車の買い替えを検討する時に頭によぎる「車検の時期」。
- どのタイミングで車を下取りに出せば車検代を損せずに済むのか
- 車検の残り期間が多いと査定額はプラスされるのか
- 車検後すぐに車を売ったら、まとめて先払いした税金や保険料は返金されるのか
上記のように、車検時は様々な費用を支払う事になる分、車検前と後で査定額にどんな影響が出るのかについて気になる方は多いはずです。
そこで本記事では、車検時期を踏まえて、車を下取りに出す1番得するタイミングについてまとめてみました。
少しでも損をせずに車を売却したい方は、ぜひご一読ください。
下取りに出すタイミングは車検切れ直前がお得
車を下取りに出すのであれば、タイミングとしては車検切れ直前が1番お得でしょう。
具体的には、新車に乗り換える際の手続きに掛かる期間なども踏まえて、車検が切れる1~2ヶ月前に下取りに出すのがおすすめです。
その理由は、車検後すぐに車を売っても、車検代を下取り時に回収できない事が関係しています。
つまり、以下の2つの理由から「車検代>査定額」となるため、車検後に車を売ってしまうと、支払った分の車検代を損してしまうのです。
- 車検時に支払う費用が高額
- 車検を受けてもプラス査定になるのはごくわずか
それでは次に、車検時に掛かる費用や車検が査定額に与える影響について、詳しく解説していきます。
車検時に掛かる費用一覧
車検時には、主に以下のような様々な費用をまとめて支払う事になります。
【車検時に掛かる費用一覧】
・自賠責保険料
・印紙代
・検査手数料
・整備代
・引取り・納車手数料
・代車費用など
【車検時に支払う合計費用の目安】
軽自動車 | 6~9万円前後 |
普通自動車 | 8~11万円前後 |
※車検の依頼先・車種・年式・走行距離などで、車検費用は変わります
しかし、これらの費用が下取り時に全て考慮されるわけではありません。
たとえ車検に出してすぐの車であっても、査定額がアップされるのは数万円程度で、車検代を賄える額がプラスされる事はないでしょう。
車検の残り月数と査定額への影響については、この後にご説明していきます。
車検の残り月数が多くても査定額への影響は数万円程度
多くの下取り先では以下を基準に、下取り時に車検の残り月数を査定額に反映するかを決定しています。
【車検の残り月数と査定額への影響】
車検の残り月数 | プラス査定の有無 |
---|---|
残り13ヶ月以上 | 有り(数万円程度) |
残り12ヶ月以上~13ヶ月未満 | 無し |
残り12ヶ月未満 | 無し |
つまり、車検の残り月数が1年未満になると、プラス査定になる事はないのです。
また、車検の残りが1年以上あっても、プラス査定が数万円前後な事を考えると、やはり車検が切れる直前に車を下取りに出した方が、売り主(あなた)が得する額は大きくなるでしょう。
とは言え、車検切れ直前の下取りを目指していたら、車検切れになってしまったという場合には、いくつかの注意点が発生します。
詳しくは、この続きを御覧ください。
車検切れの車を下取りに出す際の注意点
車検切れの車を下取りに出す場合は、以下の注意点が発生しますので覚えておきましょう。
下取り先まで車を運べなくなる(出張査定やレッカーをお願いする必要が出る)
新車が納車されるまで代車を手配する必要がある
とは言え、車検切れの車であっても、必要書類※さえ揃えれば問題なく下取りには出せます。
また、車検が切れている車と車検が切れる前の車で、査定額に大幅な違いが出る事はないので安心してください。(車検が切れてからかなり時間が経過している場合は、査定額が大きく下がる事もあります)
※必要書類の注意点:車検証と印鑑登録証明書の住所が異なっている場合は、以下の書類が別途必要になります。
住所が異なっている場合 | 戸籍の附票 |
氏名が異なっている場合 | 戸籍謄本 |
車検後の下取りでは先払いした保険料や税金は返金される?
何らかの事情で車検切れ直前ではなく、車検後に車を下取りに出す場合は、車検時に先払いした保険料や税金が返金されるかどうかは売却先によって変わります。
中には、車検代の一部として、車検の残存月数に応じて未経過分の自動車重量税や自賠責保険料を買取金額に上乗せしてくれるケースもあるでしょう。
ただし、必ず全額を上乗せしてくれるわけではありません。
やはり、出来るのであれば損をしないためにも、車検切れ直前のタイミングで車を下取りに出すのがおすすめだと言えるでしょう。
大型RVや高級車は下取り時にプラス査定率が高い事も
大型RVや高級車の場合は、車検の残存月数が多いとプラス査定の幅が大きくなる事があります。
なぜなら、大型RVや高級車は、以下の理由から車検時に多額の費用が掛かるからです。
- 自動車重量税が普通の車に比べて高額になる
- 車検時に必要とされる交換部品などが高くて整備代が高額になりやすい
また、大型RVや高級車は、車検の残存月数が多い方が下取り後の再販時に相場感とオークションでの落札率が良い事があります。
下取り先もプラス査定を付けやすい傾向にあると言えるでしょう。
下取りと車検のまとめ
それでは最後に、下取りと車検についてまとめていきます。
下取りに出すタイミングは車検切れ直前がお得な理由
・車検を受けてもプラス査定になるのはごくわずか
⇒車検代>査定額となるため、車検代を下取り時に回収できないから
車検切れの車を下取りに出す際の注意点
・新車が納車されるまで代車を手配する必要がある
⇒ただし、車検切れしても下取りには出せるし、査定額への影響はほとんど無い
売却先によっては、車検の残存月数に応じて未経過分の自動車重量税や自賠責保険料を買取金額に上乗せしてくれるケースもある
車を売るタイミングも大切です。
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