「12年落ちのような古い車でも、査定額は付くのかな…」と疑問に思っている方。
12年落ちの車でもある5つの理由から、査定額が付くケースはあります。しかも、上手くいけば高額査定を狙うのも可能なのです。
とは言え、具体的にどう対策すれば、年式が古くなった車を高く売れるのか分からないですよね。
そこでこの記事では、下記について、簡単にまとめてみました。
- どのような理由で年式が古くなった車に査定額が付くのか
- どうやって年式の古くなった車で高額査定を狙うのか
12年落ちの車を高く売ると考えると難しく感じるかもしれませんが、押さえるべきポイントは多くありません。
まずはこの記事で、古い車でも無料(タダ)で手放す必要はないのだという事を知っていきましょう!
12年落ちの車でも査定額が付く5つの理由
12年落ちのような古い車でも査定額が付く理由は、下記の5つです。
2.人気モデルは古くても高額査定になる
3.生産終了した絶版車はプレミアが付いて高く売れる
4.年式が古くても走行距離が少なければ高く売れる
5.廃車専門の買取業者であればパーツや資源に値段が付く
上記を見て頂いても分かる通り、年式が古くなった車でも売却先次第では需要があり、十分に価値がある事が分かります。
それでは次に、それぞれの理由の根拠や詳細について紹介します。
海外では古い日本車でも需要がある
日本では年式10年を超えた車は寿命を迎えたとみなされて購入者が極端に減るため、査定額が付かなくなるケースが多いのです。
しかし、海外における日本車の評価は故障しにくいというイメージが強く、12年落ちのような古い車であっても需要が十分にあります。
そのため、海外への販売ルートを持っている買取業者の場合は、ディーラー下取りで0円と言われた車でも査定額を付けてくれる場合があるのです。
車の売却先は、「ディーラー下取り以外にもある!」という事を覚えておきましょう。
人気モデルは古くても高額査定になる
いわゆる人気モデルと呼ばれる車は、12年落ちであっても高額査定に繋がるケースがあります。
特に、下記のように新車の販売価格自体が高いモデルは、人気があれば古い車であっても査定額が数十万円~数百万になるケースも珍しくありません。
- SUV車
- オープンカー
そのため、どんなに古いと思える車でも、まずは査定に出してみるのが重要だと言えます。
もし査定依頼をする前に大まかな愛車の買取相場を知りたいという場合には、以下の記事で紹介したサイトを利用するのがおすすめです。
⇒「ネットのみの車査定サイト6選!メリット・デメリットも解説」
あくまでも参考価格ではありますが、中古車市場での愛車の需要をネットで簡単に調べられます。
生産終了した絶版車はプレミアが付いて高く売れる
既に生産終了している絶版車は、通常古くなると査定額が下がる一般的な中古車としての常識が通用しません。
むしろ時間が経過して、年式が古くなればなるほどにプレミア(希少価値)が付いて、値段が高騰していくのです。
そのため、まずはこの場合も「12年落ちだし生産終了しているモデルだから」と諦めないで、査定に出してみるのが重要です。
そこまでメジャーな絶版車ではなくても、あなたが思っている以上の査定額が付いて、驚く事になるかもしれません!
年式が古くても走行距離が少なければ高く売れる
査定士が査定額を決める上で、一番重要視するのは走行距離です。
そのため、年式12年落ちの車であっても、走行距離が3~5万キロ未満であれば高く売れる可能性が残っています。
ただし、「走行距離が少ない=あまり乗らないから手入れ(メンテナンス)していない」状態の車だと、査定額がつかない場合があるので注意が必要です。
こちらの場合も車の状態によって値段がつくかどうかが大きく変わるので、まずは査定に出してみましょう!
廃車専門の買取業者であればパーツや資源に値段が付く
事故車(修復歴車)・水没車・不動車のように走行に問題がある12年落ちの車は、査定額が付かないケースがほとんどです。
しかし、廃車専門の買取業者に査定依頼をすると、スクラップ(解体)後の車のパーツや資源に値段が付く場合があります。
もちろん、通常の中古車のように高額査定を狙うのは難しいのですが、廃車に掛かる費用が無料になるなどの嬉しいサービスが用意されている業者も多いのです。
どんなに古く壊れた車でも価値を見出してくれる業者があるので、ぜひ利用してみてください。
それでは次に、実際に12年落ちのような古い車がいくら位で買い取られているのかを紹介します。
12年落ちの車の査定額の一例
ここからは、実際の12年落ちの車の買取額を一部掲載していきます。
・トヨタ/ハイエースの例:査定額87万円
今日は転勤に伴い愛車を売却しようと思い、下取り業者4社に査定してもらいました。12年落ちのVWゴルフGTXですが、走行距離が少なく駐車場も屋根付きだったので塗装の劣化も無くフル装備なので、どの業者も必死に粘っていました。破格の40万円近くの提示も!売るのが惜しくなっちゃった。
— echook (@echook) 2011年3月5日
・フォルクスワーゲン/VWゴルフCTXの例:査定額40万円
今日は転勤に伴い愛車を売却しようと思い、下取り業者4社に査定してもらいました。12年落ちのVWゴルフGTXですが、走行距離が少なく駐車場も屋根付きだったので塗装の劣化も無くフル装備なので、どの業者も必死に粘っていました。破格の40万円近くの提示も!売るのが惜しくなっちゃった。
— echook (@echook) 2011年3月5日
・トヨタ/ノアの例:ディーラ下取り5万、買取業者15万円
シエンタHV-X 購入。トヨタ系でコンペさせ、本体-225、メーカーオプション-10、付属品275から-100、値引合計-335千円、支払額2480千円。下取12年落ちノアは、ディーラー査定50、買取店で150千円の為 後者に売却。最終、値引き-485千円、総支払い額2330千円
— King Big Black (@Pet999King) 2015年12月26日
・トヨタ/カローラの例:査定額4万円
ガリバーで車の査定をしてもらった。
12年落ち、194,400km走行のカローラで、査定額4万円也。これは売るしかないでしょ〜!
