車の買い替え年数

車を買い替えるかどうかを考える時、目安の1つになるのが年数です。
今の車に乗り始めて何年経つのかを考え、それを基準に乗り換えをいつするかを計画すれば、スムーズに車を買い替えられるでしょう。

また、車の買い替えをする人の平均年数や、車を買い替えるのにお得な時期や年数も参考にすると、買い替えでの損を減らせる可能性があります。
では、車の買い替え目安になる年数についてご紹介します。

車を買い替える時は年数と走行距離を目安にする

車を買い替える際、乗り潰すか査定に出すかを考えている方も多いのではないでしょうか。
単純に考えると、「車を乗り潰す方が経済的には良いのでは?」と思うかもしれません。

ここでは、乗り潰すよりも車を買い替えた方がお得な理由も一緒に、車を買い替える目安年数についてお話ししていきます。
また、車の走行距離も目安にすると、買い替えの時期を計画しやすくなりますので、目安の走行距離についてもご覧ください。

車を買い替えをする人の平均年数はだいたい8.6年

車を買い替えをする人の平均年数はだいたい8.6年

まず、日本で車を買い替える人の平均年数を紹介します。
一般財団法人自動車検査登録情報協会では、ホームページの「わが国の自動車保有動向」のページで自動車の保有動向に関する統計データを無料公開しています。

その中の平成30年の「車種別の平均車齢推移表」によると、乗用車は平均年数8.60年でした。
平均車齢は、車が新車登録されてから経過した年数の事で、人間の平均年齢に相当する数値の事を言います。

平均車齢は、新車販売台数が減少し、自動車が長く使われると高齢化が進む。
逆に新車販売台数が増加し、高齢の自動車のスクラップや海外輸出が増えると若返る。
引用:https://www.airia.or.jp/publish/file/r5c6pv000000m204-att/r5c6pv000000m20j.pdf

つまり、平均車齢が長くなればなるほど、1台の車を保有する年数が長くなるという事です。
この8.6年という平均車齢は、26年連続で最高齢を記録しており、車を長く保有する人が増えている傾向にあります。

車の買い替えは目安年数の他に走行距離も参考に

車の買い替えは目安年数の他に走行距離も参考に

次に、車を買い替える際に参考になる走行距離についてご紹介します。
車は消耗品ですので、運転する頻度が高く走行距離が長くなればなるほど部品の消耗が早くなります。

普段から車によく乗る人だと、早い内から車に不調が生じ始めるかもしれません。
そういう方は、先ほどご紹介した平均年数8.6年を目安にして乗り続けるのはむしろ難しいでしょう。

そんな時に、普段から走行距離も参考にして車の買い替え時期を検討すると、今後の計画も立てやすいと言えます。

車の買い替えする人の平均走行距離は10万km

車の買い替えをする人の平均走行距離は、だいたい10万kmと言われています。
車のエンジンの寿命は、走行距離10万~15万kmくらいです。

だいたいこの辺りまで乗り続けると、車のトラブルが生じ始めるとされています。
また、走行距離10万kmがエンジン内部のタイミングベルトの交換目安とされているのです。

上記のように、エンジンやタイミングベルトといった重要な部品にも不調が出ます。
そのため、修理をせずにだいたい走行距離が10万kmで車を買い替える人が多いのでしょう。

最近では、高性能な車が多くなり、走行距離が20万kmでも十分に利用出来る車も増えてきています。
しかし、それでも10万kmを超えると不調による修理・故障が増えてくる事もあり、車を買い替える人が多いのが現状のようです。

車を寿命年数まで乗るより買い替えの方がお得

車を寿命年数まで乗るより買い替えの方がお得

一般財団法人自動車検査登録情報協会の「車種別平均使用年数推移表」によると、平成30年の乗用車の平均使用年数は13.24年でした。
平均使用年数は、車が新車登録されてから抹消登録されるまでの期間の事を言います。

つまり、13年ほどで車は廃車されるため、これが車の寿命年数と言えます。
最近では、高性能の車が増えた事もあり、車を寿命年数まで乗り潰す人が増えてきています。

しかし、実は車は寿命年数まで乗るより、買い替える方がお得なのです。
車は長く乗り続けるためには定期的に点検を行い、部品交換を繰り返しながら乗る必要があります。

バッテリーやタイミングベルト、タイヤのように1度の交換で数万円掛かる部品もあるため、かなり痛い出費です。
また、車は新車登録から13年を超えると、重量税や自動車税が増額になります。

