車を売る手段は様々にありますが、その方法や売却先によって買取相場は異なります。
同じ車でも、数十万円単位の差が出る事も珍しくないのです。
そこで、車を高く売るのにおすすめしたいのが、オークション。
今回は、オークションの仕組みやおすすめの代行システムについて、詳しく解説したいと思います。
愛車を高く売りたいとお考えの方は、是非参考にしてみて下さい。
中古車を売るオークションの仕組み
まず、中古車を売るオークションの仕組みや流れについて見ていきましょう。
「オートオークション」と呼ばれるカーオークションは、全国に約200ヵ所ほどあります。
2:査定後にデータベースに登録
3:オークションに掛けられる
4:落札
5:出品者に納車
6:代金が振り込まれる
7:必要書類を提出
多くの車買取業者や中古車販売店は、買い取った車をオークションに出します。
業者はオークションの前日までに、売りたい車を会場に持ち込みます。
オークション会場が車を査定し、写真と共にデータべースに登録。
日々の市場動向や、車両の価値・状態・人気度などを踏まえて相場価格が決まります。
ですから、オークションでの価格は常に変動するのです。
オークション当日、複数の車が同時にオークションに掛けられます。
落札されるまでの時間はおよそ10~20秒と一瞬です。
落札後は会場が落札者に車を納車し、代金を徴収。
手数料等を差し引いた金額が、出品者に振り込まれるという仕組みです。
出品者が必要書類をオークション会場に提出すると、1週間程度で名義変更がされます。
※ヤフオクのような個人向けのオークションの流れとは異なります。
後程詳しく解説しますが、個人がオークションに車を出品する場合、オークション代行業者を利用するのが一般的です。
その場合は、業者に手数料を支払ったり、事前に書類や車を数週間を預ける必要があります。
オークションで車を売るメリット・デメリット
車を売る手段はいくつかありますが、オークションを利用するメリットやデメリットは、どのような事なのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
普通に売るより高値で売れる
オークションで車を売る最大のメリットは、高く売れるという事。
なぜなら、多くの業者が買い取った車を結局はオークションに流すからです。
車を売る時と言えば、多くは自動車ディーラーや中古車販売店に買い取ってもらうでしょう。
しかし、それらの業者は、オークションで売る事を考えて買取を行うのです。
つまり、中古車販売店や買取業者を挟まずに直接オークションに出す事で、その間に掛かる費用が無くなり高値で売れる可能性があります。
通常のルートで売る場合に上乗せされる金額は、30万円以上とも言われています。
その分高価買取に繋がるため、オークションはおすすめなのです。
業者との交渉の手間が無い
自動車ディーラーの下取りや、中古車販売店などに車を売る場合、査定額は業者と交渉しながら決めていきます。
しかし、交渉は苦手な人も多く、また同じ車なのに交渉によって車の査定額が左右されてしまうというのも納得できない人はいるでしょう。
オークションの場合、業者と交渉する手間がありません。
勝手に業者同士が競り合い、価格が上がっていくからです。
また、オークションでは複数の業者に個人情報が流れないというメリットもあります。
オークションに参加するには資格が必要
オートオークションの最大のデメリットは、資格が必要という事です。
ここまでオークションをおすすめしてきましたが、実はオートオークションは業者向けのオークション。
一般の人が個人では利用が出来ないのです。
先程、個人での参加は代行業者に依頼するのが一般的と申し上げたのは、プロしか参加が出来ないから。
オークションには、運営会社が定めた以下のような査定基準があるのです。
オートオークション参加資格・条件
・加盟店の設立状況と業績
・JU(日本中古車自動車販売協会連合)の加入
・展示場の有無と販売台数実績数
・他オークションの加入状況
上記の条件を満たすプロの業者しか参加できないのは、デメリットです。
ただし、ヤフオクなどの個人でも利用できるオークションはありますが、個人売買ですから様々なトラブル・注意事項があります。
安全性を考えるなら、手数料を支払ってでも専門の代行業者に依頼してオートオークションに出品する方が安心でしょう。
参加資格が設けられている理由
オートオークションは、なぜ個人では利用できないのでしょうか。
参加資格が設けられているのには、以下のような理由があります。
素人では適正価格や相場が分からない
