ボロ車も利用価値がある！下取り時に注意するポイント

ボロ車にずっと乗っていたけど、そろそろ新車に乗り換えようかな？と考えている時に、以下のように思う事がありますよね。
「どうせボロ車だから、売れないだろ」

いえいえ、そんな事はありません。捨てる神あれば拾う神あり！
実は、ボロ車と言えども、日本車には隠された利用価値があるのです。

そこでこの記事では、ボロ車の下取り（買取）後の利用価値や下取り時に注意するポイントについてまとめてみました。
古い車だから高く売るのを諦めていたという方は、この記事を読めば経年劣化したボロ車でも高額査定を狙えるはずです。

下取り時にボロ車だと判断される基準

どのくらい経年劣化していると、下取り先にボロ車だと判断されるのかは意外に分からないものですよね。
基準としては、以下のような特徴を持っている車は、ボロ車だと判断されやすく大幅なマイナス査定に繋がる事が多いようです。

【ボロ車だと判断される車の特徴】

• 年式10年以上の型落ち車
• 走行距離10万キロ以上の過走車
• ボディ・トランク内・フロア下が錆びている
• フレーム（車体）が歪んでいる

しかし、上記のボロ車の特徴を見て、「うちの車は大体当てはまるな、やっぱり売れないかも…」と気落ちするのはまだ早いでしょう。
なぜなら、いくらボロ車であっても日本車には利用価値が十分にあり、売却方法次第では高く売る事も可能だからです。（詳しくは、「ボロ車で高額査定を狙うなら下取りより買取業者」で解説しています）

それでは次に、そんなボロ車の利用価値について詳しくご説明していきます。

ボロ車の下取り（買取）後の利用価値とは？

ボロ車と判断される特徴を持つ車であっても、下取り（買取）後の利用価値は高く、以下のように幅広いシーンで再販・再利用されています。

【下取りされたボロ車のその後】

• 中古車オークションへ出品
• ディーラーや販売店の代車
• 劣化・損傷が少ない部品のばら売り
• 解体後の鉄くず素材として売却
• 海外への輸出

その理由は、日本車である事が大きく関係しています。
なぜなら、日本車は海外の車に比べると壊れにくく品質の高い車が多く、下取り時にボロ車と判断されるような車であっても、十分に利益を生む事が出来るからです。

実際に、日本では見向きもされないような古い車でも、海外の中古車市場では需要があります。
すぐに売れてしまうケースも珍しくないと言われているのです。

あなたが「こんなボロ車は売れないだろ」と思っていても、実際は数万円～数十万円前後で売れる事があります。

新車を売りたい下取り先はボロ車でも買い取ってくれる

ディーラー下取りは、古い車から新車への乗り換え手続きがスムーズな一方で、利用価値があるボロ車でも以下の理由から高額査定を望みにくい傾向にあります。

しかし、中には「え？ボロ車でもディーラーで高く買い取ってくれたよ」という人がいますよね。
実は、それはディーラーが新車を売るために作り出した売買のカラクリが関係しており、高く売れたように錯覚させられているケースが多いのです。

少し長くなりそうなので、詳しくはこの後に解説していきます。

注意！5万円で下取り出来ても浮かれてはいけない理由

例えば、あなたが「どうせボロ車だから高く売れないだろう」と思って下取りに出した時に、5万円の査定評価が付いたら嬉しくなりますよね。
「本当は難しいんですけど、頑張らせて頂きました」と営業マンから言われると、「なんて良心的なディーラーなんだ！」と感動して、新車購入への気持ちも高まるはずです。

しかし、実際には下取り額が高く付いた分だけ新車の値引き額が減っており、総合的には損をしているケースも珍しくありません。

【よくあるボロ車のディーラー下取りの例】

ディーラーは最初から45万円で新車を売るつもりだが、「1.」の方が客側の印象が良いのでボロ車を5万円で買い取ってくれます。
ディーラーでは、下取り額と新車購入の代金が同時に説明される事も多く、純粋なボロ車の査定額を判断しにくくなるので注意しましょう。

ボロ車で高額査定を狙うなら下取りより買取業者

先程もご説明した通り、下取り先は新車を売る仕事をメインにしている関係から、ボロ車の高額査定を狙うのは難しいのが現実です。
そのため、本当の意味でボロ車を高く買い取ってほしいのであれば、ディーラーよりも中古車専門買取業者を選んだ方が良いでしょう。

なぜなら、中古車専門買取業者でボロ車を買取に出すと、以下のようなメリットがあるからです。

もちろん、下取りの方が高く売れる可能性もありますので、より高く売りたいという事であれば、相見積もりするというのも重要です。

それでは次に、さらに中古車専門業者でボロ車を高く売る方法について、ご紹介していきます。

複数の買取業者を比較するのがおすすめ

中古車専門買取業者にボロ車を売却するのであれば、複数業者と比較する事は必須です。
その際に、一括査定を利用すると便利と言えるでしょう。

なぜなら、以下のように一括査定サイトを利用すると、ディーラー下取りにはない高額査定に繋がる2つのメリットを活かせるからです。

ただし、万能に思える一括査定サイトにも「営業電話がしつこい」といったデメリットがあります。
気になる場合には、ユーカーパックのように一社からしか電話連絡が来ない一括査定サイトを利用するようにしましょう。

営業電話が掛かってきた段階で複数業者と交渉したいという方は、提携数が多いカーセンサーのような一括査定サイトを選ぶのがおすすめです。

下取り先でも買取業者でも0円なら廃車専門に依頼しよう

事故車・水没車・不動車のように走行に問題があるボロ車は、ディーラー下取りや中古車専門買取業者でも、査定額が0円もしくは10円から数百円程度になる事があります。
そういった場合には、売却先を廃車専門の買取業者に変えてみましょう。