自動車税は前年から約15%アップ、重量税は約40%もアップします。
そのため、家計にはかなりの痛手になるでしょう。

上記のように、修理・交換での維持費、税金増額などの出費が増加するため、乗り潰すよりも買い替える方がお得な事が多いのです。

車を買い替えるのにお得な年数は新車購入から逆算して7年

車を買い替える人の平均年数は、8.6年と先ほどご紹介しました。
ただ、車を買い替えるのにお得な年数は、だいたい7年と言われています。

この理由は、3回目の車検を受けずに車を売る事が出来るからです。
車検を受けた後に今乗る車を買取査定に出した場合、車検ギリギリに車検を受けずに査定に出した場合よりも、約10万円プラスの査定額が提示されます。

これを聞くと、車検を受けてから車を売った方がお得のように感じます。
しかし、結局は車検で10万円以上掛かってくる事が多いのです。

そのため、車検後に車を売ると、場合によっては損をする可能性も考えられます。
また、新車登録から7年の車は、中古車として購入しやすい年数でもあるのです。

そのため、買取業者が高く買い取ってくれる可能性も十分にあるでしょう。

車の買い替え年数を3年・5年・13年にした場合

車の買い替え年数でお得と言われているのは7年です。
3年・5年・13年の段階で車の買い替えを検討されている方もいる事でしょう。

これらの年数で車を買い替えた場合を比較してみました。

3年で車を買い替える場合

・車検を1度も受けずに車を買い替え出来る
・買取査定に出せば高く売れる可能性が高い
・新しい車をどんどん試す事が出来る
・買い替えの度に手続きが面倒
・お金が掛かる

5年で車を買い替える場合

・新車であれば特別保証対象のため、修理等の費用が掛からない
・2度目の車検前に売る事が出来る
・買取査定がマイナスになりにくい
・相場が下落する恐れがある
・過走行車の場合査定額が落ちる可能性がある

13年で車を買い替える場合

・車のローンを払い終われば出費が抑えられる
・車に愛着が湧いて大事に乗り続けられる
・重量税や自動車税が上がる
・車検を4回以上受ける必要がある
・査定に出しても価格が付かない

上記を比較すると、13年も車を乗り続けるとデメリットの方が多くなってきます。
また、3年で買い替えをするにしても、手続きが面倒だったりしてお金が掛かる事が多くなってくるのです。

車を買い替えるかどうかを検討される方は、買い替えの基準として、上記の年数でのメリット・デメリットを考えた上で計画を立てましょう。

車の年数と距離を目安に買取査定して買い替えよう

車の年数と距離を目安に買取査定して買い替えよう

車を買い替える際に、年数や走行距離が目安になる事が理解出来たと思います。
車の年数や走行距離は、車を買取査定に出す際にも重要になってきます。

買取業者は、車を査定する際に走行距離や年数を見ています。
年数や距離で車がどのくらい消耗しているのか、修理や部品交換が必要な車なのかを加味した上で買取査定額を提示しているからでしょう。

ただ、同じ車でも買取業者によって査定額が異なってきます。
そのため、車を買取査定に出す場合は、複数の業者に査定依頼をして、査定額を比較した上で業者を選定する事をおすすめします。

高い査定額を出してくれる業者にお願いした方がお得です。
また、そのお金を次の車を購入する資金にも当てる事が出来るので、自身の出費も減らす事が出来ます。

最近では、一括査定依頼が出来るサービスもあるので、それを利用すると簡単に複数の業者を比べられます。
しかし、サイトによっては、査定依頼後にしつこく営業電話を掛けてくる業者もいるため注意が必要です。

営業が多い一括査定の場合は、直接査定の交渉が出来るメリットがあります(※より高く売れる可能性もある)。
ただ、交渉が苦手、電話を極力掛けて欲しくない方は、配慮された一括査定サービスを利用するようにしましょう。

一括査定サービスを比較した記事も記載していますので、そちらを参考にしてください。

車の買い替えの年数まとめ

車の買い替えの年数まとめ

車の買い替えには、年数が目安になってくる事を説明してきました。
また、以下のように車の買い替えには、年数の他に走行距離も目安になります。

  • 車の買い替えにお得な年数は7年
  • 車の買い替えにお得な走行距離は10万km

車は乗り潰してしまう事も可能です。
しかし、年数が13年以上になると、部品の不具合や税金の増額などにより余計に出費が掛かってくる恐れもあります。

出費を出来るだけ抑えてお得に買い替えたい方は、だいたい年数が7年の頃の車検前ギリギリに買取査定に出すと良いでしょう。

  • 買取査定でマイナスが付きにくい
  • 車検の費用を支払う必要がない

車検前の買い替えの場合は、上記のようにメリットがあります。
車を買い替えるのには、適した年数と言えるでしょう。

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