車の買い替え時に同じナンバーを引き継ぐ方法

車のナンバーは希望をすれば、自分の気に入った数字に関係した並びを選べます。

• 誕生日や記念日
• オシャレで縁起の良い数字
• お気に入りの語呂合わせ

上記のように、こだわりを持ってナンバーを選んでいた場合は、車を買い替えた後も「同じナンバープレートを使いたい！」と思います。
そこでこの記事では、車の買い替え時に同じナンバーを引き継ぐ方法・必要書類・費用等についてまとめてみました。

人気ナンバーが抽選になってしまった際の対応なども記載しているので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

車の買い替え時は全て同じナンバーをそのまま引き継げない

結果からお伝えすると、大変残念ながら車のナンバーに記載されている同じ「文字」や「数字」をそのまま全て引き継ぐ事は出来ません。
なぜなら、車体番号とナンバーは紐付けられており、買い替え後の車体番号が違う車には、全て同じナンバーを継続して付けられないからです。

とは言え、「じゃあナンバーは別のを考えるしかないか…」と諦める必要はありません。
なぜなら、この後にご紹介している「希望ナンバー制」を利用すれば、ナンバープレートで一番目立つ大きい4桁の数字は以前と同じに出来るからです。

希望ナンバー制で4桁のナンバーは同じに出来る

先程もお伝えした通り、希望ナンバー制（希望番号申込サービス）を利用すれば、4桁ナンバーは以前と同じに出来ます。
ただし、地域名・ひらがな・3桁の数字に関しては、自分で選べないので注意をしてください。

希望ナンバーの申請は、自分でする方法とディーラーや中古車販売店に代行してもらう方法の2種類があります。（※自分で行う場合：※ディーラー中古車販売店に依頼する場合）
申請しないと、ランダムで4桁の数字が決まってしまいます。

そのため、希望ナンバーがある場合は、車の買い替え時に忘れずに申請するようにしましょう。

人気ナンバーは応募が多いと抽選になる

人気ナンバーと呼ばれる数字の並びは、抽選対象になり、以前と同じ番号を選べない可能性があります。
希望ナンバーを管轄している「一般社団法人全国自動車標板協議会」によると、以下のナンバーは全国一律で抽選対象になるナンバーだと言う事です。

【全国一律の抽選対象希望番号】

全国自動車標板協議会／希望ナンバーとは参照

やはり、「一桁」「同じ数字が続く」「西暦を表す」ナンバーは競争率が高い傾向にあります。
希望しているナンバーが抽選対象かを知りたい場合には、以下のサイト（全国自動車標板協議会／抽選対象希望番号）でお住まいの地域と自動車の種類を選び、「次へ」のボタンを押してみてください。

全国自動車標板協議会／抽選対象希望番号

それでは次に、自分で希望ナンバーを申告する方法・費用・交付されるまでの期間などついて具体的にご紹介してきます。

車買い替え時に同じ4桁ナンバーを引き継ぐ方法や必要書類

車買い替え時に、自分で以前と同じ4桁ナンバーを引き継ぐ方法は以下の通りです。

※7～9は、入金確認メールに記載された約1ヶ月間の交付可能期間内に手続きを終えるようにしてください。

陸運局、または軽自動車検査協会事務所で必要な書類は以下の通りです。

希望ナンバー制で抽選対象になった場合の申請方法

希望ナンバーが人気で抽選対象になってしまった場合の申請方法は、以下の通りです。

※落選してしまった場合は、希望ナンバー申込サービスサイトから「申込」→「抽選再申込」ボタンを押して、同内容で再度申し込む事が可能です。

人気ナンバー以外に変える場合は、通常時と同じように新規登録から申請を進めましょう。

ナンバーの種類別！交付に掛かる期間や費用

希望ナンバープレートは注文生産となるため、交付手数料の入金が確認された後に発注されます。
交付に掛かる期間や費用（交付手数料）は、以下を目安にしてください。

※1いずれも土日祝・年末年始は除いた場合の日数（期間）です。
※1各予約センターによって、交付にかかる期間は異なる場合があります。
※2各都道府県によって、交付手数料（費用）は若干異なります。

車買い替え時に代行で希望ナンバーを申請してもらう費用

車の買い替え時に「ディーラー」や「中古車販売店」に希望ナンバー申請を代行してもらうと、申請代行費用※として数千円～1万円前後とられるケースが多いようです。
ただし、「後少し安くなれば車の購入を決めたいんですけど、希望ナンバーの申請代行費用ってオマケしてもらえませんか？」というように交渉をすれば、申請代行費用をカットしてもらえる可能性もあります。

※お店によって、申請代行費用と希望ナンバープレートの登録費用は同じ内訳になっている場合があります。

具体的な内訳を知りたい場合は、販売店に内訳の内容を確認してみてください。

代行を頼む際におすすめの車の買い替え先

車を買い替える際に代行を頼む場合は、トータル的に得をするためにディーラー以外の中古車販売・買取店にも、見積もり依頼をして複数店舗の見積額を比較する事をおすすめします。
なぜなら、希望ナンバーの代行は大体どこの販売店でも可能であり、場合によっては申請代行費用を丸々カットしてくれる店舗もあるからです。

