高級車だけど安い中古車10選！本当の意味でお買い得なのは？

「高級車に乗ってみたいけど、そんな車を買うお金がうちにはない」という方。
たしかに、かっこいい車を運転してみたいという憧れはあっても現実問題、車は買うのも所有するのもお金がかかるものです。

そこのこの記事では、高級車でも中古車であれば安い費用で購入できる車をカテゴリ別に10台ピックアップしてみました！
記事の後半では、本当の意味でお買い得な高級中古車を選ぶポイントも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

低燃費で維持費が安い中古高級車3選

いくら購入価格が安い中古高級車であっても、維持費が掛かってしまっては、トータル的に安い車を手に入れられたとは言えません。
そういった点から、下記のように考えている方は、ぜひ以下の低燃費で維持費が安い高級中古車の購入を検討してみましょう。

• 憧れの車に長く乗り続けたい
• 金銭的に余裕を持った生活がしたい
• 定価では購入したくない

新車では手の届かなかった車を手に入れられるばかりか、日々の車に掛かるコストをダウンさせられる可能性が高いです。

レクサスシリーズ

高級車としての知名度が高いレクサスシリーズ。
派手さはないものの、上品で大人っぽいデザインやブランド力から値段が高くても買い求める人が多い人気車種になっています。

レクサスの中でも特に以下のハイブリッドカーにあたる車種は高い燃費性能を持っており、維持費についても抜群のコストパフォーマンスを持っているのが嬉しいポイントです。

※中古車価格は、2019年12月時点のグーネット中古車情報を参照。

ただし、人気車種なので中古車でも値下がり幅があまり大きくありません。
その場合は、レクサスの中でも中古車価格が比較的安いレクサスCTやレクサスGSを狙ってみるのがおすすめです。

トヨタ・ハリアー

街乗りできるSUVの中でも、高級車として位置づけられているトヨタ・ハリアー。
男らしいのに女性も運転しやすいデザインが多くの人から愛されており、外内装ともにラグジュアリーな雰囲気で非常に人気があります。

また、中古車市場では流通量が多いため、他の高級車に比べて価格が安いのも大きな魅力。
レクサスシリーズに比べると、若干高級感や燃費性能は劣りますが、「かっこいい車を安く買って運転したい」という希望は満たせる車になっています。

※中古車価格は、2019年12月時点のグーネット中古車情報を参照。

三菱・アウトランダーPHEV

三菱・アウトランダーPHEVは、100％電力だけでも走行できる最新の高級車です。
最大出力1500WもあるAC100V電源を備えているので、野外でもホットプレートやたこ焼き器を車に繋いでパーティーができます。

車以外にも用途があるので、ただの高級車という枠にはおさまりません。
そのため、「実用性」+「憧れの車」といった2つの希望を叶えたい欲張りな方にはおすすめの維持費が安い高級車になっています。

※中古車価格は、2019年12月時点のグーネット中古車情報を参照。

かっこいいけど中古車なら安い国産高級車2選

「安いのにかっこいい国産高級車を探している」という方におすすめしたいのが下記の2台です。

• トヨタ・ランドクルーザープラド
• スバル・レガシィＢ4

どちらも中古車市場での流通量が多く、比較的安価な価格で手に入ります。
さらに、それぞれ乗り心地・安全性能・耐久性等に力を入れて開発されており、ただかっこいいだけじゃない機能が充実しているのが大きなプラスポイントです。

車種ごとの詳しい価格などの説明は、この次に1台1台紹介していくので、参考にしてみてください。

トヨタ・ランドクルーザープラド

トヨタ・ランドクルーザープラドは外から見ても実際に乗ってみても、そのかっこよさを実感できる高級車です。
人気になっている主なポイントは、下記項目で中古車であれば100万円台という安い価格で購入できるのも大きな魅力になっています。

• 力強く気持ちいい安定した走り
• 街乗りにもアウトドアにも利用できるサイズ感
• 車体の高さや耐久性のあるボディ
• 男性らしいスポーティーなデザイン

ただし、燃費性能はお世辞にも良いとは言えないので、維持費についてはコストアップする可能性がある事も考えて購入するのがおすすめです。

※中古車価格は、2019年12月時点のグーネット中古車情報を参照。

スバル・レガシィＢ4

スバル・レガシィＢ4は、豪華さはないものの上質なデザインとスポーティさが上手く融合された高級車です。
「そろそろ落ち着いた車がほしい」と考えている大人な男性に人気があります。