廃車専門買取業者は、ボロ車を中古車として査定するのではなく、解体後にどう再利用出来るかで評価してくれるので、高い査定額を期待しやすいのです。
また、廃車専門買取業者は、以下のような廃車にする際に必要になる手続きを無料で代行してくれる業者も多いため、お得感が強い傾向にあると言えるでしょう。

【廃車専門買取業者で無料で代行してもらえる事が多い手続き】

• 税金の還付手続き
• 廃車の抹消手続き
• 自賠責保険の解約手続き
• レッカーやスクラップ（解体）の手続き

※業者によって、無料で代行してもらえる手続きが変わります。詳しくは売却先のホームページ等を御覧ください。

ボロ車を下取りせずに乗り続けるデメリット

ここまで色々読んで、中には「ボロ車を下取りに出すのは大変そうだから、壊れるまで乗り続けてみようかな」と考える方もいるかもしれません。
しかし、ボロ車を下取り（買取）に出さずに乗り続けると、以下のようなデメリットが発生しやすくなるので注意しましょう。

• 長く乗れば乗るほど税金が高くなる
• 車が古くなると、修理に掛かる費用が高くなりやすい
• いつ壊れるかといった心理的な不安を抱えやすくなる

どういう事か、この後に一つひとつご説明していきます。

長く乗れば乗るほど税金が高くなる

通常、車は年式が13年・18年を超えると、「自動車税」と「自動車重量税」が増税されます。

※軽自動車を除く
※年式13年未満の車の税金と比較した場合の増税率です

これは、国が名目上「環境性能が低い車を減らそう」という方針から、古くなった車に課している税金です。
しかし、実際は古い車をある一定の期間になったら売却（下取りや買取）させて新車購入を促す事で、経済を潤すための重税だと言えるでしょう。

そのため、現在の日本ではボロ車に長く乗ろうとすると、車の持ち主（国民）への負担（損失）が大きくなるのです。

車が古くなると修理代がかさむ

車は、消耗品です。
そのため、ボロ車を下取り（買取）せずに乗り続ける選択を選ぶと、必然的に部品（パーツ）やオイル等の交換頻度が増え、整備（メンテンス）代の負担が増加します。

さらに、経年劣化によって損傷も激しくなるため、エンジンの故障などが起きると、修理代もかさみやすくなるでしょう。
そういった意味で車を売るのは、早めのタイミング（年式が古くなる前）が金銭的にお得なケースが多いと考えられます。

高額な修理代が掛かったり、査定額が大幅に下がったりする前に、車を売却する事を検討してみてください。

いつ壊れるかといった不安を抱えながら乗る事になる

ボロ車を下取り（買取）せずに乗り続ける選択を選ぶと、心理的に「いつ壊れるか分からない」といった不安を抱えやすくなります。
例えば、せっかく遠出をしていても、車が古く調子が悪いと、「もしここで車が動かなくなったらどうしよう」という心配で、心からドライブを楽しめなくなる可能性が高いでしょう。

また、実際に車が故障して動かなくなってしまうと、レッカー代や修理代など、一気に金銭的な負担が増えます。
そういった意味で愛車に不安を感じる場面が多い方は、ボロ車から新しい車へ乗り換えてしまった方が精神衛生上は良いと考えられるでしょう。

ボロ車の下取りのまとめ

日本車はボロ車であっても利用価値があり、実際に「売れない」と言う場面はほとんどありません。
しかし、ディーラー下取りでは手続きが楽になるメリットがあるものの、以下の2点から高額査定を狙いにくい可能性が高いのです。

• 古い車の査定評価が厳しい
• 新車を購入させるためのセールストークのせいで、素人が純粋なボロ車の査定額を判断しにくくなる

一方、買取業者は、新車購入は別の業者でする必要があるなど手間は掛かるものの、以下の3点からボロ車でも高額査定に繋がりやすいでしょう。

それぞれ利点・欠点があるので、あなたに合った売却先を選び後悔のない乗り換えを実現させてください。

最大5,000社の公開入札で最高額が分かる【76万円も高くなる!?】

中古車を売る際、知り合いの業者や大手業者に依頼する方も多いと思います。
しかし、査定を依頼する業者によって大きく査定額が異なるため、適当に業者選びする事は避けなければなりません。

実際に、他の業者と比べて10万円単位で高く査定をしてもらった事例もある程。
知識が無いと買い叩かれるケースも多く、知恵袋や掲示板などを見ても悪い口コミが多い業者を見かけます。

【ユーカーパックで適正価格診断】

• 約30秒の入力で査定の最高額が分かる
• 最大5,000社の価格から比較が出来る
• 大手から地方の会社までネットワーク化
• 1社のみの連絡でしつこい営業・勧誘電話がない
• 相談、業者紹介など完全無料
• ディーラー下取りよりもお得

大きな特徴としては、他の一括査定でも言える事ですが、愛車の最高額が簡単に分かるという事です。
最大5,000の買取業者が入札を行うので、通常に査定依頼するよりも高く売れる可能性があります。

また、ユーカーパックが他の一括査定との大きな違う所は、ユーカーパックからの1社だけなので、沢山の業者の電話が迷惑という事。 しつこい営業もないので、他の一括査定で嫌な思いをしたという方でもおすすめが出来ます。

完全無料で利用する事が出来ますので、中古車の売却を検討している方は試しておいて損はありません。

>>約30秒で車買取の最高額が分かります。