また、ディーラーだけに車の買い替えをお願いしてしまうと、他店舗との競合がない事から、車本体の下取り査定額自体も相場より低くなってしまう可能性が考えられます。
とにかく、まず売却予定の車の相場を知りたいという場合には、以下の一括査定サイトを利用すると、簡単に目安となる相場を把握出来ますよ。

ユーカーパック

⇒ユーカーパック公式サイト（https://ucarpac.com/）から約30秒ほどで済む簡単な車両・個人情報の入力をして無料査定に進み、アンケートへの回答を済ませると、売却したい車の概算価格（Ucar査定買取相場価格）が分かります。

　ユーカーパックの評判・口コミは悪い？トラブル・査定額の事例

車の買い替え時にナンバー変更した際の保険手続き

車のナンバーを新しい物に付け替えた際は、車両入替（しゃりょういれかえ）と呼ばれる手続きが必要になります。
車両入替とは、車を買い替えた時に保険の対象を古い車から新車に切り替える手続きの事です。

自動的に車両入替が行われる事はありません。
そのため、契約している保険会社、または代理店に自分で連絡をして手続きを進めましょう。

新車や古い車の保険の補償切れの期間を無くすためには、納車日が分かったタイミングで車両入替をするのがおすすめです。

　車の買い替えで保険で損する！車両入替に注意が必要

それでは次に、番外編としてナンバーにまつわる雑学をご紹介していきます。

車買い替え時に知っておきたいナンバー雑学

希望ナンバーを利用するのであれば、この機会にナンバーについて理解を深めておくのもおすすめです。
車の買い替えのタイミングを狙って、以下の3つナンバー雑学を覚えていきましょう。

「4桁ナンバー以外にはどんな意味があるのか疑問に思っている方」や「人気ナンバーを希望したけど抽選で落選してしまって別ナンバーを考え中の方」は、ぜひ参考にしてみてください。

地名や3桁の数字は何を表している？

車両の身分証明番号として、個性を表す4桁ナンバー（一連指定番号）以外が何を表しているかは、以下を参考にしてみてください。

ナンバー上段の地名

お住まいの住所(自動車を利用する本拠地)を管轄している運輸支局の地名を表記しています。

ナンバー上段の3桁番号

車両の用途や自動車の種類を数字で表しています。
3ナンバーと呼ばれる300番台の数字は「普通乗用車」、5ナンバーと呼ばれる500番台の数字は「小型乗用車」の分類です。

4桁ナンバーの隣のひらがな

車がどんな目的で使用されているかを区別するための表記です。

希望ナンバー制を利用するメリット

希望ナンバー制を利用するメリットとしては、以下が挙げられます。

覚えやすさ

同じ車種・カラーのような車が並んでいて、自分の車を見失ってしまった際やハザードの付けっぱなしで呼び出しがかかった時など、ナンバーを覚えておくと役立つ場面は多数あります。

車への愛着が増す

車を何度買い替えてもずっと同じ4桁ナンバーを使っていると、車に対し「自分のものだ」という意識が強くなり、愛着が湧きやすくなります。

車の個性を際立たせる

人気ナンバーと呼ばれる一桁・連番・西暦・語呂合わせナンバーなどは、それだけで個性が際立ち、他のランダムナンバー車との差をつけられます。

車のナンバーの付け方で人気がある方法

車の4桁ナンバーの付け方で人気がある方法は、以下の通りです。

縁起が良い語呂合わせからナンバーを選ぶ方法

• ２５２５（にこにこ）
• ８０８０（はればれ）
• １１２２（いい夫婦）など

誕生日や記念日からナンバーを選ぶ方法

• お付き合い・結婚記念日
• 彼女・彼氏・妻・夫・子供・ペットの誕生日など

好きな芸能人やスポーツ選手に関連したナンバーを選ぶ方法

• 55（松井秀喜の背番号）
• 51（イチローの背番号）
• 178（いなば／B’z稲葉浩志）
• 830（やざわ／矢沢永吉）など

車の買い替え時のナンバーのまとめ

車のナンバーは4桁ナンバーのみであれば、買い替え時に「希望ナンバー制」を利用する事で、以前乗っていた車と同じナンバーを引き継げます。
ただし、人気ナンバーと呼ばれる一桁・連番・西暦・語呂合わせなどのナンバーは抽選対象になります。

落選してしまう可能性もあるので注意をしておきましょう。
また、希望ナンバーの申請手続きは自分でも出来ます。

しかし、「ディーラー」や「中古車販売店」に代行をお願いすると手間がなく楽です。
申請代行費用についてオマケしてもらえる場合があるので、ぜひ交渉してみてください。

買い替えで希望ナンバーに変えた場合は、任意保険を車両入れ替えしなければなりません。
ナンバーが違うと保険が適用されませんので、忘れずに行いましょう。

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