通勤の車

「通勤に車が必要だけど、どんな基準で選べば良いんだろう…?」と悩んでいる方。
たしかに休日だけ車を運転するスタイルと、毎日通勤で車を使用するスタイルでは、車の選び方が大きく変わってきます。

そこでこの記事では、下記を中心に、あなたにピッタリの通勤車を紹介していきます。

  • マイカー通勤1,000人のアンケートで判明した通勤車の選び方
  • 通勤時間別におすすめな車種

また、記事の後半では、電車と車の通勤ではどちらがお得なのかについても解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

通勤車人気ランキングTOP3!決め手は燃費やコスパ?

株式会社ホンダアクセス集計の20歳~59歳の男女1,000人を対象にした「マイカー通勤に関する調査2019」を読むと、どんな通勤車をみんなが選んでいるかが分かります。

【項目別の通勤車人気ランキングTOP3】

1位 2位 3位
車種 軽自動車 コンパクトカー ミニバン
通勤車を選んだ決め手 本体価格 外装デザイン 車種
次回の買い替え時にこだわりたいポイント 本体価格 燃費の良さ 運転のしやすさ

つまり、通勤車を選ぶ際は、本体価格の安さとボディサイズの小ささを重視している方が多いのです。
そして、すでにマイカー通勤している方は、次の買い替えで維持費(コスパ)や実用性にこだわった車選びをしたいと考えている事が分かりました。

では次に、上記の表を元に通勤車の選び方で重要なポイントを2つ紹介します。

出典:株式会社ホンダアクセス/「マイカー通勤に関する調査2019」

通勤車の選び方で重要な2つのポイント

通勤車の選び方で重要な2つのポイント

通勤車の選び方で特に重要なのは、下記の2つです。

1.本体価格の安さ
2.燃費の良さ

なぜなら、マイカー通勤する方は、休日だけ車を運転するライフスタイルの方に比べて、年間の走行距離が長くなりがちだからです。
走行距離が増えれば必然的に、下記の事態が起き、家計の中でも車関連の支出が増えます。

ガソリンの消費量が増える ガソリン代が掛かる
車の消耗が激しくなる 買い替え時期が早まったり、メンテナンス代が掛かる

そのため、できるだけ月々の支出を減らして生活を楽にするためにも、下記のような基準で通勤車を選ぶと、後悔のない買い物ができるのです。

・優先順位1位は「本体価格の安さ」と「燃費の良さ」
・優先順位2位は、外装デザイン」や「運転のしやすさ」

では次に、通勤時間別におすすめの車種を紹介していきます。

1時間以上の長距離通勤におすすめの車種3選

1時間以上の長距離通勤におすすめの車種3選

1時間以上の長距離通勤には、本体価格の安さや燃費性能以外にも以下の点に重視した車選びがおすすめでしょう。

  • 安全性能の高さやボディの耐久性
  • 運転のしやすさや快適な乗り心地(疲れにくさ)
  • 走行性能の高さ

特に長距離運転では、高速走行だと安定感にかける軽自動車や充電ステーションが少ない電気自動車は避けておくのが無難です。

では次に、上記の条件を満たす長距離通勤におすすめの車を3台紹介します。

※中古車の価格相場は、2019年9月時点のグーネットの情報を参照
※実燃費は、株式会社イードが運営しているe燃費(イーネンピ)の情報を参照

マツダ アクセラハイブリッド

マツダ・アクセラハイブリッドは2019年5月に生産終了しましたが、長距離通勤向きな特徴を持った車です。
なぜなら、下記のように1時間以上の運転に耐えられる機能が十分に備わっているからです。

・衝突被害軽減ブレーキが標準搭載
・直進安定性の高さ
・スムーズなハンドリング
・長時間の運転も快適なしっかりめのシート
・ハイブリッドならではの燃費性能の高さ

さらに、新モデルのマツダ3が発売された影響で、今後はアクセラハイブリッドの中古車価格が下がっていく事が予測されます。

【マツダ・アクセラハイブリッドのデータ】

新車価格 244万円~
中古車の価格相場 137万円前後
カタログ燃費 27.0km/L~30.8km/L
実燃費の平均値 20.8km/L

マツダ CX-3

マツダ・CX-3は、長距離通勤向きな特徴を持ったクロスオーバーSUVです。
なぜなら、下記項目と1時間以上の運転を支援してくれる機能がしっかり詰め込まれているからです。

・360°ビュー・モニターや夜間走行のサポートなどの新・安全性能
・上り坂や高速運転も余裕なクリーンディーゼルエンジン
・体全体を優しく包む疲れにくいフロントシート

