働く車の中でも、私たちに馴染みのあるタクシー。
多くの人が利用した経験があるでしょう。
最近では、日産の電気自動車リーフを使用したリーフタクシーも話題となっています。
そんなタクシーは、廃車までにどれくらいの距離を走る事が可能なのでしょうか。
今回は、タクシーの廃車までの走行距離や、廃車方法について詳しく解説していきたいと思います。
タクシーの廃車までの走行距離は50万km
タクシーは、毎日人を乗せて走る車です。
タクシー会社でよく採用されているのは、コンフォートやクラウンコンフォートなどのセダンと呼ばれる車ですが、実はタクシー専用に設計されています。
タクシーは乗用車とは違った走り方や頻度で使用しますから、廃車までの走行距離も異なるでしょう。
普通車の寿命は10年10万キロとも言われていますが、タクシーはどうなのでしょうか。
タクシーは、廃車までに平均で約50万kmもの距離を走る事が可能と言われています。
大手のタクシー会社でも、車両が使用されるのは50万kmくらいまでのようです。
これは、安全性を踏まえた数字でもあるでしょう。
また、タクシー専門の買取業者があるのですが、そこでは走行距離が50万kmを超えていても十分に値が付きます。
走行距離ではなく年式で車両の入れ替えをしているタクシー会社も多く、その場合は約5年前後を目安にしている場合が多いようです。
タクシーは、メンテナンスをしっかりと繰り返せば、かなりの長い距離を走る事が出来ます。
過去には、80万kmまで走った車両もあったようです。
とは言え、タクシーとして安全に人を乗せて走れる目安は、50万kmという事でしょう。
タクシーの廃車後の活躍
タクシーは、タクシー会社で役目を終えたからと言って、すぐに解体処分されるケースは少ないようです。
その後は、様々な形で再度活躍するケースが多いと言えます。
廃車と言っても、全てが解体を伴う訳ではありません。
使用しなくなった車の形はそのままに、車籍のみを抹消する一時抹消登録という廃車方法があります。
一時抹消登録をした車は一時的に公道を走れなくなりますが、再登録をする事で再び乗る事が出来るようになるのです。
それでは、タクシーの廃車後の活躍について見ていきましょう。
再度タクシーとして使用される
タクシー会社で一旦廃車になったタクシーは、中古車として再販され個人タクシー等に使用されるケースも珍しくありません。
大手のタクシー会社では入替サイクルが厳しく役目を終えてしまう車両でも、実際は不具合もほとんど無くまだまだ走る事が出来るものは多いのです。
タクシー会社では安全性の確保のために、メンテナンスもしっかりと行われている車が多いと言えます。
ですから、50万km前後走っている車両でも状態の良いものが多く、再販されているのです。
教習車や自家用車になる
廃車になったタクシーは、教習所・自動車学校などの教習車として使用されるケースも少なくありません。
確かにそう考えてみると、教習車のフォルムはタクシーとよく似ています。
タクシー専用に作られたゆとりのある車内や安定感のある走りは、教習所でも多くの人の役に立っているのです。
ただし、特殊な整備を搭載しているのが教習車の特徴。
教習車になった後は、残念ながら解体を伴う廃車処分になるケースが多いようです。
また、何度かタクシーとして使用された後に、乗用車として引き取られる事も少なくありません。
海外に輸出される
日本製の車は、実は海外で非常に人気があります。
日本製品は性能が良く安全性が高いという印象は、車にも当てはまるのです。
また、日本は車検制度が厳しい事や新車に乗りたいという人が多いため、廃車は10年10万キロとも言われています。
しかし、車検がそこまで厳しくない国や、ヴィンテージという文化のある海外では、過走行車でも十分に価値があるのです。
廃車済みのタクシーも、その一つと言えます。
50万km以上走っていても海外で高値で取引され、長く愛されているタクシーは数多く存在します。
タクシーも廃車買取が利用できる
タクシーを廃車にするには、何か特殊な方法が必要なのではないかと思う人もいるかもしれません。
しかし、タクシーの廃車は、普通自動車の廃車手続きと同じ方法で出来ます。
個人タクシー等を廃車にしたい場合は、管轄の運輸支局で手続きを行いましょう。
必要書類は普通自動車の場合と変わりませんが、法人名義車両の廃車時には履歴事項全部証明書が必要です。
最寄りの法務局で交付してもらいましょう。
しかし、タクシーを自分で廃車にするのは非常に手間も時間も掛かります。
実は、タクシーの廃車にも、廃車買取業者が利用できるのです。
廃車買取を利用すれば、面倒な書類上の手続きや車両の運搬・解体や還付金の申請まで、その全てを無料で代行してくれます。
さらに、ディーラーや中古車販売店で査定不可となった車でも、車両本体に値が付く事は珍しくないのです。
普通自動車の廃車手続きに必要な書類等については、こちらの記事をで詳しく解説しています。
廃車とタクシーのまとめ
タクシーの廃車までの走行距離は、平均で約50万kmほどです。
大手のタクシー会社でも、50万km前後で車両を入れ替えている所が多いと言います。
タクシーは、メンテナンスをしっかりと繰り返せば、更に長い距離を走る事が出来ます。
ですから、50万km前後の走行距離で一旦廃車となったタクシーは、すぐに解体される事は少ないようです。
廃車後のタクシーは、中古車として再度個人タクシー等で活躍する事があります。
また、自動車教習所の教習車や乗用車として使用される事も珍しくありません。
タクシーは、基本的には普通自動車と同じ手続きで廃車にする事が出来ます。
しかし、法人名義車両の場合、履歴事項全部証明書の提出が求められますので覚えておきましょう。
面倒な廃車手続きを省きたい方は、廃車買取業者も利用出来ます。
廃車に関わる手続きや解体などを、全て無料で代行してくれます。
その上、廃車寸前の車にも値を付けてくれる事が多いため、非常にお得なのです。
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