「外車なんて、どうせ高く売れない」とお考えの方。
たしかに、外車は高く売れないケースが多く、査定額のあまりの安さにガッカリしたという人も少なくありません。
しかし、実は「外車がなぜ安く買い叩かれてしまうのか?」を理解した上で売却する店舗を選ぶと、高額査定を狙いやすくなるのです。
この記事ではそのポイントをあなたに掴んでもらうために、車買取店の比較に力を入れている管理人が下記についてご紹介していきます。
- 外車が国産車に比べて高く売れない理由
- 外車でも高額査定を狙える方法
誰でも無料で実践できる簡単な内容になっているので、ぜひこの記事を読んで外車の高価買取に挑戦してみてくださいね!
外車の査定額が低い理由は再販価値の低さ
そもそも外車が国産車に比べると高く売るのが難しい理由は、「再販価値の低さ」が関係しています。
つまり、業者が買い取った外車を中古車市場等で再販売する際に、外車は不人気で売れ残ってしまうケースが多く、査定額も国産車に比べて下がってしまいがちなのです。
では、なぜ国産車よりも外車は不人気なのか気になりますよね。
それは外車のデメリットである下記のような点が関係しています。
- 国産車に比べて故障しやすく寿命が短い
- 古くなればなるほどメンテンスの必要性が増える
新車では高く売れる外車も、中古車になると途端に需要が低くなり価値が下がりやすいのです。
さらに、この後にご説明する「流通量の少なさ」と「中古価格の下落幅」についても理解して頂くと、より中古車として外車を高く売る難しさが分かってもらえると思います。
流通量を見ても需要の少なさが分かる
外車の査定額の低さは、中古車としての人気の低さだけではなく、需要の少なさも関係してします。
以下は、自動車の流通を整備している日本自動車販売協会連合会が公表している、2019年3月の国産車と外車(新車)の合計販売台数です。
【2019年3月の国産車と外車の販売台数比較表】
車種 | 販売台数 |
---|---|
国産車 | 374,451台 |
外車(輸入車) | 42,922台 |
※外車合計には、日本メーカーの海外生産車も含まれています。
※参考サイト:http://www.jada.or.jp/data/month/m-r-hanbai/m-r-brand02/
この表を見ても分かる通り、3月だけをピックアップしてみても、国産車と外車では新車の販売台数が331,529台も違うため、圧倒的に日本国内では国産車の流通量が多い事が分かります。
当然、販売台数が少ないのは需要の少なさにも直結しています。
そのため、中古車市場でも外車を買い求める人は少なく、査定額が低くなってしまうのです。
国産車と比べると価格の下落幅も大きいので注意
外車の査定額の低さは、売り時の短さも大きく関係しています。
以下は、国産車と外車でそれぞれ新車人気の高い「ホンダN-BOX」と「BMW 3シリーズ」を同条件で比べた場合の中古車市場での価格下落幅です。
車種 | 新車価格 | 年式4年の販売価格 | 新車からの残存価格率 |
---|---|---|---|
ホンダN-BOX | 132万円 | 73.2万円 | 約55% |
BMW 3シリーズ | 510万円 | 161.1万円 | 約32% |
※走行距離は年間1万キロで計算
※ナビクルの買取相場データを引用
この表を見ても分かる通り、ホンダN-BOXは年式4年の時点で売却しても新車価格から約5割減の価格相場になっているのに対し、BMW 3シリーズは約7割減の価格が相場になっています。
もちろん、車種にもよりもますが、やはり外車だというだけで約2~3割は国産車よりも中古車の価格の下落幅が大きくなってしまうのです。
詳しくはこちらの記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
外車の買取・下取り査定相場額の一例
ここまでご説明した通り、外車は下記が関係して高く売るのが難しい車種です。
- 再販価値の低さ
- 流通量の少なさ(需要が低い)
- 売れ時の短さ
そのため、ある程度の価格相場を売却前に掴んでおくと、実査定を依頼した際に「購入費用に比べて安過ぎる…」といった想定外のショックを減らせます。
大まかな査定相場額を調べる方法については、こちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
⇒「車の査定相場を匿名・個人情報なしで調べる方法を徹底解説」
また、2019年4月時点で外車を売却した場合の買取相場額を一例として表にしてみたので、こちらも参考にしていただけたら幸いです。
【外車の買取・下取り査定相場額の一例】
