サイドミラー修理に掛かる費用や時間！自分で修理は可能？

「サイドミラー修理っていくら掛かるんだろう…」と思っている方。
修理内容によっては、自分で部品を交換するだけで済むケースもあるし、そもそも業者に依頼するべきなのか迷いますよね。

そこでこの記事では、下記のポイントに絞ってサイドミラーを修理するために役立つ情報を紹介していきます。

サイドミラーはどこまで自分で修理できるものなのか
修理はどこに依頼すれば良いのか
サイドミラー修理にはいくら掛かるのか

車の修理と聞くと構えてしまうかもしれませんが、壊れた部位によっては自分でも簡単に直せます。
まずはこの記事で、「安く」「速く」「安全に」サイドミラー修理をするコツを掴みましょう！

サイドミラー修理はどこでできる？ディーラー？

サイドミラーの修理を依頼できるのは、主に下記の3つです。

1.ディーラー
2.大手のカー用品店（オートバックスやイエローハットなど）
3.町の修理・整備業者

3つの内、どこで修理をするか迷ったら、まずはディーラーでの修理を検討するのがオススメでしょう。
なぜなら、ディーラーは保証期間内・対象内であれば、無料または安い値段で修理に応じてくれるからです。

ただし、保険期間外・対象外の場合は、ディーラーで修理を依頼すると修理内容によっては費用が高く付くケースもあります。
そういった場合には、大手のカー用品店や町の修理・整備業者での修理も考えてみると良いでしょう。

ただし、後者は下記のようなデメリットがあるので注意をしてください。

ディーラーに比べてスタッフの技術力が一定ではない
部品が取り寄せになると、修理に時間が掛かる
店舗ごとに修理額が異なる

自分で修理できる部品

ディーラーでの修理が保険期間外・対象外だった場合には、自分でサイドミラーを修理するのも1つの手です。

1.サイドミラーのカバーに傷が付いた
2.サイドミラーが割れた

上記のような2つのケースであれば、素人でも修理道具や交換する部品さえ揃えれば簡単に直せます。

カバーに浅い傷が付いている場合

コンパウンドで表面を整えて、同色のタッチアプペンで傷の部分を塗装するだけでも綺麗に直ります。

カバーの損傷が激しい時やミラーが割れている場合

カバーやミラーそのものの交換が必要になります。
ディーラーに問い合わせて、車種に適した部品を購入しましょう。

実際の交換方法は、You Tubeなどで「ドアミラー　外し方」や「ドアミラー　交換」検索して、動画を見ながらやると手順が分かりやすいでしょう。

業者に修理を依頼した方がいい部品

一方で、下記のような2つのケースは、業者に修理を依頼するのがおすすめです。

1.ウインカーが付かない（ウィンカーレンズが壊れた）
2.サイドミラーが動かない

なぜなら、この2つの部品は細かい配線処理が必要になる可能性が高く、プロの知識や技術力が必要になってくるからです。
損傷を広げないためにも、必ず業者に依頼するようにしてくださいね。

では次に、サイドミラー修理にはどのくらいの時間と費用が掛かるかについて解説していきます。

サイドミラー修理に掛かる費用や時間

サイドミラーの修理は、基本的にどの部位でも数時間～即日で終わるケースが多いのです。
ただし、部品がない場合は取り寄せの時間がさらにプラスされます。

費用は、下記の順に高額になっていくケースが多いようです。

1.カバーの浅い傷
2.ミラー交換
3.カバーの交換
4.モーターなど電装系の修理

ただし、ディーラーに修理を依頼する場合は、保証期間内・対象内であれば無料または割引価格で直してもらえます。
部品ごとの詳しい費用は、この次に一つひとつ紹介していきます。