特徴としては下記などが魅力で、中古車であれば100万円を切る安い価格で購入できるおすすめの車種になっています。

• 静かで滑らかな走り
• 上級セダンのようなラグジュアリー感がある内装
• 安全性能を高める「アイサイト」等の機能

ただし、こちらも燃費性能が特別良いというわけではないので、長距離運転が多い方は注意が必要です。

※中古車価格は、2019年12月時点のグーネット中古車情報を参照。

輸入車でも安い中古高級車3選

輸入車でも安い中古高級車を探している場合には、ある程度メジャーなブランドの車を購入するのがおすすめです。
なぜなら、安さに釣られてマイナーな輸入車を購入してしまうと、高級車であっても下記のような外車のデメリットからトラブル時に膨大な費用が掛かってしまうケースが多いからです。

• 正規販売店が少ない
• 修理に必要な部品やパーツが日本にはない

特に外車は日本車に比べて、耐久性が低く故障の回数も多くなります。
いざという時に困らないためにも、これから紹介する3台を中心に購入を検討してみてください！

MINI・ミニクーパー

MINIの中でも代表車種に挙げられるミニクーパーシリーズ。
グレード名に「クーパー」や「クーパーS」などが付けられているのが特徴で、可愛らしく輸入車っぽいデザインが多くの人に愛されています。

車内は狭いので家族向けではありませんが、中古車であれば若者でも購入できる安い価格で販売されている高級車です。
中古車市場での流通量も多いので、ぜひお気に入りの1台を探してみてください。

※中古車価格は、2019年12月時点のグーネット中古車情報を参照。

BMW・3シリーズクーペ

BMW・3シリーズクーペは、スポーティーでかっこいいのに美しいデザイン性もある高級車です。
輸入車らしい派手さはないものの、チープさを全く感じさせない上質な造りが多くの人に受けています。

少し大人っぽい輸入車を選びたい方には、ピッタリの1台になるはずです。
また、新車だと安くても400万円以上かかる3シリーズクーペですが、中古車であれば200万円前後の安い価格で購入できるのが大きな魅力になっています。

※中古車価格は、2019年12月時点のグーネット中古車情報を参照。

メルセデスベンツ・Sクラス

高級車の新基準として名高い、メルセデス・ベンツのSクラス。
公式サイトでもメルセデス史上最高峰の安全性と快適性を獲得したSクラスと評されており、自動運転に近い約10個にも及ぶ革新的な機能が備え付けられています。

また、見た目に関してもフロントからベンツらしい存在感があるデザインが目立っており、内装を見ても高級車の貫禄は十分。
新車価格は最低でも920万円～と、一般人には手が出しにくい価格設定になっています。

しかし、中古車であれば400万円前後の安い価格で発売されているケースも珍しくないので、「THE・高級車」を希望している方にはおすすめの1台です。

※中古車価格は、2019年12月時点のグーネット中古車情報を参照。

年式が古いから安い値段で購入できる中古高級車2選

かつて高級車と位置づけられていた車も、時が経ち年式が古くなっていれば、中古車として安い値段で購入できます。
当時憧れだった車に乗ってみたいという方は、ぜひ中古車を探してみてください。

元が高級車なので中古車でも保存状態が良いものが多く、デザイン性や上質な造りは最新の車と比べても見劣りしません。
ただし、燃費については現代の車に比べると性能が低いものが多いので、購入後の維持費のコストアップには要注意です。

では次に、古い高級車の中でもおすすめの2台を紹介していきます。

トヨタ・セルシオ

元祖・高級車として名高いトヨタのセルシオ。
最終モデルは2006年に販売が終了しましたが、現在でも古臭さを感じさせないデザインや高い走行性能から、むしろ今が買い時だと言われています。

実際に新車時代は価格が594万円～1,029万円だったのに対し、現在の中古車の相場価格は80.6万円とかなり安いです。
「当時は憧れがあっても経済的な事情で購入できなかった」という方は、1度検討してみてください。

※中古車価格は、2019年12月時点のグーネット中古車情報を参照。

トヨタ・クラウン

トヨタ・クラウンは、1955年に販売が開始されてから現在に至るまで高級車としての人気を誇ってきた超ロングセラー商品です。
車の特徴としては「安心」「信頼」といったイメージが強く、現行モデルではなくても上質な造りを感じさせるデザインが人気になっています。