車種 | 年式2年 | 年式5年 | 年式8年 |
---|---|---|---|
フォルクスワーゲン/ゴルフ | 152.2万円 | 126.2万円 | 33万円 |
メルセデス・ベンツ/Aクラス | 124.7万円 | 119.2万円 | 12.9万円 |
ボルボ/V70 | 188.6万円 | 133.9万円 | 40.4万円 |
※走行距離は年間1万キロで計算
※ナビクルの買取相場データを引用
中古車買取店で外車の高額査定を出す方法やポイント
ここからは、安くなりがちな外車で高額査定を引き出す方法やポイントについてご紹介していきます。
具体的には、下記の2点を実践すると同じ条件の外車であっても、買取額が数万円~数十万円前後も差が付くケースがあります。
2.外車専門業者にも依頼する
国産車に比べて特殊で取扱いが少ない外車だからこそ、業者選びを徹底しましょう。
どうやってこの2つの方法やポイントを実行に移すかについては、この後に一つひとつご紹介しているので参考にしてみてください。
複数業者の買取査定額を比較する
複数業者の買取査定額を比較するのは外車に限った話ではありませんが、車を高く売りたいのであれば必須の作業になります。
なぜなら、あなたが複数業者から相見積もりを取る事で、買取業者側に下記のような競争心理が生まれて高額査定に繋がりやすくなるからです。
- 他店よりも高く買い取ろう
- 負けないようにしなくちゃ!
また、様々な店舗の査定額を比較すると、愛車の相場感も掴めるので、安く買い叩こうとしてくる業者を除外する際にも役立ちます。
特にネットからまとめて査定依頼ができる一括査定サイトは、自分で買取店を調べてそれぞれに連絡を入れる必要がないので、相見積もりを取る際には便利でおすすめです。
ただし、登録後の営業電話の頻度は利用サイトによって異なるので注意してください。
【一括査定サイト別の営業電話の頻度】
サイトの名称 | 営業電話の頻度 | おすすめな方 |
---|---|---|
ユーカーパック | 1回 | 営業電話を避けたい |
カーセンサー | 多い | 営業電話から価格交渉したい |
外車専門業者にも依頼するのがおすすめ
中古車買取店には、それぞれ再販するのを得意としている車種があります。
そのため、外車専門の買取業者を選ぶと下記のようなメリットがあり、国産車を得意としている買取店よりも高い査定額が付くケースが多いのです。
- 外車独自の再販ルートを持っている
- 外車に知識の深い専任スタッフが整備や査定をしてくれる
買取店はディーラーに比べて査定額にバラつきが出るケースも多いと言えます。
もしいくつかの店舗で車を見せても査定額に納得できない場合は、外車専門の買取業者にも査定依頼をしてみましょう。
仮に査定額が低くても、「なぜ価格が低いのか?」といった質問の答えを外車に詳しいスタッフに納得がいくように説明してもらえる可能性が高くなります。
外車専門で買取をしている業者を紹介しているページもありますので、参考にしてください。
外車査定のまとめ
それでは最後に、外車の査定についておさらいしていきます。
外車の査定額が低い理由
- 再販価値の低さ(中古車としての価値の低さ)
- 流通量の少なさ(需要の低さ)
- 相場価格の下落幅の大きさ(売り時の短さ)
外車の査定相場額について
・ネットから匿名でもおおよその査定相場額が調べられる
・複数業者を比較する(一括査定サイトの利用がおすすめ)
・外車専門の買取店を利用する
高く売るのが難しい外車だからこそ、売り方にも工夫が必要です。
ぜひこの記事を参考に高額査定を目指してください。
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中古車を売る際、知り合いの業者や大手業者に依頼する方も多いと思います。 しかし、査定を依頼する業者によって大きく査定額が異なるため、適当に業者選びする事は避けなければなりません。
実際に、他の業者と比べて10万円単位で高く査定をしてもらった事例もある程。 知識が無いと買い叩かれるケースも多く、知恵袋や掲示板などを見ても悪い口コミが多い業者を見かけます。
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また、ユーカーパックが他の一括査定との大きな違う所は、ユーカーパックからの1社だけなので、沢山の業者の電話が迷惑という事。 しつこい営業もないので、他の一括査定で嫌な思いをしたという方でもおすすめが出来ます。
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