市場を反映した価格が壊れてしまう可能性がある
まず、車の価格と言うのは、先述したように日々の市場動向などを加味して決められます。
素人ではその適正価格が分からないでしょう。
もしも、オートオークションが誰でも参加できるものにしてしまった場合、市場を反映した価格が壊れてしまう可能性があるのです。
また、オークションで車を他者に売るという事は、それなりの責任を伴います。
クレームやトラブルにも対応できなければなりませんから、プロは最新の注意や事前準備、専門知識を常に持っているのです。
そのような、プロが集まるオークションに例え個人で参加できたとしても、上手く利用するのは簡単ではないでしょう。
オークションで車を売るなら個人より代行業者
ここまで解説してきたように、車はオークションで売ると通常よりも高値が付く可能性がありますが、残念ながら個人で参加する事は出来ません。
しかし、それでもオークション相場で車を売りたいという人には、オークション代行業者がおすすめです。
オークション代行業者とは、どのようなものなのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
オークション代行の流れ
オークション代行とは、決められた手数料を支払う事で、代わりにカーオークションへの出品をしてくれる業者です。
中古車業界のプロですから、安心してオークションで車を売る事が出来るでしょう。
オークション代行の流れを見てきましょう。
2:手数料を支払う
3:スタート価格を決める
4:代行業者に車と必要書類を預ける
5:オークションに出品される
6:落札されたら、落札手数料を支払う
7:代金が振り込まれる
落札されなかった場合、始めの手数料は返還されない場合がほとんどですので覚えておきましょう。
オークション代行で車を売るデメリットや注意点
便利で安心のオークション代行ですが、車を売るにあたりデメリットや注意点もあります。
まず、どんな事にも言えますが、業者選びは慎重に行いましょう。
中には、悪徳業者も存在しますから、以下の点に注意してみましょう。
- 実績のある会社かどうか
- 上場している等の社会的信用はあるのか
- アフターサービスはあるか
また、オークション代行には手数料などの費用が掛かるという事を覚えておきましょう。
・出品料
・落札手数料(落札された場合)
・陸送料
これらの合計でおよそ10万円前後掛かるでしょう。
しかし、優良な代行業者に依頼する事が出来れば、車はオークションにて通常よりも高く売れる可能性があります。
ですから、これらの費用を掛けてもプラスになるケースは多いでしょう。
出品したからと言って必ず落札されるわけではない
オークション代行に車の出品を依頼したからと言って、それだけで安心という訳ではありません。
実は、オートオークションの成約率は、およそ50~70%程度なのです。
つまり、約半数近くがオークションに出品しても売るに至らないという事。
必ず落札される保証がないという点は、オークションのデメリットでしょう。
売れなくても代行手数料が掛かる
オークション代行で車が落札されずに売れなかった場合は、車や車検証などの書類は返却されます。
しかし、売れなくても代行手数料が掛かる事には変わりありません。
売れなくても費用が掛かるのは、オークション代行のデメリットと言えるでしょう。
また同時に、車によっては売るのに時間か掛かる場合があります。
早く現金化したい等の希望がある人は、買取業者や中古車販売店などに売却する事も視野に入れておいた方が良いでしょう。
クレーム受付期間が設けられている
オートオークションで車を売る際は、落札後も一定期間クレームを受付ける制度があります。
約1週間の間は、クレームや減額・キャンセルになる可能性があるため、落札価格が確定しないのです。
落札した代金で買い替えを考えている人にとっては、資金繰りが付かずもどかしい期間でしょう。
また、クレームが来た際に対応しなければならないのもデメリットです。
中古で購入した車の場合、自身も知らない修復歴などが発覚する事もあります。
ローンが残っている場合は所有権解除できない
売りたい車のローンが残っているという場合もあるでしょう。
買取業者や中古車販売店の中には、ローンが残っていても買い取ってくれる所があります。
しかし、オークションの場合はローン中で所有権が信託会社やディーラーになっている車は売る事が出来ません。
先にローンを完済し、所有権解除をする必要があるのです。
車を売る前には、ローンが残っているか、名義は誰なのかを車検証などでしっかりと確認しましょう。
所有権解除については、こちらの記事で詳しく解説しています。
