スポーツカーは廃車になりやすい！その理由や処分方法

数ある車の中でも、スタイリッシュで高級感あふれるスポーツカーは多くの人の憧れでしょう。
一度は高級スポーツカーに乗りたいと考えている人もいるのではないかと思います。

しかし、実はスポーツカーは廃車になりやすいと言われています。
また、維持費も一般的な乗用車に比べて高いのです。

そこで今回は、スポーツカーが廃車になりやすい理由や、スポーツカーの処分方法などについて、詳しく解説したいと思います。

スポーツカーが廃車になりやすいのは事故が多いから

スポーツカーは、比較的廃車になりやすいと言われています。
その理由は、他の車種に比べて特性上事故を起こしやすい事が挙げられます。

スポーツカーと言うと、物凄いスピードで走るというイメージを持っている人も少なくないでしょう。
万が一ぶつかってしまったら、相当の衝撃を受ける事が予測できます。

ここからは、なぜスポーツカーに事故が多いのかについて見ていきましょう。

高い運転技術が必要

スポーツカーは、その走りやスピード感が人気のポイントですが、その分高い運転技術が必要でもあります。
少し踏み込めばかなりのスピードが出ますから、運転に慣れていなくても高速走行になってしまう可能性もあるのです。

また、スポーツカーが好きな人はスピード感やスリルを味わうために、サーキット等でドリフト走行やスピンをするのも楽しみの一つでしょう。
しかし、その分事故を起こした場合には損傷も激しくなるケースが多く、結果的に廃車になる確率が高いのです。

故障しやすい操作をする

前述したように、スポーツカーを運転する際には、スピードを出したりドリフト走行などをする人は少なくありません。
スポーツカーは非常に性能が高く、言わばそれが大きな魅力なのです。

とは言え、そのような操作ばかりしていると、その分車には負担が掛かります。
負担が大きくなってくると、故障や不具合の原因になるのです。

一般的な乗用車に比べ、スポーツカーは車体に負担が掛かりやすい操作をするため、廃車になるケースも多いと言えます。

維持費が掛かる

高級感あふれるスポーツカーは、維持費が掛かるのがデメリットと言えます。
ガソリンはハイオクを入れなくてはならなかったり、エンジンが高出力な分燃費も悪いのです。

また、部品にも負担が掛かりやすく定期的なメンテナンスが必要なため、その部分でも維持費が多く掛かります。
しかし、高額な維持費を算出できる人ばかりではないでしょう。

中には、メンテナンスを怠る人も少なくないのです。
その結果、車に故障や不具合が起き、通常よりも早く廃車になりやすい状態になってしまうケースがあります。

スポーツカーは維持費が掛かりますが、メンテナンスを怠っていると様々な危険を招き兼ねません。

スポーツカーの廃車方法

スポーツカーは様々な理由から、一般的な乗用車よりも廃車になりやすいと言えます。
事故や故障などで車体の損傷が大きい場合は、解体を行った後に運輸支局で永久抹消登録という廃車手続きを行います。

もう2度と乗れなくする方法で、一般的に廃車というと多くの人がイメージするのがこの永久抹消登録という方法でしょう。
しかし、廃車には2種類の方法があります。

車はまだ使用出来ても、しばらく乗らない場合やスポーツカーの場合は、乗らずに飾っておきたいという人もいるでしょう。
そんな時に自動車税を止める事が出来るのが、一時抹消登録です。

車に乗らない間、一時的に廃車にでき、再登録を行えば再び公道を走らせる事が出来ます。
一時抹消登録も、管轄の運輸支局で手続きを行います。

抹消登録の手続き方法については、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみて下さい。

　廃車手続きを自分でやると損！費用や必要書類まとめ

ここからは、スポーツカーの廃車方法について、詳しく解説していきます。

解体業者へ持ち込む

スポーツカーを廃車にするには、解体業者やスクラップ業者へ直接持ち込むという方法があります。
その際、お金を支払ってくれる業者も多く存在します。

車は廃車寸前であっても、まだ使える部品を取り外して売却したり、残った鉄くずをリサイクルする事によって利益が出るのです。
つまり、解体業者やスクラップ業者にとっては、ボロボロの車でも価値があります。

ただし、不動車の場合はレッカーなどの引き取り費用が掛かる可能性も考えられます。
また、業者の中には個人の依頼を敬遠して、引き受けてくれない業者もあるのです。

スポーツカーを持ち込みたい場合は、事前に可能かどうかを確認しておきましょう。
なお、解体業者やスクラップ業者は車の解体はしてくれますが、書類上の廃車手続きは代行してくれません。

書類上の手続きは、自分で行わなければならないという事を覚えておきましょう。
解体業者へ直接車を持ち込む際は、こちらの記事も参考にしてみてください。

　車をスクラップする時に得する方法！買取相場はいくら？

廃車買取がおすすめ

スポーツカーを廃車にしたいのなら、業者に手続きを依頼するという方法もあります。
ディーラーや中古車販売店は、車の解体はもちろん、書類上の廃車手続きも代行してくれます。

また、一時抹消登録なら行政書士に依頼するというのも方法の一つです。
ただし、これらの業者や専門家に廃車代行を依頼する場合、代行手数料が掛かる場合がほとんどでしょう。

そこでおすすめなのが、廃車買取業者です。
廃車を専門に扱う買取業者なら、解体や不動車の運搬、書類上の手続きなど全てを無料で代行してくれます。

廃車買取業者は、解体業者のように廃車のまだ使用できる部品やパーツを取り外して売却したり、鉄のリサイクルによって利益を上げています。
また、日本車人気の高い海外への販売ルートを持つ業者も多く、ボロボロの車からも多くの利益を得る事が出来るのです。

ですから、廃車買取業者は廃車寸前の車にも、高値を付けてくれる事が珍しくありません。
お金や手間を掛けずにスポーツカーを廃車に出来る上、車両にも値が付く可能性の高い廃車買取業者は、断然お得と言えるのです。

廃車とスポーツカーのまとめ

スポーツカーはこのような理由から、一般的な乗用車と比較して廃車になりやすい傾向にあります。

• 運転が難しい
• 故障しやすい操作をする
• 維持費が掛かるためメンテナンスを怠りやすい

その性能の高さから、高度なドライビングテクニックを必要とします。
スピードが出やすいため、事故を起こした際の衝撃のリスクも高く、車が損傷しやすいのです。

また、燃費が悪く十分にメンテナンスが出来ていないケースでは、度々不具合が起こる事もあります。
このような様々な理由から、スポーツカーは廃車になりやすいのです。

スポーツカーを廃車にするのなら、解体業者に直接持ち込む方法や業者に売却する方法があります。
しかし、解体業者は廃車に関わる書類上の手続きは代行してくれません。

ディーラーや中古車販売店では書類上の手続きもしてくれますが、代行手数料が掛かるケースがほとんどです。
おすすめなのは、車の解体や運搬、書類上の手続きなどの全てを無料で代行してくれる廃車買取業者。

様々な方法で廃車からも高い利益を得られる廃車買取業者は、ボロボロの車でも高価買取をしてくれる可能性があるのです。
スポーツカーの廃車をお考えの方は、一度査定を受けてみると良いでしょう。

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