デザインも高級感があるため、見た目も妥協したくないという方にはおすすめの通勤車になっています。

【マツダ・CX-5のデータ】

新車価格 187.4万円~/td>
中古車の価格相場 137万円前後
カタログ燃費 16.0km/L~23.4km/L
実燃費の平均値 16.4km/L<

スバル レヴォーグ

スバル・レヴォーグは、長距離通勤向きな特徴を持ったステーションワゴンです。
なぜなら、下記のように1時間以上の運転も楽しめる機能抜群の造りになっているからです。

・部位別に硬さが異なる疲れにくいフロントシート
・先進の運転支援システムアイサイトによる全方位向けの安全性能
・モータスポーツの技術が取り入れられた走行性能

特に高速道路では、前の車についていくスピード自動調整機能やラインはみ出し防止機能が役立ち、ロングランでもストレスが掛からない設計になっています。

【スバル・レヴォーグのデータ】

新車価格 286.2万円~
中古車の価格相場 137万円前後
カタログ燃費 13.2km/L~16.0km/L
実燃費の平均値 10.44km/L

30分~1時間の中距離通勤におすすめな車種3選

30分~1時間の中距離通勤におすすめな車種3選

30分~1時間以上の中距離通勤には、本体価格の安さや燃費性能以外にも以下の点に重視した車選びがおすすめでしょう。

  • 休日も使いやすいコンパクトカーくらいの大きさ
  • 安全性能の高さ
  • シートの座りやすさ

家から30分圏内であれば、街乗りがメインになるのを想定した車選びをすると良いでしょう。
また、長距離運転に比べると、車の耐久性や走行性能はそこまで気にしなくても大丈夫です。

では次に、上記の条件を満たす中距離通勤におすすめの車を3台紹介します。

※中古車の価格相場は、2019年9月時点のグーネットの情報を参照
※実燃費は、株式会社イードが運営しているe燃費(イーネンピ)の情報を参照

トヨタ プリウス

トヨタ・プリウスは、中距離通勤向きな特徴を持ったコンパクトカーです。
なぜなら、下記のように30分~1時間の運転に適した充実した機能が詰まっている車だからです。

・e燃費アワード2018-2019※で総合1位を獲得する燃費性能
・「ぶつからない」「はみ出さない」「ついていく」など全部入りの安全性能
・静粛性の高い快適な走り

ただし、人気もあるので本体価格は若干高めになっています。

【トヨタ・プリウスのデータ】

新車価格 202.1万円~
中古車の価格相場 112.5万円前後
カタログ燃費 34.0km/L~40.8km/L
実燃費の平均値 24.5km/L

※出典:e燃費アワード2018-2019

日産 ノート

日産・ノートは、中距離通勤向きな特徴を持ったコンパクトカー。
なぜなら、下記のように30分~1時間の運転にピッタリな次世代技術が詰まった車だからです。

・電気を利用したスムーズな走行性能
・発電しながら走行できる高い燃費性能
・歩行者にも対応できる緊急自動ブレーキ

2018年には登録車販売台数NO.1も獲得しており、非常に人気があります。
ただし、流通量も多いので、中古車の価格相場は若干低めです。

【日産・ノートのデータ】

新車価格 142.1万円~
中古車の価格相場 82.1万円前後
カタログ燃費 28.8km/L~37.2km/L
実燃費の平均値 20.42km/L

トヨタ アクア

トヨタ・アクアは、中距離通勤向きな特徴を持ったコンパクトカーです。
なぜなら、下記のように30分~1時間の運転に適した機能が詰まった車だからです。

・空気抵抗の少ない車体
・広いラゲッジスペース
・プリウスに次ぐe燃費アワード2018-2019※で総合2位を獲得する燃費性能
・カーブの操作性が高い

また、プリウスに比べると、本体価格や自動車税が安くなるので、維持費が気になる方にはおすすめでしょう。

【トヨタ・アクアのデータ】

新車価格 188.6万円~
中古車の価格相場 114万円前後
カタログ燃費 33.8km/L~40.0km/L
実燃費の平均値 23.8km/L

※出典:e燃費アワード2018-2019

10分~30分の短距離通勤におすすめな車種3選

10分~30分の短距離通勤におすすめな車種3選

10分~30分の短距離通勤には、本体価格の安さや燃費性能以外にも以下の点に重視した車選びがおすすめです。

  • 街乗りに適したコンパクトボディ
  • 小回りが効く運転のしやすさ

中~長距離運転の際に必要な高い走行性能やシートの座り心地は、そこまで気にしなくても良いでしょう。
とにかく節約できる軽自動車を中心に選ぶと、家計を圧迫せずに済みます。