カバーに傷が付いている場合

カバーに傷が付いた場合のサイドミラー修理の費用は、以下の通りです。

	業者	自分
浅く狭い範囲の傷	5,000円前後	2,000円～4,000円前後
深く広い範囲の傷	1,0000円～20,000円前後	5,000円

浅い傷であれば、数十分程度、自分でコンパウンドで磨くだけでも傷を綺麗に出来ます。
ただし、傷が深く広い場合には、自力で直そうとすると逆に修理箇所が目立ち汚くなってしまうケースが多いのです。

自分で直すにも限界があるので、傷が深く広い時は少し高くても業者に依頼する方がおすすめだと言えるでしょう。
損傷具合によって、修理する方法を変えてみてくださいね！

鏡やカバーが割れてしまっている場合

鏡やカバーが割れた場合のサイドミラー修理の費用は、以下の通りです。

	業者	自分
ミラーの交換	3,000円～5,000円前後	2,000円～4,000円前後
カバーの交換	10,000円～15,000円前後	8,000円前後

自分で交換する場合は部品代のみ、業者に依頼する場合は「部品代+工賃」が掛かります。
そこまで値段が変わるわけではないので、下記のような場合には、業者に依頼をするようにしましょう。

自分で修理する自信がない
修理に手間を掛けたくない

また、新品にこだわらないのであれば、修理業者などに問い合わせて安い中古部品を探して交換するのもおすすめです。
修理費用をさらに抑えられますよ！

モーターなど電装系が動かなくなっている場合

サイドミラーそのものが動かなくなっている場合の修理費用は、業者に依頼すると30,000円前後かかります。
なぜなら、モーター故障などを起こしていると、サイドミラーを丸ごと取り替える必要があり、高く付くからです。

ウインカーレンズの交換だけで済む場合には、4,000円～6,000円前後で修理を依頼できます。
修理自体は、部品の在庫さえあれば即日で終わるので時間はそこまでかかりません。

また、「業者に修理を依頼した方がいい部品」でもお伝えした通り、配線処理は難易度が高いので、電装系を自力で修理するのは避けておくのが無難でしょう。

サイドミラー修理は車両保険を使わない方が安い

サイドミラー修理は、車両保険があっても使わない方が結果的に安いのです。
なぜなら、下記のような2つのポイントがあり、車両保険はもっと大きな事故や損傷があった時に使用した方がお得になるからです。

サイドミラーの修理費用自体が安い（最大でも約3万円以内におさまる）
車両保険を使うと、次年度の等級（保険料の割引率）が3つ～1つ下がる

また、修理する時に車両保険を使った方が得か損か迷った場合には、下記項目を自分の保険の加入状況と照らし合わせて考えるのがおすすめですよ！

・車両保険を使用すると、来年度の保険料がいくらになるのか
・修理費用を全額保険で賄えるのか（免責金額※はないか）

※免責金額とは？

保険料で賄う以外に自己負担になる金額の事。保険によっては、この免責金額があらかじめ決められている場合があります。

サイドミラー修理のまとめ

それでは最後に、サイドミラー修理についておさらいしていきます。

サイドミラー修理ができる場所

・ディーラー
・大手のカー用品店（オートバックスやイエローハットなど）
・町の修理・整備業者
⇒保証期間内・対象内であれば、ディーラーに問い合わせるのがおすすめ

自分で修理できる部品、できない部品

・自分で修理ができるのは、カバーやミラー
・自分で修理ができない（難しい）のは、電装系（モーターやウィンカー）

サイドミラー修理に掛かる時間や費用

・基本は即日で修理ができる（在庫がないと、取り寄せでさらに時間がかかる）
・カバーの傷は自力だと2,000円～5,000円前後、業者だと5,000円～20,000円前後
・ミラー交換は自力だと2,000円～4,000円前後、業者だと3,000円～5,000円前後
・カバー交換は自力だと8,000円前後、業者だと10,000円～15,000円前後
・電装系はウィンカーなら4,000円～6,000円前後、サイドミラー丸ごと交換は30,000円前後
・車両保険は使わない方がお得なケースが多い

この記事を参考に損傷具合によって修理方法を変えて、サイドミラーをできるだけ安く直してくださいね！

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