替えるのが最適でしょう。

子供が成長後は、ご本人の趣味性の強い車や1人・2人で乗る普段使いの車に買い替えて運転を楽しむ方もいます。
上記のような買い替え基準も参考にしながら、買い替えを検討してみると良いでしょう。

車を買い替える月のまとめ

車を買い替える月のまとめ

新車は決算月の3月・9月や年末の12月、中古車は6~8月や11月~12月がお得に買い替えが出来る月です。
その他にも、モデルチェンジの前月や月末など、お得に車を購入できる時期はいくつかあります。

これから買い替えを考えている方は、今回ご紹介した月に合わせて買い替え計画を立ててみましょう。
もっとお得に買い替えしたいという方は、今乗っている車を買取査定に出して得たお金を買い替え費用に充てる方法があります。

買取査定をする際は、2社以上の業者に一括で買取査定依頼を出し、査定額を比較してから買取先を検討すると良いでしょう。
しかし、この方法を行うと、査定をお願いした業者から頻繁に営業電話が掛かってくる恐れがあるので注意してください。

営業を極力受けたくない方は、営業のほとんどないユーカーパックを使うのも方法の一つです。
お得に車を買い替える場合、以下の事を考えながら計画立てる必要があります。

  • 車を買い替えるお得な月を決める
  • 値引き交渉が出来る時期を狙う
  • 今の車が高く買取出来る業者を探す

車の買い替えだけでも、上記の事を検討しなければいけません。
しかし、お得な買い物をしたい方は、ぜひ挑戦してみると良いでしょう。

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