下取りする車の自動車税

「車を下取りに出す際に、自動車税は還付される」
ネット上では、上記のような情報をよく目にする事があります。

しかし、実際には還付される(公的にお金が戻ってくる)わけではなく、そのあたりの事実が曖昧に表現されている事が多いのでしょう。
そこで今回は、車を下取りに出す上で最低限抑えておいた方が良い、自動車税を含む税金についての情報を分かりやすく解説していきます。

これから車を下取りに出したい人向けに、重要なポイントだけをピックアップしたので、ぜひ役立てていたければ幸いです。

下取り車の自動車税!還付されないけど査定に上乗せされる

冒頭でもお伝えした通り、車を下取りに出しても先払いしていた分(未経過分)の自動車税が、あなたに直接還付(返金)される事はありません。
しかし、ほとんどの場合は、下取り先(ディーラーなど)から未経過分の自動車税分を査定額に上乗せしてもらえます。

つまり、たとえ自動車税を支払ってすぐに車を売却しても、あなたが金銭面で損をする可能性は低いのです。

それでは次に、どんな状況であればあなたが還付金を受け取る事が出来るのかについて、詳しく解説していきます。

自動車税が還付されるのは原則自分で廃車にした時のみ

自動車税の還付金を直接受け取る事が出来るのは、原則自分で車の廃車手続きをした時のみです。
とは言え、以下の3つの点から特別な事情がない限り、自分で廃車手続きをするのはおすすめ出来ないでしょう。

・下取りに出しても、ほとんどの場合は未経過分の自動車税は査定額に上乗せしてもらえる
・下取り額0円の車でも、売却先を変えれば数万円前後で買取してもらえる可能性がある(中古車or廃車専門の買取業者でも見積もりを取ってみるのがおすすめ)
・廃車手続きを自分ですると、レッカー代などで逆に支出が増えてしまう可能性がある(査定額0円の車でも買取業者に頼めば、無料で廃車手続きを代行してもらえるケースがある※)

※下取り(買取)先に廃車を依頼する場合は、廃車の代行費用として未経過分の自動車税額が相殺されるケースもあります。費用の内訳は事前に業者に確認するようにしましょう。

自動車税の年額早見表と上乗せ額の計算方法

ここからは「自動車税の年間納税額」や「下取り時に上乗せされる額の計算方法」について、ご紹介していきます。

【自動車税の年額早見表】

総排気量 年間納税額※
1リットル以下 29,500円
1リットル超~1.5リットル以下 34,500円
1.5リットル超~2.0リットル以下 39,500円
2.0リットル超~2.5リットル以下 45,000円
2.5リットル超~3.0リットル以下 51,000円
3.0リットル超~3.5リットル以下 58,000円
3.5リットル超~4.0リットル以下 66,500円
4.0リットル超~4.5リットル以下 76,500円
4.5リットル超~6.0リットル以下 88,000円
6.0リットル超 111,000円
軽自動車 一律10,800円

※エコカー減税適用前の納税額

【上乗せ額の計算方法】

年間の自動車税額÷12(ヵ月)✕廃車した翌月※から3月までの月数=自動車税還付額(※100円未満切り捨て)

※車は下取りに出した後に、下取り先で一時的に廃車手続きをされるケースが多いのです。計算したい場合には、廃車になる予定の月を下取り先に聞いておきましょう。

損をしたくないならディーラーに査定額の内訳を確認しよう

車を下取りに出す際は、事前に売却先に「未経過分の自動車税はどうなりますか?」と確認をとり、査定額の内訳を説明してもらうのがおすすめでしょう。
なぜなら、以下の2つの点から、状況によっては損をしてしまうケースがあるからです。

・公的には、未経過分の自動車税を査定額に上乗せしなければならないといった決まりがあるわけではない(下取り時に上乗せするのが通例ではあっても、強制力はない)
・質が悪い業者に引っかかると、査定額に未経過分の自動車税分が含まれていないケースがある(違法ではないため、通例を無視して未経過分の自動車税を業者の取り分にしようとする場合がある)

下取り時に知っておきたい自動車税以外の税金や保険

下取り時に知っておきたい自動車税以外の税金や保険

下取りの際に知っておきたい自動車税以外の税金や保険は、以下の通りです。

・自動車重量税(車検時にまとめて2~3年分を支払っている)
・リサイクル料金(車の購入時に支払っている)
・自賠責保険料(車検時にまとめて2~3年分を支払っている)

また、人によっては以下の2つの税金についても知っておいた方が良いケースがあるでしょう。

  • 消費税
  • 所得税

それでは次に、それぞれの税金が車を下取りに出す際にどう関係してくるかについて詳しくご説明していきます。

自動車重量税・リサイクル料・自賠責保険料はどうなる?

