「外車の下取り価格は安いらしい」と聞いた事がある方。
残念ながら、たしかに外車の下取り価格は国産車に比べて安くなりがちです。
とは言え、購入費用やメンテナンス代が高くつきがちな外車を、そのまま安い価格で売ってしまうのは抵抗がありますよね。
そこでこの記事では、外車を少しでも高く売りたい方に向けて下記についてまとめてみました。
- 外車が安く下取りされる本当の理由
- 損をせずに外車を売る方法
外車と言うと、国産車を高く売るより難しく感じるかもしれませんが、おさえておくべき重要なポイントはそこまで多くありません。
まずはこの記事で、外車でも高価買取を狙うコツを掴んでいきましょう。
外車の下取り価格が購入費用に比べて安い理由
外車を売るためには、高い購入費用に比べて外車の下取り価格が安くなってしまう理由について詳しく知っておく必要があります。
なぜなら、外車の下取り価格が安くなる原因について知らないと、下取り時に妥当な査定額を判断できなくなってしまうからです。
具体的には、下記といったポイントを理解しておくと、買取業者側がなぜ国産車と同じように査定額を付けられないのかを理解できるようになります。
- 外車は下取り相場額が下落しやすい
- 国産車は再販価値が高い
一つひとつのポイントについては、この後に詳しくご説明していきます。
外車の下取り相場額は下落しやすい
外車は、同クラスの国産車と比べて下取り相場額が下落しやすく、売り時の短い車種です。
それは、下記2つの理由から、中古の外車がそもそも買取業者と顧客から敬遠されやすい点が関係しています。
2.経年劣化した外車は、外国製の部品や道具の取り寄せで整備コストが掛かる
そのため、査定額を判断する際には、下記の条件を満たしていない外車は、同クラスの国産車に比べると下取り価格が3~5割程度低くなる事もあると考えておくのがおすすめです。
・年式2~3年以内
・走行距離が年に1万キロ以内
・需要の高い人気メーカー車(BMW ベンツ、フォルクスワーゲン)
ワシの周囲ではBMW地獄ってのがあって、下取り金額が低すぎて新しいBMW買うのに苦労したってのはあるよね。アウディにも言えるけど。かといって中古で買うと故障したときの部品代が高くて困っちゃったってのも聞いたことある。無理して買う人には外車は厳しい思うわw
— 🍇NKPMとイッパイアッテナ🍇 (@KPtan2) 2019年1月5日
それでは次に、外車と比べた場合の国産車の再販価値の高さについてもおさえていきましょう。
国産車の相場が下落しにくい理由は再販価値の高さ
国産車は外車に比べると、下記の2つの理由から再販価値が高くなっています。
2.国産車なので、海外から取り寄せる部品などもなく整備にもお金が掛からない
そのため、買取業者も儲けが大きい国産車には、下取り価格を積極的に高く付けてくれるケースが多く、下取り相場額も下落しにくいのです。
そんな国産車に比べて、高く売るのが難しい外車をどう売れば損せずに済むのかについては、この後に解説していきます。
外車を下取りに出す時に損をせずに売る方法
下取り価格が低くなりやすい外車を損せずに売る方法は、下記の3つのポイントを国産車以上に抑えるのが重要になってきます。
2.モデルチェンジや年式落ち前を狙う
3.車検切れ直前を狙って売る
つまり、国産車に比べて再販価値の低い外車だからこそ、買取業者側に下記の2点を中心にアピールした売り方をして、車検代を節約するのがおすすめなのです。
- 整備コストを節約できる
- 需要がまだある
具体的な方法は、この後に一つひとつご紹介していきます。
メンテナンスをしっかりしておく
ここまでご説明した通り、中古の外車には「故障しやすい」といったイメージが定着しています。
そのため、下記項目を下取り査定の際にアピールするために、日頃からメンテナンスをしっかりしておくのが重要です。
- どれだけ丁寧に車を扱ってきたか
- 整備や修理コストが掛からないか
具体的には、査定時に「定期点検記録簿」を見せれば、今までどのように車のメンテナンスを行ってきたかを買取業者に証明できます。
また、「メーカー保証書」がある場合は一緒に提出しておくと、外車の故障についてのマイナスイメージを払拭しやすく、プラス査定に繋がりやすいです。
モデルチェンジや年式落ち前を狙う
外車を下取りに出す際は、売る時期とタイミングが非常に重要になります。
特に、下記に気を配っておくと、損をせずに売れる可能性が高くなるので意識しておいてください。
- モデルチェンジ
- 年式落ち
外車は、モデルチェンジ後の見た目の変化が大きく型落ち感が強く出るケースが多いと言えます。
そのため、モデルチェンジ前に売ると下取り額の大幅下落も防げます。
また、古くなればなるほど相場額も下がってしまう傾向にあります。
年式が1つ落ちる前(12月まで)に売るようにすると、査定額を高いまま維持出来るのでおすすめです。
車検切れ直前を狙う
外車の車検代は、国産車に比べて高く付くケースが多く、10万円以上掛かる事も珍しくありません。
そのため、車検切れ直前に外車を下取りに出すと、余計な車検費用を払う前に売却できます。
車検切れ直前であっても査定額はほとんどの場合マイナスにはならないので、このタイミングを逃さないようにしましょう。
車検切れ直前の下取りについては、「下取りは車検切れ直前がお得!査定額への影響も徹底解説」の記事で詳しくご説明しているの合わせてご覧ください。
それでは次に、外車の下取り査定でおすすめの業者についてご紹介していきます。
外車の下取り査定でおすすめな業者は?
外車の下取り査定でおすすめの業者は、下記の3つです。
2.輸入車専門の買取業者
3.一括査定サイト
正規ディーラーであれば、外車の買い替えも安心・安全に出来ますし、経年劣化が少なければ下取り額もそこまで低くなりません。
ただし、愛車の条件によっては、下取り額が極端に低くなってしまうケースも多いと言えます。
そのため、同時に輸入車専門の買取業者にも見積もりを取っておくのがベストです。
特に「外車王」は、外車中心の買取実績を18年誇っており、しつこい電話連絡もないので口コミ評価も高くなっています。
また、一括査定サイトを利用すれば、高い見積もり額を掲示してくれる買取業者をランキング形式で調べられます。
そのため、お近くの店舗で高価買取してくれる業者を探しやすいのです。
外車と下取りのまとめ
それでは最後に、外車の下取りについておさらいしていきます。
・外車=整備費用も掛かり、売り時が短い
・国産車=整備費用はさほど掛からず、長く売れる
⇒再販価値が低いから、買取業者も下取り価格を高く付けられない
外車を損せずに売る方法
- 整備コストの節約
- 需要の高さ
上記を買取業者にアピールして車検代を節約するために、下記を下取り前から意識して動きましょう。
2.モデルチェンジや年式落ち前を狙う
3.車検切れ直前を狙って売る
外車の下取りにおすすめな業者3選
2.輸入車専門の買取業者
3.一括査定サイト
下取り相場の下落が激しい外車だからこそ、売り方・売却先を工夫する必要があります。
まずは、日々のメンテナンスをしながら売却タイミングを逃さないようにしてみてください。
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