中でも特に人気のグレードは、下記の3タイプ。

• アスリート（スポーティー）
• ロイヤル（フォーマル）
• マジェスタ（上級モデル）

中古車であれば、150万円以下の安い価格でも購入できます。

※中古車価格は、2019年12月時点のグーネット中古車情報を参照。

高級車は中古車だとなぜ安い？お買い得な理由や選び方

元々は高級車であっても中古車であれば、ほとんどの車は定価よりも安くなります。
なぜなら、日本人は新しい物を好む傾向が強く、1度でも人の手に渡った車は値段が安くなるからです。

しかし、「値段が安い＝お買い得」というわけではありません。
中古車の中には、下記のようなネガティブな要素が原因で、価格が大幅に下がっている車もあるからです。

• 年式が古く耐久性が下がっている
• 走行距離が多く、耐久性が下がっている
• 過去に事故を起こして車にガタがきている
• 喫煙やペット同乗などで、車内にとれない匂いが付いている

そういった車を安いという理由だけで選んでしまうと、購入後の修理やメンテナンスで結果的に新車よりもコストが掛かってしまうケースがあります。
そのため、より良い買い物をするためにも、中古車を選ぶ際には以下のようなポイントをチェックするのがおすすめです。

保障の手厚さをチェック

「中古の高級車を購入しよう」と考えている場合には、車の状態だけではなく販売店の保証内容を購入前にチェックするのがおすすめです。
なぜなら、中古車販売店の保証内容には、下記のような特徴があるからです。

• 店舗によって内容が大きく異なる
• 状態が悪い車には保証が付かない（もしくは保証が手厚くない）
• 保証期間が短い

特に元は高級車なのに、販売価格が異常に安い中古車には大きなリスクが隠されている可能性があります。
購入後のトラブルを避けるためにも、以下の点は確認しておくのがおすすめです。

特に営業マンから具体的な保証内容の説明がなかったり、口約束で保証書がもらえない場合には注意をしてください！

事故歴・修復歴をチェック

販売価格が安い中古高級車の中には、修復歴（事故歴）がある車が多いです。
修復歴車とは、車の骨格を修理や交換した事がある車を指しますが、走行は可能であっても安全性が大幅に低下しているケースが多くあります。

• 修理頻度が増える
• 命に関わる事故に発展する可能性がある

上記のようなリスクがあるので、中古車を選ぶ際は修復歴車を避けておくのが無難です。
しかし、中には修復歴の有無を隠して「お買い得な車」だと見せかけて販売している悪徳業者もいるので注意が必要になります。

見極めるためには、以下の3点を意識して信用できる販売店から購入するのがおすすめです。

輸入車はメンテナンス代や維持費も考えて選ぶ

安い中古高級車の中でも、輸入車には特に注意が必要です。
なぜなら、輸入車は国産車に比べて故障率が高く、メンテナンス代や維持費がかさみやすい傾向にあるからです。

もちろん、メルセデス・ベンツのように、不具合が少ない輸入ブランドもありますが、全体的な傾向として国産車の方が品質が良いケースが多くなります。
以下の表を参考に、輸入車を購入する方はメンテナンス代や維持費のコストアップについても理解した上で中古車を購入するのがおすすめです。

【ブランド別の品質ランキング】

順位	ブランド名度（数値が低いほど品質が高い）
1	ダイハツ（57）
2	ホンダ（61）
3	メルセデス・ベンツ（62）
4	トヨタ（64）
5	レクサス（65）
6	日産（67）
7	スズキ（72）
8	三菱（76）
8	スバル（76）
9	BMW（81）
10	マツダ（88）
11	MINI（91）
12	ボルボ（98）
13	フォルクスワーゲン（113）
14	アウディ（127）

※出典：J．D. パワー 2018年日本自動車初期品質調査 (IQS)

中古高級車の専門店のラインナップも見る

中古の高級車を探すのであれば、中古高級車を専門に取り扱っている店舗のラインナップを見てみるのもおすすめです。
販売価格は安いわけではありませんが、品質や保証内容が重質している店舗が多いので、購入後の修理費用等は節約できます。

【輸入車おすすめ】

また、価格よりも品質を重視するのであれば、ディーラー系中古車販売店の車を探してみるのもおすすめです。
各店舗、保証内容が手厚いので中古車ならではのトラブルに巻き込まれにくくなります。

【ディーラー系中古車販売店】

高級車だけど安い中古車のまとめ

それでは最後に、安い中古高級車についておさらいしていきます。

低燃費で維持費が安い中古高級車

かっこいいけど中古車なら安い国産高級車

輸入車でも安い中古高級車3選

年式が古いから安い値段で購入できる中古高級車

お買い得な中古高級車を選ぶ方法

高級車であっても、中古車であれば手の届く価格で購入できます！ぜひ検討してみてください。