(^。^)— kotobuki (@kotobuki399) 2012年3月12日
このように、12年落ちの車であっても諦めずに査定に出せば、数万円~数十万円の値段が付くケースが多いようです。
そのため、やはりどんなに年式が古い車であっても、まずは廃車ではなく査定依頼をするのがおすすめです。
とは言え、査定に出せば必ず値段が付くというわけではありません。
古い車で高額査定を狙うためには、いくつかのポイントがあるのです。
そのポイントについて、この次に詳しく解説しているのでぜひ続けてご覧ください。
12年落ちの車で高額査定を狙う方法
12年落ちの車で高額査定を狙う方法は、大きく分けて以下の2つです。
- 海外への販路を持った買取店を探す
- 複数の買取業者に査定を依頼する
つまり、12年落ちのような年式が古い車は、査定依頼をする買取業者の選び方が重要になります。
とは言え、車の状態などは各家庭によって個人差があるため、具体的にどうやって売却先を選んだら良いのか分かりませんよね。
その方法についてはこの次に一つひとつ解説しているので、ぜひ参考にしてください。
海外への販路を持った買取店を探す
もし海外でリセールバリュー(再販価値)が高い車を所有している場合は、最初から海外への販路を持った買取業者を狙うのがおすすめです。
【海外でリセールバリュー(再販価値)が高い車の一例】
・ヴェルファイア
・ハイエース
・ランドクルーザー
・ハリアー
・レヴォーグ
・ロードスター
・フェアレディZ
・GT-Rなど
とは言え、12年落ちのような古い車は店舗によって査定額が変わるケースも多いので、海外への販路があるという理由だけで売却先を決めるのは危険でしょう。
この後に紹介する「複数の買取業者に査定を依頼する」の方法も同時に実践しておくと、古い車もよりお得に売却できます。
複数の買取業者に査定を依頼する
12年落ちのような古い車だからこそ、他店舗との査定額の比較が必要です。
なぜなら、複数買取業者に同時査定を依頼すれば下記のような嬉しい現象が起き、結果的に損なく1番高く買い取ってくれる業者に車を売却できるからです。
- 愛車の相場感が分かる
- 業者同士で価格競争が起きて、査定額がつり上がる
また、今は一括査定サイトというものがあり、同時査定の依頼や高額の見積もりを掲示してくれる業者のピックアップも簡単にネットから出来ます。
ただし、一括査定サイトは登録後に営業電話が一斉に掛かってくるというデメリットがあるので注意をしてください。
営業電話を避けたい場合には、「ユーカーパック」のように提携元一社との電話連絡で済む査定サイトもあるので、こちらの利用を検討するのもおすすめです。
もし営業電話の段階から価格交渉をしたい場合は、電話連絡が頻繁に来る「カーセンサー」のような一括査定サイトを利用すると満足度が高くなります。
12年落ちの車査定のまとめ
それでは最後に、12年落ちの車査定についておさらいしていきます。
12年落ちの車でも査定額が付く5つの理由
・人気モデルは古くても高額査定になる
・生産終了した絶版車はプレミアが付いて高く売れる
・年式が古くても走行距離が少なければ高く売れる
・廃車専門の買取業者であればパーツや資源に値段が付く
12年落ちの車で高額査定を狙う方法
- 海外への販路を持った買取店を探す
- 複数の買取業者に査定を依頼する
年式が古い車も、商品価値は十分にあります。
売却先を検討すれば、思わぬ価格で買い取ってもらえるケースもあるので、まずは諦めずに査定依頼をしてみましょう!
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中古車を売る際、知り合いの業者や大手業者に依頼する方も多いと思います。 しかし、査定を依頼する業者によって大きく査定額が異なるため、適当に業者選びする事は避けなければなりません。
実際に、他の業者と比べて10万円単位で高く査定をしてもらった事例もある程。 知識が無いと買い叩かれるケースも多く、知恵袋や掲示板などを見ても悪い口コミが多い業者を見かけます。
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- 約30秒の入力で査定の最高額が分かる
- 最大5,000社の価格から比較が出来る
- 大手から地方の会社までネットワーク化
- 1社のみの連絡でしつこい営業・勧誘電話がない
- 相談、業者紹介など完全無料
- ディーラー下取りよりもお得
大きな特徴としては、他の一括査定でも言える事ですが、愛車の最高額が簡単に分かるという事です。 最大5,000の買取業者が入札を行うので、通常に査定依頼するよりも高く売れる可能性があります。
また、ユーカーパックが他の一括査定との大きな違う所は、ユーカーパックからの1社だけなので、沢山の業者の電話が迷惑という事。 しつこい営業もないので、他の一括査定で嫌な思いをしたという方でもおすすめが出来ます。
完全無料で利用する事が出来ますので、中古車の売却を検討している方は試しておいて損はありません。