オークション代行でのトラブル事例
オークション代行は基本的には安全で便利なサービスですが、中には悪徳業者も存在します。
実際に、様々なトラブル事例があるのです。
業者に提示された落札額と実際の金額が大きく違った
実際の車両の状態とは異なる情報に改ざんされていた
高額な手数料を取られた
落札金額を偽られたという事例は少なくないようです。
中には、数十万円単位でお金を抜き、偽の領収書を作成するような悪質な業者もありますので、オークション代行は業者選びが非常に重要と言えます。
無資格でも参加できるオークション方式の一括査定で車を高く売る
オークション代行は便利なサービスですが、メリットだけでなくデメリットやリスクも伴います。
それでも、やはりオークションで車を売る事は高価買取に繋がりますからおすすめです。
そこで、ご紹介したいのが無資格でも参加できるオークション方式の一括査定サービス。
ユーカーパックというサイトでは、登録するだけで車の買い手をオークション形式で探してくれます。
最大なんと5,000社もの業者が入札しますから、オートオークションと同じように高価買取が期待できます。
また、買い手が決まるまでは個人情報は開示されません。
一括査定特有の、業者からの嵐のような営業電話も無いのです。
更に、ユーカーパックは登録及び仲介手数料は掛かりません。
業者との交渉やトラブルにも対応してくれます。
費用を掛けず、リスクを負わずにオークションと同じような売り方が出来るのは、オークション方式の一括査定の大きなメリットです。
ユーカーパックは、個人売買を行うヤフオクなどとも違います。
間にユーカーパックがしっかりと入ってくれますから、トラブルの心配も少ないのです。
オークションと一括査定の「良いとこ取り」のようなサービスと言えます。
車をオークションで売る方法のまとめ
車を高く売るなら、オークションがおすすめ。
なぜなら、多くのディーラーや買取業者は、買取った車を結局はオークションに出品するからです。
業者を挟まずにオークションに出品すれば、より高値で売れる可能性があります。
しかし、残念ながらオートオークションは業者向けのため、素人個人では参加が出来ません。
そこで、個人でオークションを利用する際にはオークション代行に依頼する人は多いようです。
オークション代行は顧客に代わり、プロとして車をオークションに出品してくれます。
ただし、以下のようなデメリットや注意点もあります。
・必ず売れるとは限らない
・クレーム受付期間がある
・ローンが残っている場合は売れない
・悪徳業者が存在する
このようなリスクを防ぎつつ、高価買取が狙えるのがユーカーパックのようなオークション方式の一括査定です。
ユーカーパックでは、最大5,000社が入札するオークションにで顧客の車を競りに掛けてくれます。
オークション代行とは違い、手数料や、トラブルを自分で解決しなくてはならない等の面倒な事がありません。
買い手が見つかるまで個人情報が流れる心配もなく、非常に安心なのです。
ユーカーパックは、オークション代行と一括査定のメリットを合わせたようなサービスと言えます。
気になる方は、是非査定だけでも受けてみると良いでしょう。
最大5,000社の公開入札で最高額が分かる【76万円も高くなる!?】
中古車を売る際、知り合いの業者や大手業者に依頼する方も多いと思います。 しかし、査定を依頼する業者によって大きく査定額が異なるため、適当に業者選びする事は避けなければなりません。
実際に、他の業者と比べて10万円単位で高く査定をしてもらった事例もある程。 知識が無いと買い叩かれるケースも多く、知恵袋や掲示板などを見ても悪い口コミが多い業者を見かけます。
【ユーカーパックで適正価格診断】
- 約30秒の入力で査定の最高額が分かる
- 最大5,000社の価格から比較が出来る
- 大手から地方の会社までネットワーク化
- 1社のみの連絡でしつこい営業・勧誘電話がない
- 相談、業者紹介など完全無料
- ディーラー下取りよりもお得
大きな特徴としては、他の一括査定でも言える事ですが、愛車の最高額が簡単に分かるという事です。 最大5,000の買取業者が入札を行うので、通常に査定依頼するよりも高く売れる可能性があります。
また、ユーカーパックが他の一括査定との大きな違う所は、ユーカーパックからの1社だけなので、沢山の業者の電話が迷惑という事。 しつこい営業もないので、他の一括査定で嫌な思いをしたという方でもおすすめが出来ます。
完全無料で利用する事が出来ますので、中古車の売却を検討している方は試しておいて損はありません。