では次に、上記の条件を満たす短距離通勤におすすめの車を3台紹介します。

※中古車の価格相場は、2019年9月時点のグーネットの情報を参照
※実燃費は、株式会社イードが運営しているe燃費(イーネンピ)の情報を参照

スズキ アルト

スズキ・アルトは、10分~30分の短距離通勤向きな軽自動車です。
なぜなら、下記のようにコスパの良さが際立つ女性向けの車だからです。

・本体価格が100万円を切る(中古車なら50万円を切る)
・e燃費アワード2018-2019※で軽自動車部門1位を獲得する燃費性能
・可愛らしいロボットのようなシンプルデザイン

とにかく安く節約できる車をお探しの方には、ピッタリの通勤車と言えるでしょう。

【スズキ・アルトのデータ】

新車価格 84.7万円~
中古車の価格相場 34.1万円前後
カタログ燃費 33.2km/L~37.0km/L
実燃費の平均値 22.8km/L

※出典:e燃費アワード2018-2019

スズキ スペーシア

スズキ・スペーシアは、10分~30分の短距離通勤向きな軽自動車です。
なぜなら、下記のようにワーキングマザー向けな機能が詰まったコスパ重視の車になっているからです。

・ワンタッチでロック解除&スライドドアの開閉ができる
・自動ブレーキによる歩行者検知機能
・広い車内空間
・高い燃費性能

出社前に保育園などに送り迎えしたい方には、ピッタリの通勤車だと言えるでしょう。

【スズキ・スペーシアのデータ】

新車価格 127.4万円~
中古車の価格相場 90.3万円前後
カタログ燃費 24.0km/L~30.0km/L
実燃費の平均値 17.3km/L

ホンダ N-ONE

ホンダ・N-ONEは、10分~30分の短距離通勤向きな軽自動車です。
なぜなら、下記のように街乗りに適した機能が充実した車になっているからです。

・オシャレなデザイン
・高い燃費性能
・低速域衝突軽減ブレーキ +誤発進抑制機能の予防安全機能

そこまで遠距離運転するわけではないけど、最低限の機能は欲しい方にピッタリの通勤車だと言えるでしょう。

【ホンダ・N-ONEのデータ】

新車価格 120万円~
中古車の価格相場 89.8万円前後
カタログ燃費 21.8km/L~28.4km/L
実燃費の平均値 17.3km/L

車通勤と電車通勤の比較!どっちが良いの?

車通勤と電車通勤の比較

駅までの距離や電車の本数にもよりますが、会社に着くまでの時間が同じくらいな場合の車通勤と電車通勤のメリット・デメリットを比較してみました。

メリット デメリット
車通勤 ・絶対に座って通勤できる
・雨でもほとんど傘が必要ない
・荷物を持ちながら移動する必要がない
・通勤時間を調整しやすい
・プライベートな空間がある
・運転に神経を使う
・交通費が全額支給されない可能性が高い
・渋滞に巻き込まれる可能性がある
電車通勤 ・定期代が満額出る可能性が高い
・帰りに飲み会に参加できる
・携帯や本を見ながら通勤できる
・居眠りできる
・混んでいると座れない可能性がある
・冷暖房の調整ができない
・臭いが不快な場合がある

車通勤は環境的な自由度が高い一方で、車の維持費や運転のストレスがあります。
電車通勤は金銭的負担の軽減やながら通勤が出来るメリットがある一方で、環境的な不自由度が高いのです。

そのため、どっちが良いかは個人の感性や環境によって大きく異なると言えます。

通勤車のまとめ

通勤車のまとめ

それでは最後に、通勤車についておさらいしていきます。

通勤車を選ぶ優先順位

・優先順位1位は、「本体価格の安さ」と「燃費の良さ」
・優先順位2位は、「外装デザイン」や「運転のしやすさ」

上記のような基準で通勤車を選ぶと、満足のいく車が手に入れやすい。

1時間以上の長距離通勤におすすめの車種

  • マツダ アクセラハイブリッド
  • マツダ CX-3
  • スバル レヴォーグ

30分~1時間の中距離通勤におすすめな車種

  • トヨタ プリウス
  • 日産 ノート
  • トヨタ アクア

10分~30分の短距離通勤におすすめな車種

  • スズキ アルト
  • スズキ スペーシア
  • ホンダ N-ONE

車通勤と電車通勤はどっちが良いか?

通勤時の環境の自由度を優先する 車通勤
金銭面や携帯・本などのながら通勤を優先する 電車通勤

ぜひ、あなたにピッタリの通勤車を選んでくださいね!

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