車を下取りに出す際に、今まで先払いしていた3つの税金がどうなるかは以下の通りです。

自動車重量税

基本的には、車を下取りに出す際に未経過分の自動車重量税が返金される事はありません。
ただし、下取り先によっては車検の残存月数に応じた額を査定時に上乗せしてくれる事があります。(※必ず全額戻ってくるわけではありません)

リサイクル料

リサイクル料金はほとんどの場合、下取り時に返金されます。
下取り先によって、査定額に上乗せされるケースや別途支払われるケースがあります。

そのため、気になる場合は査定時に、リサイクル料金がどうなっているかを確認しておきましょう。

自賠責保険料

基本的には、車を下取りに出す際に未経過分の自賠責保険料が返金される事はありません。
ただし、下取り先によっては残存月数に応じた額を査定時に上乗せしてくれる事があります。(※必ず全額戻ってくるわけではありません)

車下取り時に消費税や所得税が課せられる人

車を下取りに出す際に、消費税や所得税の課税対象になるのは以下のような人達です。

消費税

業者として、車を転売目的で売却しようとした場合に課税されます。
ただし、一個人が買い替え(乗り換え)のために車を下取りに出す場合は、課税対象になる事はありません。

所得税

下取りに出す車を主に「レジャー」や「仕事」の目的で使用していた場合、下取りによって利益を得ると、課税対象になるケースがあります。
ただし、「通勤用」「通学の送迎」「買い物」など、主に生活に関係する用途で車を使用していた場合は課税対象にはなりません。

自動車税が未納だと車を下取りに出せない可能性も

自動車税が未納だと車を下取りに出せない可能性も

車を下取りに出す際に、自動車税が未納のままだと車を下取りに出せない可能性があります。
なぜなら、自動車税が未納の状態だと、車を買い替える際に必須とされる「名義変更の手続き」が出来なくなってしまうからです。

ただし、車を売りたいけど滞納した自動車税を支払うお金が手元にないという場合は、ディーラーが下取り価格から滞納した税金分を天引きする形で手続きを進めてくれる事もあります。
店舗によっては未納の自動車税があると、下取りに応じてもらえない場合も考えられるのです。

そのため、事前に「自動車税を滞納しているけど、車は下取りしてもらえるか」については確認を取るようにしましょう。

車を下取りに出す際は自動車納税証明書の提出が必要

車を下取りに出す際は、自動車税が未納ではない事を確認するために、ディーラーから「自動車納税証明書※」の提出が求められます。
ただし、自動車納税証明書はレシートと一緒に捨ててしまったり、保管している間に紛失してしまっていたり、手元にないケースも多いもの。

そういった場合は、自動車税を納めた都道府県の税事務所・軽自動車の場合は市区役所の窓口で再発行してもらえます。(必要書類と返信用封筒を用意すれば、郵送でも対応してもらえます)

※自動車納税証明書とは…自動車税をコンビニなどで納付した際に控えとして渡される、受領印が押された納税を証明する長方形の紙の事。

3月・4月の年度をまたぐ下取り車の自動車税には注意

3月・4月の年度をまたぐタイミングで車を下取りに出す場合は、以下の2つの理由から自動車税に注意が必要です。

年度をまたぐと税制改正される事がある

新年度に切り替わるタイミングは、すなわち税制が改正されやすいタイミングです。
そのため、仮に税制改正があると、制度の変更内容によって下取りする(買い替える)タイミングでお得なのが、旧制度の3月と新制度の4月で変わってしまう事があります。

その時期に車を下取りに出す予定の方は、税制改正の可能性がある事を頭に入れておき、ニュースなどをチェックしておくのがおすすめでしょう。

下取りに出した車の自動車税の納付書が届く場合がある

車を下取りに出して新車に買い替えた時期が2月か3月頃だった場合、下取りに出した車と新車、2台分の自動車税の納付書があなたに届く場合があります。
こういったケースでは、ディーラー側で下取りに出した車の名義変更の手続きが遅れている可能性が高いので、まずは下取り先に連絡を入れて状況確認をしてみましょう。

下取り車と自動車税のまとめ

下取り車と自動車税のまとめ

ほとんどの場合、車を下取りに出す際に未経過分の自動車税は査定額に上乗せされます。
そのため、どんなタイミングで車を下取りに出しても、未経過分の自動車税については損をする可能性は低いでしょう。

ただし、自動車重量税や自賠責保険料は、査定時に上乗せされないケースもあります。
もし損をしたくないのであれば、車検前ギリギリのタイミングで下取りに出すのがおすすめです。

また、自動車税については未納のままだと下取りに出せないケースもあるため、滞納分は早めに支払っておくと良いでしょう。
3月・4月の年度が切り替わるタイミングは、税制改正や納付書などで戸惑う事も多いと言えます。

しかし、基本的にはディーラーに確認をとれば、問題なく車を下取りに出せるはずです。

最大5,000社の公開入札で最高額が分かる【76万円も高くなる!?】

中古車を売る際、知り合いの業者や大手業者に依頼する方も多いと思います。
しかし、査定を依頼する業者によって大きく査定額が異なるため、適当に業者選びする事は避けなければなりません。

実際に、他の業者と比べて10万円単位で高く査定をしてもらった事例もある程。
知識が無いと買い叩かれるケースも多く、知恵袋や掲示板などを見ても悪い口コミが多い業者を見かけます。

ユーカーパックの一括査定

【ユーカーパックで適正価格診断】

  • 約30秒の入力で査定の最高額が分かる
  • 最大5,000社の価格から比較が出来る
  • 大手から地方の会社までネットワーク化
  • 1社のみの連絡でしつこい営業・勧誘電話がない
  • 相談、業者紹介など完全無料
  • ディーラー下取りよりもお得

大きな特徴としては、他の一括査定でも言える事ですが、愛車の最高額が簡単に分かるという事です。
最大5,000の買取業者が入札を行うので、通常に査定依頼するよりも高く売れる可能性があります。

また、ユーカーパックが他の一括査定との大きな違う所は、ユーカーパックからの1社だけなので、沢山の業者の電話が迷惑という事。 しつこい営業もないので、他の一括査定で嫌な思いをしたという方でもおすすめが出来ます。

完全無料で利用する事が出来ますので、中古車の売却を検討している方は試しておいて損はありません。

>>約30秒で車買取の最高額が分かります。